2008年08月05日

ドクター・ウー/スティーリー・ダン 1975/3

0-080805-00.jpg

ドクター・ウー
スティーリー・ダン
1975/3


毎週火曜日は
こんなに好きな歌なのに・・・そう言えば何を唄っているのか俺は知らないぞ。だって英語だからな。
日本盤の訳詞は・・こんな歳になって人様の解釈をそのままうのみにしていいのか?
これほど好きな歌なのに。
をやらせていただいてます。
己の英語力は?・・・ロックな英語力はまた別物じゃいと開き直る。

今日の難敵は、敵じゃないな、歌は

ドクター・ウー
スティーリー・ダン


1975年度アルバム”うそつきケイティ”のA面5曲目、最後を飾る歌。

アルバム・タイトルのケイティが登場します。
終盤ダンは、ガッチガチのセメント・サウンドで、KOさせてくれました。
これはその直前。まだいささか油断とゆうか、リラックス、
星一徹労働後ちゃぶ台返し直前、相撲観戦しながらちびちびやってる風情の、何とも言えない呑気が有る曲。
この75年にしかそれは存在しません。
フィル・ウッズ氏の哀しく吼えるサックスと共に。



ケイティは何とかしようとしてくれたんだ
俺と言えば、なかば、磔(はりつけ)にされかかってた
俺はどっかにぶっ飛んでいた
明日なんか無いところで

君はやって来てくれた
そして俺の人生がまた始まったんだ
ちょうど俺がやっと借りることが出来た最後の銭を使い果たした時に

一晩中
俺たちはその馬鹿げた歌を唄うのさ
そして唄ってたどの言葉も
俺にはわかっていた それが本当のことだって

貴方は僕のそばにいてくれますか?ウー先生
貴方は本当にただの影?俺がかって知っていた男の
貴方は狂ってるんですか?貴方は高貴なんですか?
それともただの普通の人?
貴方は出来ることを全部してくれましたか?
僕のそばにいてくれますか、先生

・・サックス・ブロウ

何かどっかおかしいんじゃないだろうか
俺はここで一晩中禁断症状
俺はずっとあの味を待っていたんだ
アンタは言ったじゃないか 俺に持って来てくれるって

ビスケイン湾
キューバの紳士が一日中眠るところ
俺はと言えば、歌を求めてさまよっている
アンタが俺によく歌ってくれたものだ

ケティは嘘をついてる
アンタは彼女の目を見ればそれがわかるだろう
が、俺の驚きを想像してみてくれ
俺がアンタに会った時の

貴方は僕のそばにいてくれますか?ウー先生
貴方は本当にただの影?俺がかって知っていた男の
彼女は愛らしい、そう、彼女はずる賢い
そして貴方は普通の人だ
彼女は最後の最後に貴方のところにたどり着いた
俺の言っていることが聞こえるか?先生。
貴方は俺のそばにいてくれるのか?先生よ
俺の言っていることが聞こえるか?先生
貴方は俺のそばにいてくれるのか?先生よ
俺の言っていることが聞こえるか?先生
貴方は俺のそばにいてくれるのか?先生よ
俺の言っていることが聞こえるか?先生
貴方は俺のそばにいてくれるのか?先生



ドクター・ウーとは一体誰?

0-080805-01.jpg

セレブご用達、ハーバード大卒の東洋医学博士そして癒しと称する絵を描く画家の方だそうです。

0-080805-02.jpg

この頃、ダンのかたわれ、ウォルター・ベッカー氏が麻薬中毒の治療を彼の元で受けていたとのこと。
ケイティがその悲惨な様子を見て、見るに見かねて何とかしようと探し出してくれたんだ、きっと。
適当な理由の嘘をついて、嫌がるベッカー氏を連れて行った。

ビスケイン湾。どこだ?

0-080805-03.jpg

フロリダ州に有る美しいリゾート地らしい。
そこで歌を傑作な歌を作らねばならないと彷徨うダン一号。
そのプレッシャーで麻薬を打つ。
そして頼らねばならなくなったは謎に見えて謎でもなんでもない東洋医学先生ウー。

「ウーよう、ウーよう、どこにいるの?ウー。」

0-080805-04.jpg

雪ん子の正体がケイティさんだったのかもしれないよ。


(山)2008.8.5

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
00000-1.jpg

うそつきケイティ

うそつきケイティ(紙ジャケット仕様)

Katy Lied

00000-2.jpg

ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

00000-3.jpg

Steely Dan - Doctor Wu
http://jp.youtube.com/watch?v=ofhDF9ltv0M



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


ろっくすダンのページ

資料

資料(英版)

English Version

.
posted by 山 at 08:31| Comment(0) | TrackBack(0) | steely dan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

▲ページの先頭へ