2008年08月24日

そよ風のバラード /テリー・ジャックス 1974/1

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そよ風のバラード
テリー・ジャックス
1974/1


完璧なシングルを讃える会一発屋さん、第一回です。
記念すべき1曲目は

そよ風のバラード〜Seasons in the Sun
テリー・ジャックス氏


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1974年1月に発売、2月9日に全米TOP40に27位で初登場、以後12-2-1-1-1-2-3-4-8-14-24-28-32-38位。最高位1位3週の大ヒット。
イギリスでは3月23日に20位で初登場、以後3-1-1-1-1-3-9-20-24位。最高位1位4週。
日本では、3月31日に29位で初登場、以後23-19-15-13-12-8-5-5-4-6-8-10-13-20-27位。最高位4位なもののロングラン・ヒット。

ちょうど私もラジオ関東の全米TOP40に大夢中になっていた時期だったんで、忘れようにも忘れない歌で。
邦題にあるように、やたら清々しくそれでいて、何かこの世のもので無いような、後半スピードアップして行くんです。
それが何か恐ろしくて、テクノぽくも有り、何でだろっと今の今まで頭にこびりついていました。
今回改めて調べて声を無くしてしまい。

テリー・ジャックス氏はカナダのシンガー。ポッピィ・ファミリーとゆう奥さんとのバンドで活躍なさっていました。
イギリスで1970年に”Which Way You Goin' Billy”とゆう最高位7位のヒットも有り。
それがあろうことか離婚なされてしまい、ソロに。
そして出したシングルの第一弾がこの歌です。

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原曲が有りました。フランスの大シャンソン歌手ジャック・ブレル氏の”Le Moribond〜瀕死の人
1961年作です。
詩人さんであるとゆうロッド・マックエン氏の手によって英語に翻訳されて、キングストン・トリオのボブ・シェーン氏が録音しましたが、
発売にいたらず。
そして、テリーさん。
ポッピィ・ファミリー解散後、ビーチ・ボーイズのメンバーに誘われたそうです。
その時にこの歌をやろうとゆうことを彼が提案してセッションし、レコーディングしたけどこの話もお流れに。
しかしどうしても出したい。
歌詞に手を加えて、ソロ名義で出しました。

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どうかユー・チューブにて試聴の上、歌詞を解釈してみましたのでご覧下さい。



さようなら、君
僕の親愛なる友達
僕らが9つか10の時からお互いを知っていたね
一緒に丘や木に登った
愛とABCを学んで
心を触れ合って、膝小僧を突き合わせていた

さようなら、僕の友達
死にたくないんだ
空では鳥たちがみんなで唄っている時
今はもう春の気配
かわいい女の子がそこらじゅうに
僕のことを思っておくれ 僕はそこにいるよ

僕らには喜びが有った
楽しみがあった
僕らは太陽の季節の中にいました
でも僕らが登った丘
僕らにはもう時間がありません

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さようならパパ
どうか僕の為に祈って下さい
僕は家族の厄介者でした
あなたは僕に善い事とと悪い事って何か、教えようとしてくれました
あまりに沢山のワインとあまりにも沢山の歌
僕がどんな風にやって行ったか思ってください

さようならパパ
死にたくないんだ
空では鳥たちがみんなで唄っている時
今はもう春の気配
小さな子供たちがそこらじゅうに
貴方が彼らに出会うときに
僕はそこにいます

僕らには喜びが有った
楽しみがあった
僕らは太陽の季節の中にいました
でもワインとその歌
季節がまるで全部行ってしまったみたいな
僕らには喜びが有った
楽しみがあった
僕らは太陽の季節の中にいました
でもワインとその歌
季節がまるで全部行ってしまったみたいな

さようならミッシェル
僕のかわいい子
君は僕に愛をくれた
そしてお日様を見つける手助けをしてくれた
そして僕が落ち込んでいた時にはいつでも
君はいつもそばに来てくれるでしょう
そして僕の足をまた地につけてくれる

さようならミッシェル
死にたくないんだ
空では鳥たちがみんなで唄っている時
今はもう春の気配
花々がそこらじゅうに
僕は望んでます
僕らが一緒にそこにいられますように

僕らには喜びが有った
楽しみがあった
僕らは太陽の季節の中にいました
でも僕らが辿り着くことが出来た星々には
浜辺でヒトデがいるだけでした
僕らには喜びが有った
楽しみがあった
僕らは太陽の季節の中にいました
でも僕らが辿り着くことが出来た星々には
浜辺でヒトデがいるだけでした
僕らには喜びが有った
楽しみがあった
僕らは太陽の季節の中にいました
でも僕らが辿り着くことが出来た星々には
浜辺でヒトデがいるだけでした
僕らには喜びが有った
楽しみがあった
僕らは太陽の季節の中にいました
でもワインとその歌
季節がまるで全部行ってしまったみたいな
僕らには喜びが有った
楽しみがあった
僕らは太陽の季節の中にいました
でも僕らが登った丘
僕らにはもう時間がありません



これは、これはいったい。どうゆう訳で。
こんなに別れの歌なんでしょうか?
病気でしょうか、戦争に行かねばならないのでしょうか、
それとも自ら死のうとしているのか。
それとも老いて偲んだ歌なのか。

2回もお蔵入りした理由がわかるような気がします。
しかし、それを出して、それは世界中で大ヒットした。

日本では歌詞はわからないから別の意味となりましょうが。

ポップスの底無し沼を見た思いです。
今は戸惑ってまして、ちょっとどうのこうの書ける気がいたせません。

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(山)2008.8.23

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Super Hits of the '70s: Have a Nice Day, Vol. 12

The No. 1 70s Pop Album

70s Music Explosion

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ろっくす特製でかい画像ページ也。

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Terry Jacks - Seasons in the Sun (1974)
http://jp.youtube.com/watch?v=pfm-17pu6SQ


The Beach Boys- Seasons in the Sun
http://jp.youtube.com/watch?v=fzjIra9pheU

jacques brel le moribond
http://jp.youtube.com/watch?v=oahZaAtyKqs

Nirvana - Seasons In The Sun
http://jp.youtube.com/watch?v=kO4BF67pvsc

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資料

英語資料

English Version


posted by 山 at 10:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 一発屋さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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