2009年09月08日

NPO法人ウルトラ警備団 第7回:怪獣出現(2)

NPO法人ウルトラ警備団
第7回:怪獣出現(2


000-furu.jpg「ベータ号、発進します。」

000-tai.jpg「発進!!」

000-ide.jpg「あ、ちょっと待った・・・」

ぐおーーーっと垂直上昇。

どがん、ぐりぐりぐり〜

000-furu.jpg「わ、何だ何だ!」

000-ide.jpg「ほら、言わんこっちゃない。止めたのに・・・。
屋根に当たったんですよ。」

000-furu.jpg「何だよ、自動で開かないのか、ここは。」

000-ide.jpg「当然でしょ。キヌタラボラトリーは払い下げ古倉庫なんだから。」

000-furu.jpg「何だ。そのキヌタ・・何とかってのは。あ、その前に下降。」

ずーん

000-ide.jpg「この倉庫の新しい名前。新しいホークが有るのにカッコいい名前が無いと変でしょ。」

000-furu.jpg「そりゃそうだが、何とかならんのかこの屋根。」

000-ide.jpg「予算がありません。」

000-tai.jpg「ええい、無駄話してないで、早く発進せんか。」

000-ide.jpg「はいはい。じゃフルハシさん、早く外に出して。」

ごごごごごー

000-furu.jpg「では、改めて発進。垂直上昇!」

どーーん。

000-furu.jpg「目的地、東京B地区。」

・・・・・・・・・・・・

000-amagi.jpg「B地区到着です。」

000-tai.jpg「目標を確認せよ。」

000-amagi.jpg「レーダーによりますと、右前方に・・・あ、いました。」

000-tai.jpg「うーむ、確かに全長30m。」

000-ide.jpg「あれーーー?何か色が変だぞ。」

000-furu.jpg「ほんとだ。普通はTV用にお定まりのグリーンなのに今日はオレンジだ。」

000-ide.jpg「それに何かマークが入ってる・・・あ、あれはまさか!」

イデ、フルハシ同時に

000-furu.jpg000-ide.jpg
「ありゃ科特隊のマークだ!!」

000-ide.jpg「はっぴおかえしなし。はて、何であのマークが、むにゅむにゅに入ってるの?」

000-dan.jpg「・・・やっぱり。あの噂は本当だったか。」

000-an.jpg「何か言った?ダン?」

000-dan.jpg「いや、こっちのことで。それより町を破壊しながら進んでますよ。早く破壊しなきゃ。」

000-furu.jpg「よっしゃ。じゃ、プラズマ光線で一挙に・・・」

000-tai.jpg「ちょっと待て。ここじゃいかん。この先に城南大学のグラウンドがある。そこで処理するよう命令が来てる。
誘導するんだ。」

000-furu.jpg「あ、そうか。街中じゃ攻撃出来ないんですっけ。じゃ、例の手で?」

000-tai.jpg「そうだ。進行方向に野苺大量噴射!」

000-dan.jpg「何ですか、それ?」

000-an.jpg「むにゅむにゅは、野苺の臭いが嫌いなの。自分が臭いからいい匂いが苦手なのね。」

000-dan.jpg「へえ。」

ばらばらばらばら

logo1.jpg

000-ide.jpg「よしよし。グランドに向かってますよー。」

000-tai.jpg「では先回りして、ダン、アンヌ、ビショップ、イデ、フルハシは地上攻撃。空陸2段攻撃する。」

ごーーーーーー

000-ide.jpg「こちらイデ、こちらイデ。むにゅむにゅはグランド内に侵入しました。頃合を見計らって高周波光線お願いします。」

000-tai.jpg「了解。アマギ。いいか。狙いを外すなよ。大学施設に当たったら弁償せねばならん。そんなことになったら・・・
ああ、もうお仕舞いだ。」

000-amagi.jpg「大丈夫です。目標がでかいから。では、行きますよ・・・・発射!」

ビーーーーーーー

じょわーーーーーー

000-ide.jpg「あ、命中。わはは、蒸発してる蒸発してる水分が。成功です。」

000-an.jpg「わ、臭。たまらないわ。レディの体にこんな臭いがつくなんて。」

000-ide.jpg「くさらないくさらない。これも任務ですよ。あ、そろそろ干乾びます。」

000-furu.jpg「干乾びるのはいいけど、このあとどうするんだ。こんなでっかいヤツ、どこに運べばいいんだよ。」

000-ide.jpg「うーん、確かに。そこまでは考えて無かった。」

000-dan.jpg「わかりました。僕が変身します。」

000-furu.jpg「変身って30秒しかモたないんだろ?」

000-dan.jpg「はい。何とかやってみます。アンヌ、頼みがあるんだが。」

000-an.jpg「なーに?アイツに触る以外だったら何でもするわよ。」

000-dan.jpg「僕が変身した直後にカプセル怪獣を出してくれ。3匹とも。」

000-an.jpg「3匹とも?いいわよ。」

000-dan.jpg「頼んだぞ。それでは皆さん。お初。人の眼前で変身!」

じょわっ

どーーーーーん。

000-an.jpg「わ。ああやって変身するのね。って、早く出さなきゃ。

ミクラス、ウインダム、えーと、それとなんですっけ?」

000-furu.jpg「アギラじゃなかったか。」

000-an.jpg「あ、そう。アギラ、出てらっしゃい。たーっ。」

どわわわーん。

000-ide.jpg「わ、いきなしセブン、よろよろしてんじゃん。」

000-an.jpg「カプセル怪獣もみんな杖ついてる。あれでいったいどうするってゆうの?」

ばっ

000-an.jpg「セブンが三匹に何か命令してる。」

000-ide.jpg「あれー、もしかして三匹にむにゅむにゅを持ち上げろって言ってるのかな。」

000-an.jpg「やってるけど・・・全然、持ち上がらないじゃない。」

000-furu.jpg「残り時間あと15秒。万事休す。」

つづく。


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posted by 山 at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ウルトラ警備団 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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