2009年06月15日

プロレスの死

競馬予想を始めるまでの週初にやってます、
書ける内に書いておきたいTVドラマ友達の輪っ!

と書かせてもらってるものの、避けて通れぬ事件が起きてしまいました。

プロレスリング・ノアの三沢光晴氏の死です。

享年46歳。
ほぼ同じ世代だけに・・・・
かつてはロックと同様、プロレスに熱狂してただけに・・・

ショックでかし。

試合中にバックドロップ喰っての討ち死にだけに、レスラーとしてこれほど本望で幸せなことは有るまい・・・
と書きたきも、ことはそう簡単ではなく。

試合以外の社長業での心労が、ちょっとした受身のズレにつながった様子で。

ここのところ気にしていたのだ。
スポーツ新聞で見るプロレス興行の観客数の落ち込みに。
ノアだけでなく。
新日も500人なんて時があるもんな。
収入は大丈夫か?って。

そうは言っても、ウチもとんと見に行ってない。
肝心要の入場料払うお金が無いってのもあるけど。
TVも見ていないから、それは理由にならず。

競馬には夢中なんだから、競馬に有ってプロレスに無くなったものがあるってことだ。

凋落の第一歩は、そう、総合格闘技の台頭からです。
あっちはマジ、プロレスは八百長って、デジタルでひどく単純間抜けな評判が定着してしまった。

「プロレス・・・ふふーん・・・あれはね・・」

って鼻で笑われる濃厚に今まで以上に。

しかもそれでまずかったのは、プロレス側が焦って、まともに相手をし、向こう側に出向いてことごとく敗退してしまったことだ。
それは
ジャズ・セッションにヘヴィメタ・ギタリストが殴り込みをかけるようなもんで、そりゃ負けるよ。

ちょっと見ればわかることで、総合格闘技もそっちがわの流儀はちゃんと存在しており、勝つには慣れが必要なのだ。

それが証拠に逆にあっちがプロレス側に来て試合をしたら、えらくみっともないことになってしまっていた。

しかしそれはクローズアップされず。

さらに問題は、その負けのあと、落とし前をちゃんとつけなかったこと。
あっちはガチンコで、こっちは八百長(良くいやあエンタメ)って空気を放置してしまった。
そんで
ハッスルとかが素人をリングに上げたり話題だけで何とか入場者集めようとする。
その反対に、今までのレスラーはより試合に説得力を増させる為に、よりキツい技の応酬をしていたのだ。

方針も理念も無くまったく正反対のことをしておる。

そして観客数は少しづつ確実に減っていく。

これは何もプロレスだけのことではありません。

身の回りで起こってることと同じだとゆう気持ちにさせられて。

真面目に直面せざるを得ない立場の人が討ち死にする。

それを三沢さんの死に感じて、

ショックでかかったのだ。


普通は・・・・
永遠に生きて貰う場所です。
ここ、ろっくすは。
演者には。
だから死に対してお悔やみは書きません。

しかし今回ばかりは・・・

心よりお悔やみ申し上げます。
天国で馬場さんと握手されることを心より祈っております。

そして
残されたレスラーよ。
ただ試合やってればいい時代は終わったんです。

理念持たれ。

誇り持たれ。

そして発言せよ、アピールせよ。

貧してもストロングプロレスの復権めざせたもう。

それを祈るのみです。


.

posted by 山 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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