
子供は人類の父である
ブラッド・スウェット&ティアーズ
1968/2







って何回言わせるのだ。いいから早く出せ。」




かっちんかっちんごそごそごそ










ごそごそごそ

有ったわ。これが当時のML誌のレビュー。
あらこれってちょっと遅れて日本では発売されたのね。
すぐそばに”レッド・ツェッペリン登場”のレビュー。
ふむふむ・・・・
この文章、この限られたスペースで端的に素晴らしくこの盤のことを書いていると思うわ。
でも読んだ人の取り方によって、これじゃ買うか買わないか分かれちゃうじゃない。
肯定的に取ればいいんだけど。
時代はサージェント直後、ロックに可能性の希望が果てしなく広がっていたの。
アメリカで当時そのど真ん中にいたのがこのバンドの創始者、アル・クーパーさん。」



ギターも技術的には褒められたもんじゃないわ。いわゆるノン・ミュージシャンのハシリみたいな。
でも、しっかりとした耳と、確実な音の姿が頭の中に有ったのである。ブルース・プロジェクト後、
その構想によって召集されたのがこのランディ・ブレッカー氏をはじめとするラッパ隊そして弦隊。
その構想を具体化する為に、あのザ・バンドのプロデューサー、ジョン・サイモン氏を製作参謀に迎えて
その時のニュー・ヨークの空気、風景を音にしました。

子供は人類の父である
〜Child Is Father to the Man
1968年2月発売

イントロの荘厳なる前フリに続いて
この自作のあえぐようにむせかえるブルースを聴きなさい。
この熱気を聴きなさい。古臭いなんて思うなら君の耳はどうかしてる。
熱い物に時は無縁である!

そしてティム・バックリー氏の朝焼けの”モーニング・グローリー”。これが夜明けよ。
そして自作の、これぞクーパー節、”マイ・デイズ・アー・ナンバード”。嗚呼たまらないっ!
そして粋、ニルソンちゃん作の”ウィズアウト・ハー”。ボッサ。お洒落・・・。
そして何とランディ・ニューマンおじさん作の”ジャスト・ワン・スマイル”、
裏返して必殺の熱唱・・・”アイ・キャント・クイット・ハー”・・・・
最後はキャロキンの曲から、終章へ。
名盤て、あまりに高く、神棚に祭り上げられるのは嫌だけど・・・
そっと近くにいつも置いて愛したいわ。いつまでも私の青春、そして希望、未来・・・」












そのことは食べてからゆっくりと考えましょ。」


(山)2009.6.24
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子供は人類の父である
Child Is Father to the Man

ろっくす特製でかい画像ページ也。

Blood Sweat & Tears - I Love You More Than You'll Ever Know
http://www.youtube.com/watch?v=Gd2LSKL9Yjs
I Can't Quit Her
http://www.youtube.com/watch?v=u-rF7C6PBoU
Without Her
http://www.youtube.com/watch?v=qdXahV9Ro_I
Harry Nilsson - Without Her
http://www.youtube.com/watch?v=aJbizTCeJMg
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資料
資料(英版)
English Version
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