2009年05月14日

赤い断層/ダリル・ホール&ジョン・オーツ 1978/9/18

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赤い断層
ダリル・ホール&ジョン・オーツ
1978/9/18


ですからユーミンさんを聴きますと、オーツ&ホールを聴きたくなります。
我慢出来るはずは無いのでそうゆう時は我慢しないで聴きましょう。
何がいいかなー。
そりゃ80’s黄金期の前の俗に申しますHO暗黒期のがいいなあ。黒光りしてるから。
これです。

赤い断層
〜Along the Red Ledge
1978年9月18日リリース。


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赤いシリーズ第一弾にして最終作。
RCA初期の大ヒット連発後、味の濃いクロストファー・ボンド氏から、
色々うるせーなーとか揉めたこともあって、新時代のハイパー男、デヴィッド・フォスター氏にチェーンジしました。
だもんでユーミンさん色グッと濃くなる。ファンの方々、どうぞお入りな。
あるよあるよ、あのフレーズこのフレーズ。たまらんから。

冒頭のここからの唯一のヒット”イッツ・ア・ラーフ”。大スペクター・サウンド。
これはちゃうけどね。次のジョン・オーツさんむせび泣く
想い出のメロディ”へのつなぎから展開をばはい。
時のないホテル”の住民にはたまりません。一部屋ここに有ります。予約しときますから、

お泊り。ホテル

あとは任せます。他ので存分に探索して下さい。

バックバンドはこの直前リリースの”ライブタイム”で御馴染み。
そっくり一方的トレードした元新エルトン・ジョン・バンドの面々。

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この方々、何でまたエルトンさん手放したんだよと思わざるを得ないほどの凄腕たち。
今までのアルバムのスーパー・セッションマンさん方々もそりゃえらいこっちゃ凄い方々でしたけど、
こっちの強みは一致団結、ウルトラチームワークグルーヴさ。
すっかりボトムをお任せして二人は思う存分この心機一転を突進出来るなり。

心機一転と申しましても、何より深い業がございますから、突然音楽がそう変わるもんじゃありません。
基本はすっかり今までのを受け継いでます。
しかし心は・・特にホールちゃんの方がロックの鬼と化しちゃってるから、リッツ・アルバムでも聴けたあのがぶり寄りガブリエルハードロックが、
B面になりますと全開に。

ファンの一部では、おいおい、一番しちゃいかんことをしとるでないかーの戸惑いと非難と嘆きの声一部発せられる。
ジョン・オーツちゃんまで、”シリアス・ミュージック”で暴走です。
このリフ・・・どっかで聴いたことあるぞ・・・ほらーーZEPの・・・
答えは聴いて必死に思い出しましょう。
何故必死にならざるを得ないかと申しますとメロディが進むとすっかりオーツさんミュージックになってしまうからです。
普通ならこうはつながらない。

そして
そのやる気満々心意気は、ゲスト陣の豪華さにも現れ。
目をムクよ、そりゃもう。

ザ・ラスト・タイム”でジョージ・ハリソンさんが、スライドを御披露。これまた大スペクターサウンドで。
ここで弾いてくれるなんて。ぼかあしあわせだなあ。
さらにあのリック・ニールセンちゃん、トッド・ラングレン兄貴も参加。
さてどこで弾いてるでしょう?

いかにもってとこでか、それともそれは罠でとんでもねえとこでか?
その答えは聴いてのお楽しみ〜〜〜。

でねさらにさらに、友達になっちゃいけない友達ですのロバート・フリップ卿が登場。
レッドだけに来なきゃいかんと。
それはB面2曲目”愛に罪はない”。
まっるわかりですから、これはバラしちゃうけど。
でも
しかし
変拍子やら、フリップ卿大暴れ狂しても、それでもホール&オーツ臭いナイロン靴下くらい充満しちゃうとこはさすが。
普通は空気一変するはずだけど。

その原因・・・・
もしかしたら新プロデューサーのデヴィッド君。
またえりゃあ濃い人を迎えちゃったよ、いいんですか?

いいんです。ここでたとえ売れなくても、どすこいと好きなことをやってしまう二人だと、世間に知らしめる必要あり。
そのかわし
第2弾シングルには、かって知ったるいつのもサウンドのをカットしますから、

君を失いたくない
〜I Don't Wanna Lose You


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↑私製ジャケです。このような日本盤シングルは実在せぬわ。

ど真ん中です。全米最高位、もう少しで入りましたの42位。
みんな、失いたくなかったと思う。



君と僕は別々に暮らしている
君と僕は交差してる違った道を歩んでる
愛と失敗が運命によって支配される時

人々は悲劇の主人公になるもんで
愛を邪険にしてしまうからね
みんな自分の見方を失いがち
そして果てはやけに大袈裟にしちゃうんだ

僕には言いたいことが有る
そうじゃないか
僕にはしなきゃいけないことがある
君が少しづつ離れてしまいそうな気持ちなんだ
僕は君を失いたくない

僕には言いたいことが有る
そうじゃないか
僕にはしなきゃいけないことがある
君が少しづつ離れてしまいそうな気持ちなんだ
僕は君を失いたくない

僕は君を励ます方法を見つけようとするよ
自分を納得させることは簡単だ
だって僕には信じることが出来ないから
君が他のヤツと一緒にいたいなんて

人々は悲劇の主人公になるもんで
愛を邪険にしてしまうからね
みんな自分の見方を失いがち
そして果てはやけに大袈裟にしちゃうんだ

そんでさー
僕には言いたいことが有る
そうじゃないか
僕にはしなきゃいけないことがある
君が少しづつ離れてしまいそうな気持ちなんだ
僕は君を失いたくない

おーは
そうなりそうで

サックス〜〜〜

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僕には言いたいことが有る
そうじゃないか
僕にはしなきゃいけないことがある
君が少しづつ離れてしまいそうな気持ちなんだなんだんだなんだんあんだ
僕は君を失いたくない

そうなりそな気持ち離れてしまうよな
うしないだくないボク
はなれてじまうような気がずる
ぶしだいだくないんだよ君を

ぶえ



最後は、鼻水じゅるじゅるで泣いてます。
でも結局やりたいことが新しく出て来て、やっちまうんだよな。

けど。
その前に・・・つうか、3年ぐらい前に黄金期のフィリーの連中と、ギャンブル&ハフさん製作で大フィリー・アルバム残してくれてたら・・。
叶わぬ夢、思ったりもしちゃう。
この華麗なるストリングスサウンド聴くと。

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もしかするとどっかに隠して作っておいてたかもしれません。
二人でこっそり家でずっとお宝として聴いてたりして。
門外不出にして。

(山)2009.5.14

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赤い断層

Along the Red Ledge

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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I Don't Wanna Lose You
http://www.youtube.com/watch?v=nlN3fbTjbNQ


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ろっくすホール&オーツのページ

資料

資料(英版)


English Version

.
posted by 山 at 10:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒット職人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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