2008年10月16日

ホームカミング/アメリカ 1972/11/15

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ホームカミング
アメリカ
1972/11/15


またぞろ史上最大の下げと某国でえらいことになってる時に、その某国がアメリカで、
今日、感謝したきアルバムがアメリカなのは狙ってやったことじゃないすよ。

偶然です。

しかしそんな不景気な史上最高に対抗するには、こっちの史上最高の上げを喰らえ。

ホームカミング
1972年11月15日公開。

名前のない馬に乗って辿り着いた桃源郷で作られた2ndアルバムです。
プロデュースはアメリカ自身。
もう朋友、この方がアメリカ自身じゃないかとゆう存在がドラムスのハル・ブレイン氏。
スネアの音なんかいい音とは言えないんだけど一つ一つ叩くごとに変化しノリは楔を打ち込むが如く。
ハルさんと言えば、かのアメリカそのもののバンドが思い出されます。そのバンドへの思いがジャケに刻み込まれてる。

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そのジャケ。それがまず史上最高の上げです。
何と見開きWジャケどころか、三面刑事ならぬ三面見開きジャケ。
スキャンするにいつ果てるところも無く、絶望しかかったってしまった。

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小一時間。しかしやり遂げたぜ。継ぎ目あるけど。やればやれる。
見てください。これLPですと忍者の巻物の如くながーい。
中ジャケももちろん三面。しかもタテ。この際だから・・・

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ずどーん。
なぜまたこんな長尺に?
それは・・・この桃源郷の言うに言われぬ幸福を聴いていただくその前に表すにはこれしか手が無い。
驚きの中、針を落とさば納得します。
かのアメリカの永遠の名作”ヴェンチュラ・ハイウェイ”がそこに。
それだけでご飯17杯は軽くいただけます。ので、席を改めて時が来ましたら感謝をば。

そんな強烈な1発目やっちゃってあとはどうなるんだろうって余計な心配は無用でした。
対応するはもちろん地味の極地。
地味だからって退屈な訳はございません。ここからが言葉に出来ぬ幸福の始まりです。
各曲三人が各々共作する事無く単独で作ってる。
それなのにそれぞれ誰が誰で誰を作っているのかわからないアメリカそのもの。
これがバンドの幸福そのもの、一番幸せな時だ。

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数有る彼らのアルバムの中でこの盤が一番アナログで、時にはCDでも棚に出現しない盤です。
出ても大抵は高価なもので。
それは冒頭の奇蹟が収録されているってのも当然、理由としてありまするが、
これがアメリカだ。
の誰にも教えたくない最高がいっぱいだからかと。

今までずっと感謝させて貰った数々の名盤の名にかけて宣言。

この盤はまぎれも無き名作です。

(山)2008.10.16

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ホームカミング[紙ジャケットCD]

Homecoming

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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America - Head And Heart - 1972
http://jp.youtube.com/watch?v=GH0rKUa8rPY


America - Till The Sun Comes Up Again
http://jp.youtube.com/watch?v=mxat2Hz00yY

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ろっくすアメリカのページ

資料

資料(英版)

English Version


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posted by 山 at 08:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ウエストコースト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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