2008年07月01日

アイル・テイク・ユー・ゼア/ザ・ステイプル・シンガーズ 1972

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アイル・テイク・ユー・ゼア
ザ・ステイプル・シンガーズ
1972


毎週火曜は”大切な歌”と称して、普段でも充分に勝手書かせてもろうてるのに、
それに輪をかけて勝手させてもろうて、射手座のA型、言葉が足りず、誤解されまくり、
知らんまに意図せず不遜なこと書いてるてば、そんなつもりは無いんです。
最初に謝っておこう。

すいません。もうやだ〜(悲しい顔)

讃えさせていただきます。わーい(嬉しい顔)

アイル・テイク・ユー・ゼア
ザ・ステイプル・シンガーズ


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父ポップス、娘三人からなりますソウル・グループです。
元ちゃきちゃきのゴスペル一家達で、1970’s初頭下界に降りて来てくれてあのSTAXレコードにて怒髪天を突くウルトラ・ソウルをかましてくれました。
その中でもいっちゃん、好きでこれぞソウル快感のすべてじゃの歌がこれ。
1972年に何と全米ナンバー1になったのだ。
R&Bチャートはもちろん、ポップ・チャートでも。
とにもかくにもまずは是非試聴してみておくんなさいまし。



うおおお、たまらん。初めて聴いたのはいつだったろう。一発でやられました。
そして沸き起こる謎、そして謎。
何なんだこのビートは????。レゲではないか。何でレゲエなんだろう。
その点素晴らしい時代です。調べたら少しわかって来た。
元ネタがあります。
1969年にイギリスで最高位9位にまで上がったスカ・インスト、ハリー・J・オールスターズのリクイデイター。

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実は正体はリー・ペリー氏率いるアップセッターズではないかって言われておるバンドでして、その曲のイントロ、パクって、
そこから発展して出来たようです。作者はSTAXの副社長アル・ベル氏。黙ってればわからんさてか。
メイン・ヴォーカルは、メイヴィス・ステイプル嬢。絶妙に絡むギターは父ポップス。
そしてキモのリズムはーーーー

マッスル・ショールズ・リズム・セクション、
すかこんこんドラムス、ロジャー・ホーキンス氏
ぼんぼんぼんベース、デヴィッド・フッド氏
お嬢に煽られまくってるピアノは、バリー・ベケット氏、
ラッパ隊は、メンフィス・ホーンズ


これにて既に名が上がってるのにさらに名を上げて全世界ミュージシャン垂涎の場所となり、詣でる数、数知らず。
さすれば何と申しても歌、
こんなん唄ってますけど

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おーおー
むう
私は場所を知ってる
皆が泣いている
みんなが心配してる
誰も笑い顔ではない
ぷんぷん
のおのお
黒の人々に嘘をついている
助けて さあ さあ
誰か 私を助けて 今
(私がそこに連れて行きましょう)
助けて
(私がそこに連れて行きましょう)
今、助けて
(私がそこに連れて行きましょう)
おーう
(私がそこに連れて行きましょう)
おーう、どうか
(私がそこに連れて行きましょう)
どうか連れてって
(私がそこに連れて行きましょう)
おおお、あなたをそこに連れていかせて
(私がそこに連れて行きましょう)

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あなた、あなたのピアノを弾いてちょうだい、今
おーらい
ああ

うあ、かもんな 弾いて、弾いてそれを
パパ、パパ、パパ

うーのう
おうらい、なう
ベイビー、簡単、今
さあ、かもん、リトルパパ

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だむだおんどん
打って打って
ああああああ
私はそこを知っている、全部
(私がそこに連れて行きましょう)
皆が泣いている
(私がそこに連れて行きましょう)
みんなが心配してる
(私がそこに連れて行きましょう)
誰も笑い顔ではない
(私がそこに連れて行きましょう)
ああ
黒の人々に嘘をついている
(私がそこに連れて行きましょう)
おう
(私がそこに連れて行きましょう)
おうお
(私がそこに連れて行きましょう)
慈悲を 慈悲を 慈悲を
(私がそこに連れて行きましょう)
慈悲 慈悲
(私がそこに連れて行きましょう)
私を
(私がそこに連れて行きましょう)
おうおう
(私がそこに連れて行きましょう)
おはああはうははあ
(私がそこに連れて行きましょう)
ただ手を取って連れてって下さい
(私がそこに連れて行きましょう)
私に
(私がそこに連れて行きましょう)
私に私に私に導かせて
(私がそこに連れて行きましょう)
私にあなたをそこに連れていかせて
(私がそこに連れて行きましょう)
私にあなたをそこに連れていかせて
(私がそこに連れて行きましょう)
誰も笑っていない
(私がそこに連れて行きましょう)
ここから上に 黒の人々に嘘をついている
(私がそこに連れて行きましょう)
あなたはそうすべき、そうすべき、すべき、私にそうさせて
(私がそこに連れて行きましょう)
おうおう
おーらい
おうお−
(私がそこに連れて行きましょう)
先導させてください
(私がそこに連れて行きましょう)



途中、どこがどこだかわかんなくなっちゃったよ。
どこに連れてってくれるのでしょう?
いいところじゃないんでしょうか?

Lyin' to the races

ここがキモなんすが、どう解釈するか?それが問題。”人種”=the races。嘘をつく。
それともまるで別な意味か?

うーむ、いまだに謎だ。
しかし、聴かば、確実にそこに連れてかれます。否応無しに。

そしてこの歌を挟んで、一世代後には、スペシャルズが”リクイデイター”をそのイントロ無しで高速カバー。
遥か彼方でつながる音楽の三者面談。

ああ眩暈がしてきた。


(山)2008.7.1

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Bealtitude: Respect Yourself (Stax)

ヴェリー・ベスト・オブ・ステイプル・シンガーズ

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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Harry J Allstars - Liquidator
http://jp.youtube.com/watch?v=SdAcG24iI_w

The Specials - Longshot / Liquidator / Skinhead Moonstomp
http://jp.youtube.com/watch?v=yUyA1Dk62ck

The Staple Singers - I'll Take You There (single)
http://jp.youtube.com/watch?v=zXvKRZRofDE

The Staple Singers - I'll Take You There (1972)
http://jp.youtube.com/watch?v=qKj72gJrROY

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資料

英語資料

English Here

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posted by 山 at 08:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 大切な歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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