2008年07月10日
ドロー・ザ・ライン/エアロスミス 1977/12/1
ドロー・ザ・ライン
エアロスミス
1977/12/1
ロックだ。
本人たちも言っておる。ロックス。
そして次のアルバムは、LP帯の叩きに有り。
”ついにエアロスミスはここまで来た!”
ドロ−・ザ・ライン〜もーぎりぎり
1977年12月1日発。
CDリマスター殺しなり。
製作のジャック・ダグラス氏、10数本のマイクをドラム・セットのおっ立て、これじゃないあれじゃないと凝りに凝った上でこの音だぜ。
ぐょしょぐょしょのどがどが。
音塊どがーん。
ロックでいい音ってのはこれだと確信し、ぎりぎり発禁寸前まで至る。
ま、普通の神経の野郎なら、いわゆるオーディオ的にいい音がいい音じゃん。
明瞭かつ全音域かつ綺麗、それ以外何があるの?てば思うに、ロック野郎は普通じゃないのだ。
これがいい音。ロウファイ?何それ?ロックではこれがハイファイ。当たり前だのクラッカー。
だもんでね。
”圧倒的に音質向上した徹底的リマスターにてCD化!”。有り得ません。
どうすりゃいいの、再発担当者?
簡単明瞭、そのままCD化すりゃあいいのだ。
これでもーぎりぎりなんだから。
第一期エアロのどん詰まりアルバムともなったのも、ですから無理無きことです。
カットされた3枚のシングルが、本国でTOP40入りしなかったのも無理ない。
こんなんが日常でかまされたら自動車事故は起こるは、大工さんは現場で釘35本多く打ち過ぎちゃうわ、
もー滅茶苦茶。
一番、チャートで上がったは、表題曲”ドロー・ザ・ライン”。最高位42位。
美しき最高位。ロックはロックなほど上がらん。
日本では別だよ。ロック帝国だから。
発売直後、77年12月28日に28位で初登場、以後22-20-15-13-11-10-9-8-6-6-5-6-9-12-17-17位。
世界に誇れ、このチャート・アクション。
同年1月に来日済みのメンバーさんたちも、中袋でこう仰ってます。
いやいやご丁寧に。こちらこそ。こんなん世に出してくれてありがとう。
いーか。21世紀のガキども。悔しかったら、ハイテクノロジーに全身縛られた上で、この音を出してみやがれ。
かかかかか。
♪
王手、ハニー
てめえのクソったれなゲームでてめぇ自身をぶち壊せ
賽の目じゃねえ、ハネー
俺はこの星の上っ面に生きている
地に脚を付けて
そんでおめぇの頭は水溜りに突っ込んでるんだぞ
頭は俺が頂いた 尻尾をお前は失う
気にするな
お前はぎりぎりなんだから
小春日和
キャリーはまるっきし中でうろうろ
彼女は泣き疲れ女
滅多に店の外には出ん
あいつは歌う、踊る 夜通し
俺から全ての善を追い出し、悪にしやがる
おー、クソを俺にくれやがれ 指罵倒しやがれ
たいした時間はかからねえだろ
限度なんかあるとこはねえ
たらちゃーん
ハイホー、シルバー
俺たちはおめえらのカウボーイ・ソングを全部歌ってやる
お前はキャリーに言うか
で、あいつと約束するか お前は長くないな
頭は俺が頂いた 尻尾をお前は失う
何てえ罪なことを
賽の目じゃねえ、ハニ
お前は塩だ、お前は塩水の女王だ
王手だぞ、ハニ
お前は選ぶことが出来るたった一人の女だ
どこがギリギリの線だか
きえーん
たらちゃーんたらちゃーんたらちゃーんたらちゃーん
たらちゃーんたらちゃーんたらちゃーんたらたらたらたら
王手だ、遅れるな
その通り
不可能
おまえがおまえでなきゃいかん時
お前はボスだ、トスだ
サイコロを投げる その代償
切れ端を掴め
どこにもギリギリの線なんかねえ
うんにゃあ うんにゃあ
うんにゃあ うんにゃあ
うんにゃあ うんにゃあ
うんにゃあ うんにゃあ
♪
はいほー。終盤のタイラー氏の叫びたるや、
言語筆致不致天井てんが唯我独尊破廉恥極地支離滅裂自爆敢行時既遅し。
何回聴いても
凄いもの聴かせていただき
ありがとうございました。
(山)2008.7.10
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ドロー・ザ・ライン
Draw the Line
ろっくす特製でかいジャケットのページ也。
Aerosmith - Draw the Line California Jam II
http://jp.youtube.com/watch?v=gMrXO5pK5g4
Aerosmith - Draw The Line (Studio Version)
http://jp.youtube.com/watch?v=EpDgjVd3C_w
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ろっくすエアロスミスのページ
資料
資料(英版)
English Version
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