2008年06月12日
カム・テイスト・ザ・バンド/ディープ・パープル 1975/10
カム・テイスト・ザ・バンド
ディープ・パープル
1975/10
そりゃも大事件です。
パープルから、リッチー先生が抜けちゃったてんですから。
好き嫌いはともかくどこかでロック基本バンドだったパープルの大事件。
あたふたしてるうちに届けられたニュー・アルバム。
誰なんだ新しい人は??
トミー・ボーリン?
知らない。高校入試を控えてのんびりしてた中学生なんぞで知ってるわけねえ。
で、聴いて素直に聴けるはずもなく、何じゃこれで終わってしまった。
おまけに来日で当のトミーさんポカしちゃったの報。おまけにあっとゆうまに解散。
おまけにおまけにトミーさん、富墓林になってしまって何とも言いようが無く。
年月が経つ。
大方の方は、程無く売っぱらってしまわれたと思われますが、何の因果か大の大人になってもロックってる方々の中にはふとうっかり買い戻してしまった方も。
そして、これまた大方の方は・・「あ、なかなかいいじゃん。」。あ、私もそれ混ぜて。
昔、何じゃこりゃと一度耳が決めてしまった手前、まだ素直じゃないよ。あはは。
さらに深く聴き直さば・・・・・
「なかなかなんて上から目線でモノ言ってすんませんでした。これ、いや御このアルバムウルトラ傑作盤です。
私の耳が未熟で未熟者でした。まことに平に平にご容赦、手をついて謝ります。どうも申し訳有りません。」
だーーー。
いまさら遅いよーー。
当時、同じく耳強情になってしまった全世界のファンの為に解散余儀無くされたんだもんなあ。
トミーさん、それを背中に背負って天界へ召されたし。
ひたすら懺悔と改めての感謝するしかなし。
パープル史上、こんなに一致団結ビートで迫ってるのは、第一期以来じゃないでしょうか。
腹決めて、曲作りを新加入三人組、カバさん、グレンさん、そしてボーリンさんにほとんど任して、
前作から引き継いだハード・ファンキー・ロック路線まっしぐら。
一方、前からのファンの為に、カミン・ホームなんて配慮してくれ、トミーさん誠心誠意の真心速弾き。
上手いだけで無く、指の血管の血液が音に出てます。
基本は2曲目のレディ・ラック調で揃えて、B面、グレン氏歌唱のあの異彩曲・・・・
30年超経って眩し過ぎます。
万事流転すのラスト・・・それはその通りなのに。
もちろん虹の要素はこれぽっちも無い。
一致団結し過ぎて、パープルオハコ格闘ハード・ロックの醍醐味もねえ。
メンバー各人立つことも無い。
まさにバンドを味わえ。
ジョン・ロードさんは後に”パープル名義で出さないほうが良かった”と仰ったそうすが、
胸を張って、これは第4期パープルだって、どうか言って下さい。
70’sオヘソの年に出たこのどんぴしゃだったアルバム。
今更叶わぬ夢なれど、4期2枚目のアルバムを夢見ます。
はたしてどうなっていたんでしょうか。
それ思い
これからも失くしてた何十年分、伺って味合わさせていただきます。
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カム・テイスト・ザ・バンド(紙ジャケット仕様)
Come Taste the Band
ろっくす特製でかいジャケットのページ也。
Deep Purple - Lady Luck
http://jp.youtube.com/watch?v=QgKn2VARUJ0
Deep Purple - Comin' Home - Drifter
http://jp.youtube.com/watch?v=dVIkw7YZnJQ
tommy bolin with deep purple live
http://jp.youtube.com/watch?v=Squ4C6919aY
Tommy Bolin - Wild Dogs
http://jp.youtube.com/watch?v=991exg0Wt4k
Tommy Bolin / Billy Cobham-Spectrum 1
http://jp.youtube.com/watch?v=bbLjObdYWhQ
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(山)2008.6.12
↑当時ML誌レビュー
ろっくすパープルのページ
資料
英語資料
English Here
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いやこのアルバムこそ今聞いても味がある。
しっかり堪能したいから、俺もこの機会にCD入手しよ。
何故もう1枚出さなかったでしょうね。このメンバー構成いいとおもうんだけどね
2枚続ければ・・・
また評判も変わって来たかも。
逆にいやー、それほどバッシングがキツかったんでしょうけど。
これがDeep Purpleの冠が無ければ、相当高い評価を得ていたことは間違いないと思うわけで。
2作目が世に出てこなかったのは、トミー・ボーリンのドラッグとジョン・ロードの喪失感でしょうね。1期から2期に移るときにリッチーとジョンの間で色々音楽性について確執があったと思いますが、そのリッチー亡き後のDeep Purpleの方向性もやる気をなくしたのかなと。
リッチーのハード・ロックへの移行があってもベースにクラッシックの素養は残っていましたが、デビカバ+グレンのファンク志向からはそれも無かったということで。むしろ冠が無かったら受け入れられたのかもと思う次第です。
私も、リトル・フィートはローウェル氏亡きあとは、複雑な思い持ったりしてます。
出来と好みとは別だし、
抜けてもやらねばならないメンバーの立場も有るし、エプソムカップぐらい難解すが、
とにもかくにも
わたしにはこの味わいパープルがこの歳になって味わえるようになったことが幸せです。