2009年03月28日
股旅デイビー/マンフレッド・マンズ・アース・バンド 1978/5
股旅デイビー
マンフレッド・マンズ・アース・バンド
1978/5
困ったな。
音楽にありがとするのが念願で日々書かせていただいてるんすけど、
あまりに好きだとその場で凍り付いて何をどう感謝していいのかわからなくなること多々あります。
で、しょっちゅうスッテンコロリンな文章になってご迷惑をおかけしてますが、
今日もすげー迷惑おかけするよなあ。悪いよなあ、の歌。
股旅デイビー
〜デイビーズ・オン・ザ・ロード・アゲイン
〜Davy's On The Road Again
マンフレッド・マンズ・アース・バンド
1978年5月下旬英国チャート32位で初登場、以後、月を三つに分けた推移で17-6-7-(6)-13-25-40位。
瞬間最高位6位のシングルです。
同年2月24日発売の最新アルバム、「セーフ!」で御馴染み”ウォッチ”からカーット!
まさかまさかヒットしたとは夢にも思わんかった。
アース・バンドと言えばブルース・スプリングスティーン兄貴の歌のカバー”光で目もくらみ”。
1976年の全米ナンバー1獲得歌。アメリカではその勢いで同じく兄貴作”スピリット・イン・ザ・ナイト”も最高位40位の大(?)ヒット。
それ二発だけの一瞬の光でした。
日本では”光で”一発のみ。
しかし
本国英国では違います。
何しろ元々マンフレッド・マン時代がすげー人気でしたから。名前を聞いただけでおそらくみんな
おーーーー
17回もチャートインしたんだもんなあ。
アース・バンドになってからはこれで3回目です。
1回目は1973年の”ジョイブリンガー”。こちらの感謝礼賛はいづれ時が来ましたら。凄い歌ヒットさすもんです。
2回目は件の”光で目もくらみ”。76年8月から。最高位何故か6位。
3回目がこの”デイビー”でこれが最後のヒットとなっちゃう。
作はアメリカ人、ジョン・サイモン氏とザ・バンドのロビー・ロバートソンさん。
元曲は
1970年のサイモン氏の1stソロ・アルバム
”ジョン・サイモンズ・アルバム”に収録されてます。
全然違うアレンジで。地味ーーーな。
マン親分、ジョン・サイモンさんの曲はこれで2回目のカバーでして、1回目は”マイ・ネーム・イズ・ジャック”。
マンフレッド・マン時代1968年6月からランクイン、最高位8位にまで持っていったこれまた名曲でして。
かねてから機を伺っていたんだなきっと。
そんで6年間の構想の末、ついにやりやがった名人芸換骨脱脂180度コペルニクス回転カバー。
ポップだけど地味な歌を、えい、やー、たー、とすっきり英国POPにするのが上手い事うまいこと。
惚れ惚れします。
アース・バンド初期は野暮天だったんだけどなあ。ヴォーカルの爽やかクリス・トンプソンさんが加入してから、
まるで憑き物が取れたの如く大変身しました。
アルバム”ウォッチ”はその集大成。スケールのでかさ込みで一番の盤かもしれん。
まだ、でかジャケで正式に感謝してねんだよなあ・・・・・
とにかく・・・・。
もとい
デイビーズ・オン・ザ・ロード・アゲイン。
あ、日本でシングル出たかどうかまるでわからんかったので勝手に邦題及びジャケ作りました。
ご迷惑おかけします。ややこしくして。
歌は、
サイモンさんとロビーさんが左四つでがっぷり、顔をぺたぺたツけながら作ったものと推察。
歌詞はアイデアがサイモン氏で、書いたのはロビー兄さんかな。
曲は主メロがサイモンさんで、肉付けがロビーさん、おそらく。
ロビー氏だけではこんな歌書けません。展開の部分でお助けを。
あの”WSウォルコット・メディスン・ショー”のフレーズが登場するもん。
♪
デイビーはまた旅に
また着替えをして
デイビーは金をばら撒きに行くんだよ
彼のポケットはいつもすっからかん
彼の商品がまた売られます
彼の言葉は再び金の如く素敵
もし貴方が今ジーンに会えたなら言ってあげて下さい
どうか僕を憐れんでって
ジーンと僕 僕達は一緒に行きました
昼日中から日が落ちるまで
心がさまよい漂ったら
足はすぐさまあとからついていきます
デイビーはまた旅に
また着替えをして
デイビーは金をばら撒きに行くんだよ
彼のポケットはいつもすっからかん
彼がまた、さよならって言ってます
車輪がまた彼の目に写ってるんです
もし貴方が今ジーンに会えたなら言ってあげて下さい
どうか僕を憐れんでって
大都会の下町
貴方の頭からかかとまで毟り取られる
口は想い出で一杯
そして僕のフロントガラスの沢山のステッカー
ドアを閉めて
光をさえぎって
デイビーは今夜、家にいたがっています
夜明けが来るまで貴方は待つことが出来る
貴方は僕らのデイビーに二度と会わないでしょう
デイビーはまた旅に
デイビーはまた旅に
デイビーはまた旅に
また着替えをして
デイビーは金をばら撒きに行くんだよ
彼のポケットはいつもすっからかん
彼の商品がまた売られます
彼の言葉は再び金の如く素敵
もし貴方が今ジーンに会えたなら言ってあげて下さい
どうか僕を憐れんでって
ジーンと僕 僕達は一緒に行きました
昼日中から日が落ちるまで
心がさまよい漂ったら
足はすぐさまあとからついていきます
デイビーはまた旅に
また着替えをして
デイビーは金をばら撒きに行くんだよ
彼のポケットはいつもすっからかん
♪
訳わかりません。こんなに解釈に悶絶したのは久しぶり。
ですから歌詞はロビー兄さんが書いたのかと。ザ・バンドも難解だもん。
でも何故か風景が歌と一緒に、メロと一緒になると浮かんできます。
イギリスの寅さんの風景が。あ、アメリカか。
で、どう〆たらいいかわかんねえや。
大好きです。もうとことん。
(山)2009.3.28
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ろっくす特製でかい画像ページ也。
Manfred Mann's Earth Band - Davy's on the road again (Live)1979
http://www.youtube.com/watch?v=sr1Kfb2ozfg
Manfred Mann's Earth Band - Davy's on the road again (Live)1983
http://www.youtube.com/watch?v=daINQa-OsZw
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ろっくすマンフレッド・マンのページ
英語資料
English Version
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