2008年08月26日

時は過ぎて行く/オーリアンズ 1975

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時は過ぎて行く
オーリアンズ
1975


オーリアンズ。
リトル・フィート、ザ・バンドと並んで、私にとって米大陸で最も大切な3大バンドの一つです。
の中で一番シングル・ヒットを持っているに関わらず最も不遇なバンドで。
その不遇さは、現在でもあのウイキッペで日本のページは無し、
本国のページがディスコグラフィさえ無いってことだけでわかっちゃうんだけど・・・。
その奏でる音楽は、どこがそんなに不遇なのかさっぱしわからない。
歌良し、メロ良し、演奏バカウマ、コーラス最高。
活躍した70’sにもバッチリはまる存在だった。
にも関わらずとにかくやることなすことツイて無かったとしか言いようがありません。

まずもってその象徴的なのがアルバム・ジャケット。
その言いようの無いセンスの無さと言ったら。
最初のレコード会社のABCでそれなのはわかる。
あそこはスティーリー・ダンでもそうだけど、もーどーしょもないセンスのとこだから。
しかしやっと水を得た会社、アサイラムに移籍してからも・・・これです。
斜めになって何をそんなに睨みつけてるのか?
うーむ。購買意欲をいちぢるしく削ぐこれ、もはや罪だな。
絵を貼れません。貼ったけど・・。
絵を信じないで下さい。

オーリアンズ

あのジャクソン・ブラウン氏の”ヒア・カム・ゾーズ・ティアーズ・アゲイン”で一発録り必殺ギター・ソロを決めた
ジョン・ホール氏が率いるバンドです。

時は過ぎて行く〜Time Passed On

アサイラム移籍最初の3rdアルバム”歌こそすべて”から

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時は過ぎてゆく
川の流れの如く 常に流れ続けなければならない
今、貴方は去って行った
でも僕は貴方を抱く 時が為すその時まで

貴方は去ることはけっして有りません
その愛 貴方が昨日私にくれた
僕は君を捕まえておく必要なんか無い
だって、貴方はここにいる
僕の心の中に


私の人生は続きます
留まっていない歌のように
僕はその歌を唄う
埋めることの出来ない空しさのために

君の写真なんか必要ありません
目の前で君の顔を見つめるために
僕らはまた触れ合うことは無いかもしれない
でも君はここにいる
このメロディの中に

一度有ったことは、いつでもそうなることがあります
そして貴方は去って行った 僕に印を刻み込んで
時に思います それが相克の火花で有ったと
僕らの間で重苦しくのしかかる様々な思い出と共に
でも僕は望んでます
貴方が僕のことを思うとき
君はただハーモニーだけを覚えていてくれるでしょう・・そして

時は過ぎてゆく
川の流れの如く 常に流れ続けなければならない
今、貴方は去って行った
僕は貴方を抱く 時が為すその時まで

貴方は去ることはけっして有りません
その愛 貴方が昨日私にくれた
僕は君を捕まえておく必要なんか無い
だって、貴方はここにいる
僕の心の中に

ギター



子連れ狼、もちろん70’sの、錦之介さんの、最終章を思い出します。
そして
今年も、そして今まで、無常にも去って行かれた沢山の大切な方々のこと。

この歌の気持ちそのまま。

それを大切なバンドが歌っていてくれていたことがとてつもなく嬉しい。


(山)2008.8.26

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歌こそすべて

Let There Be Music / Waking & Dreaming

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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Orleans-Time Passes On
http://jp.youtube.com/watch?v=2ZRqeNh0XKo


Orleans ' Time Passes On'LIVE
http://jp.youtube.com/watch?v=kMSNUjylueE

Kozure Okami - Der Wolf Mit Dem Kind - letzte Folge (78)
http://jp.youtube.com/watch?v=u3ULrSYpcUY

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ろっくすオーリアンズのページ

資料(英版)

English Version

.
posted by 山 at 08:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 大切な歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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