2008年08月28日
紫の肖像/ディープ・パープル 1973/1
紫の肖像
ディープ・パープル
1973/1
「えー、こんばんわ。”BビーCあの名作を今”にようこそ。
わたくし、司会のエリク・アイドーです。
どうか
よろしくよろしくとか挨拶しちゃったりなんかして。
今日の迷作、いや名作は、
紫の肖像〜Who do We think We are
ディープ・パープル
1973年1月発
日本盤では”紫の肖像”となっておりますが、元は
”誰が俺たちがこんなだと思っているんだ、えーー?!”
ですよね、はい。
本日は、当時の状況を赤裸々に知る当事者、あのリチー・ブラクモーさんとその奥様・・・
え?違うの奥様じゃないの?え、よくわからない・・・
えー、そのお連れ合い様がゲストにやってきて下さいました。
忌憚の無い証言をなさっていただこうと思います。
あさて作品とゆーものは、世に問うたからには、好きとか嫌いとか駄作とかつまらんとか言われる訳ですが、
最も嫌な反応は恐らく関心が無いって言われることすね、今でいやあ
”別に〜〜”
とかギャル反応されちまうことで、これはキツいと思いますです。
話は突然変わっちゃいますけど、ほれ、最近のTVのCM。ムカつきますのが多いっす。
ありゃ”嫌い”って言われるのをとにかく避けるように作っている訳で、そのくせ、俺たちが会議で決めて
完成させたCMだ、好きになれやーってなゴリ押し感じます。てめえらでもこりゃ”別に〜〜〜”って言われる程度のものだってわかってるくせによ。
だからものが売れないんじゃ。誰が買うかそんなもん。このクソxx!
あ、失礼しました。つい興奮してしまい。え、謝罪しろって?嫌だよ、俺は謝らないよ。
あ、すんません、こっちのことで。
それでですね、
この”紫の肖像”、”別に〜〜”なんてとても言えません。
そりゃも、ご事情としては、リッチー様がですね、歌手のイアン・ギランさんと掴み合いのケンカ状態で録音なさったそうで、
打ち合わせも何も、行き当たりばったりセッションぐだぐだ、それまとめました盤だと聞いておりますし、
奇蹟の必殺最高のB面ソングをA面にした”東京から来た女人”以外は、わたくし、何回聴いても曲名すら覚えられないんすが、
それでも”別に〜〜〜”なんてとても思えません。
ロック、とりわけハード・ロックのウルトラ旬な季節のナマナマな記録ですから。
何をなさろうとあの73年のパープル、音とゆう音すべてがいとおしくってたまりません。
時代が貴方たちを後押ししてます。
駄作とでも何とでも誰でもいいやがれやー。俺には関係ねー。
ファイアボールで火の玉になって宇宙空間に颯爽飛び出したあげく、玉の中に閉じ込められてもがいてるお姿、
そのまま受け止めましょう!!
とかそんな風に思っちゃったりなんかしちゃったりしてるんすけど、
どう思われますか、リチーさん?」
「別に〜〜。」
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紫の肖像(紙ジャケット仕様)
紫の肖像(SHM-CD 紙ジャケットCD)
Who Do We Think We Are
ろっくす特製でかいジャケットのページ也。
Deep Purple ~ Mary Long (Stereo)
http://jp.youtube.com/watch?v=ljWHAxu4Ge0
Deep Purple - Rat Bat Blue
http://jp.youtube.com/watch?v=bJLtrIg3KGw
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(山)2008.8.28
↑当時ML誌レビュー
ろっくすパープルのページ
資料
英語資料
English Here
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