2009年04月22日

収束/ソフト・マシーン 1975/3/22

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収束
ソフト・マシーン
1975/3/22


ひとめぼれの無洗米が安くて美味いので無銭の我が家でも生協の個人配達頼んでます。
先週、突然予約米つうのをしませんかとしつこく勧誘され、
やれ50円安いの、朝精米するから美味いのと言われたんで、一応は考慮するも、
人から持ち込まれた美味い話しに美味いのは無いつ家訓から今週断ろうと待ち構えていたら、来た時に今度はその件は何にも言わず。
ありゃ上から先週だけ言うように言われたんだな。

彼はソフト・マシーンです。

 マクドは今、大変な混みようで、作業場ではびっくりするほどの人数の方々が働いてます。
まるで某バンドのギタリストの左手の如く高速で動き、正確に。
それを見て、もし最低賃金アップの法律やらパート、アルバイトの地位向上の法律やらが出来たら、
おそらく上の方の方々は多少予算がかかっても全面機械化しちゃうんだろなとの風景が見え。
とすると今、働いている人たちは安く使うことが出来るってだけの存在で、悲しいです、

彼らもソフト・マシーンです。

 先日、夢を見まして、それはもう恐ろしい夢で、万能細胞ってのが出来たと聞いておりますが、それを利用して人体ロボットをやたら作り出すキチガイ科学者の夢。
その居場所を突き止めて、それに出資してるキチガイ金持ともども計画を破壊する秘密諜報員NO6になるって夢なんすが、
その人体ロボットが怖かった。
一見普通に見える看護婦さんが、全部右手、両手とも、足も両方とも右足、顔は両方とも右目、右眉。
夢ですから無茶苦茶不合理な展開なのは当然で、スパイ大作戦のように作戦完了の際は、脱出するんすけど、その時にはある人体ロボットさんからあるものを頂かなければなりません。
その人体ロボットってのが、人間ジュース製造機。
胴体の部分が箱になってて、そこに有る小扉から何かわけのわからんジュースが赤っぽいオレンジ色のが出てくるんです。
体液で作りましたとゆう。
それを飲まないと脱出出来ないとゆう筋書きで・・・・わお、怖くて気持ち悪かったよ。

みんなソフト・マシーンだった。

小説書くとしたら「ハザード・プロファイル」だな。
そのタイトルの曲がA面ほとんどを占めているのがこの

収束
〜Bundles


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英国はカンタベリーの第一部隊、
ソフト・マシーン、

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1975年作のアルバムです。
初めてアルバムに数字以外のタイトルが付いたよ&超久しぶりにギタリストが参加してるよ&
そのギタリストがあのアラン・ホールズワース氏だよ&ジャケが素敵一目見たら忘れられない

アルバムです。

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ロックな勢いでジャズをやる音楽。
まず皆さんでテーマフレーズを演り、そのあとはくんずほぐれつ。プロレスです。
TV中継の時間に合わせておおよその展開はみな暗黙の了解してる。
ジャズがプロレスなら、ロックは殺陣。もち偽刀で斬り合いするんすが、それを真剣だと思うか、舞踏だと思うかで質はまるで異なる。
ここ収束ではそれはどうか?
あまりにも達人の技巧連発なので、緊張も舞踏のように美しく見えるありさまです。
特に
話題の
アランさん。

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速いよ。がく〜(落胆した顔)

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期待にそむかず。
えー、私も一応ギタリストなんすが、手が小さく俵のようなコロコロ手なので、ポール・コゾフ氏に完勝してしまう遅弾き野郎です。
そんでスライドを習得したんだけんども、憧れるわー早弾き。あまりに憧れたので昔MTRで2倍速で録音したこと有りまして、
それなら速く聴こえるだろうと・・・そしたらギャグにしか聴こえませんでした。
以来、早弾き野郎には逆切れの恨みを抱き・・・ってことは無いけどさ、
速けりゃいいってもんじゃねえ、物理赤点ぎりぎりだった俺が言うのもなんだが、質量保存の法則、
速く弾く分、一音一音のインパクト薄れるじゃねえのか?ええええ!
因縁つけるも、そもそも個体の能力差ってのが有る。それが高い人は早くてもすげーー。

アランさん、確かにあまりにも突っ張りの回転速度が速く、しかも容赦無い連発なのでこれとゆうフレーズの記憶は残りませぬ。
だが、ここまでやられるとまとめて爽快だわ。ボーリング場で飲むスプライトくらいに。
と、
新加入のホールズワースさん、大目立ち大会。ギタリスト志望、ギタリスト脂肪、既にギタリスト死亡の方々は大喜び必須。
これまでバンドを支えて来た方々も、とんでも無いヤツが入って来たのでうかうかしておられずガシンガシンやらかしておられるのは気配足取りしっかりの様子からして好走必須、そして為してます。

ネタ自体は、プログレ&ジャズロック界、ここまでの数年で金にもならんのに好きで好きでたまらんの連中が食い尽くしたものなんすけど。

大切なのは気迫だ。だー手(チョキ)

フィーリングでそれを傍受された方は歓喜の渦に巻き込まれて下さい。

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理念が違うと怒りを覚える方はリネンタオルで鼻をかんで蹴飛ばして下さい。

私が一番ハマったのはA面”予期せぬ出来事”のパート1254あたりで出て来る中華フレーズのテーマメロディ部。
こりゃまさに予期せぬ出来事で、怖かったけど面白かった。

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彼らこそ、
てめえらで名乗ってるように、ソフト・マシーンです。

ポーカーフェイスで必殺渡し人。


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(山)2009.4.22

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Bundles

British Tour '75

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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SOFT MACHINE : Hazard Profile '74 (1/2)
http://www.youtube.com/watch?v=cxWWOs5Y2Cg


Soft Machine- The Man Who Waved At Trains
http://www.youtube.com/watch?v=Uvksv_g5ZHs


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ろっくすソフト・マシーンのページ

資料

資料(英版)


English Version

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posted by 山 at 08:56| Comment(0) | TrackBack(0) | プログレシブ・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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