
誇り高き戦い
アイアン・メイデン
1982/2/12
♪がががが、がががが、がががが、がががが♪
「うおー、メタル・イズ・ルール!」

「誰?」
「誰って、80’sのレコ屋さんだぞ。うおー鋼鉄

「えー!おいちゃん、何そのカッコ。いくら暑いからって腹出してると風邪ひくよ。」
「うおー、今日はメタル販売すっからメタル仕様にしたのだ、似合う?」
「全然。」
「きー、ワシはめげん。メタル・イズ・ウルトラ!メイデン・イズ・ゴッド!
とゆうことで本日の80年代お宝はーーーー
誇り高き戦い〜Run To The Hills
アイアン・メイデン
1982年2月12日発売。来る3月29日に出る3枚目のアルバム
”魔女の刻印”訳して”The Number of the Beast”に入っているのだ。です。」

「おいちゃん、無理してない?」
「あ、ちょっと。うおー、5枚目のシングルにして速攻2月20日に英国チャート33位で初登場、以後19-11-7-13-15-32-38位。
最高位7位と初ベスト10ヒットになったのだ。凄いだろ。うおー。」
「・・・・」
「凄いのだ。しかも何とヴォーカルが変わったんだぞ。サクソンからブルース・ディッキンソンさんを迎えました。
アルバムには”プリズナーNo.6”に捧げた”ザ・プリゾナー”も入ってます。ああ、訳してぇ。
はともかく、
誇り高き戦いっ
イントロのヒントはバズコックスの”オートノミー”だってさ。嬉しーー。ぎゃあ。
ほーれ、ジャケには御馴染みエディちゃんが大活躍。いいでしょこれ?」

「怖いよーー


「おわわ、お子様を泣かせちゃったよ

いえー、それほどインパクト大。夜泣き疳の虫にアイアン・メイデン。現代のなまはげアイアン・メイデン。
レッツラ・ごー!」

♪
白人が海を越えてやって来た
ヤツは我らに苦痛と悲惨をもたらした
ヤツは我らの部族を殺した
ヤツは我らの掟をも殺した
ヤツはてめえの欲のため我らの生き様を奪った
我らはヤツととことん闘った 懸命に戦ったのだ
荒野にて、我らはヤツを地獄へ叩き落した
だがあまりにも仰山、我がクリー一族への刺客
おお、我らに自由への道はあるのか?
砂塵と不毛な荒野を駆け巡る
ひたすら荒野を駆けるのだ
我らインディアンはヤツラの穴に落とし込まれる
ヤツラ自身の流儀でヤツラと闘う
自由の為の戦い ヤツラの背中に一突き
女子供でさえ弱々しくも攻撃するのだ
丘に向かって走れ
自分の命の為に駆けろ
丘に向かって走れ
自分の命の為に駆けろ
荒野の中の騎兵隊
ゲームで狩をし殺戮す
女子を陵辱し、男を奴隷にする
ふがいないインデアンだけがいいインディアン
ヤツラにウイスキーを売り、ヤツラから金をいただく
若い者らを奴隷にし、古きものは破壊するのだ
丘に向かって走れ
自分の命の為に駆けろ
丘に向かって走れ
自分の命の為に駆けろ
ギタア

いえええええええええええ、おおおおおおおおおおおお
丘に向かって走れ
自分の命の為に駆けろ
丘に向かって走れ
自分の命の為に駆けろ
丘に向かって走れ
自分の命の為に駆けろ
丘に向かって走れ
自分の命の為に駆けろ

♪
「歌詞はいたって真摯、真面目なんだよなあ。
理不尽に直面しては、逃げること、卑怯に有らず勇気なり、を宣言しております。
坊主、怖かったか?」
「うん、怖い。」
「ま、今はな、そんなこたあ考えずにただ遊んでればええ。
大人になってな。もしこの歌のような悪逆非道な連中に出くわしたら、
思い出すが良い。そして
一挙果敢にトンヅラするのだぞ。」
「うん、わかた。
あ、
あそこ。また代官が血相変えてやって来たよ。」
「ぎゃ、また捕まってしまう。ここはひとまず退散。ひえーーー。
あ、レコ置いとくから、村の衆に売っておいておくれー。」
「僕の取り分は?」
「ん、何をこんな時に。しっかりしたガキだな。サブロクでどーだ?」
「ゴーゴー。」
「ええい、いいやそれで。頼んだぞー。来週受け取りに来るから使っちゃうなよー。

(山)2008.6.13
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魔力の刻印
The Number of the Beast

ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

Iron Maiden - Run to the Hills
http://jp.youtube.com/watch?v=WA3CWeNV3vk
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ろっくすべすとヒット80’sのページ
資料
資料(英版)
The English translation page : here.
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