2009年09月10日

サンタナ・ライブ・イン・ジャパン/サンタナ 1974/5

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サンタナ・ライブ・イン・ジャパン
サンタナ
1974/5


わ、ヤベーよ。先に買っちまった。
ロック・ファンにあるまじき、これがあの”ロータスの伝説”のダイジェスト盤だったとは。

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CBSソニーお得意のライブ・イン・ジャパン・シリーズ。

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若者に優しい短縮版。今でも親父ちゃんに優しかったです。
だってさ”ロータス”ってばLP3枚組だよ。
当時中学生が買えるわけねえじゃん。
ねえじゃんねえじゃんのまま35年放置して今、短縮版を聴く。
サンタナさんの半端なファンなものですみません。
1stはもう猛獣ライオンで大好き。
哀愁のヨーロッパ時代は昔は、おげーだったけど今は好き。
で、最高傑作と呼ばれてるらしい”キャラバン・サライ”はとゆうと、持ってはいるんですけど・・・
最後まで聞き通したことがありません。
途中で必ず寝てしまいます。
辛気臭いんだもん。と、ファンの方が聞いたら叩きのめされそうな感想持ってましていまだ感謝出来ず。

俺の音楽耳はどーかしてるのか?がく〜(落胆した顔)

自己崩壊招きそうな状態です。もうやだ〜(悲しい顔)
とゆうわけで、73年のライブだってことで、同じ時に買いました杉良太郎さんのリサイタル盤とちょい異質の逡巡を持って、
それでも買ったこの中古LP、
だいじょぶでした。だいじょぶどころか、えれえ楽しかった。
これなら”ロータス”も買えるな。あ、いかん、ロータス買ってその時に感謝する言葉が無くなるじゃん。
大丈夫です。
あっちの方がこっちより曲目多いから有り余る感謝があるでしょう・・・多分。

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私の辛気臭いつう感想は、おそらくチンピラだったサンタナさんが突如宗教世界に入ってしまい、なむなむーし出して、
別にロックとカンケーねえじゃんと辞めちゃったメンバーさんたらと同じ気持ちかと思い。(そんな理由じゃないのか?)
この1973年7月3,4日の大阪厚生年金ホールの公演の模様を納めた・・わ、杉さんと同じ場所・・・
これも最初に日本人の司会者さんの紹介が入ってビビる。
水を打った静けさの中、

「どーも皆さん大変長いあいだお待たせいたしました。只今からサンタナ・グループは1分間の黙とうを捧げます。
えーこの瞑想によりまして、今日はほんとに素晴らしい演奏をこれからくりくりしてくれますと思うんですけど
どーぞ皆さんもひとつご協力いただきたいと思います。そして最後までお楽しみください。」


しーーーーーーーん。小雨

くしゃみしてはいけません。
うっかり八ベエ観戦不可能。
と、
「おりゃあ、てめえらこれからライブだ。全員深呼吸。1,2,3だーーっ。」
とゆう内容が含蓄された瞑想の後、たっぷし気を持たせた、どわーーーーのイントロ。

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ここまでで充分、不安感つのらせますけんど、あーた、始まったら一切カンケーねえじゃん。
これぞサンタナの、どんがしゃごしゃりんとんとこりん世界。
サービス満点大爆発。ノってノって乗りまくり。

そーゆうのをロック界では、瞑想状態と申します。むかっ(怒り)

それをわかってるメンバーは、まあ、親方がそうゆうんだから仕方が無いわなーと最初だけ付き合ってたのだな。
ニュー・サンタナ・バンド。

ちんちんちこりこぱかしゃかこん。

実はサンタナさんのことをハイテク・ギタリストだと思ったことは一度もありません。
始めたら最後、弾いて弾いて弾き倒す燃える闘魂スタイルで、ちょっと聴いただけでわかるサンタナ印の音が最大の魅力だよ。
私が書くのも何だけど。
バックはそれを煽りに煽って、逆に煽り返されてお祭囃子が聞こえる。
A面なんかそれ一色。

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B面では、実は町の中華料理屋さん、ラーメン定食が看板メニューの気の良い主人さんバレバレで、
ちあんとヒット曲やってくれるじゃん。ぴかぴか(新しい)

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ブラック・マジック・ウーマン→ジプシー・クイーン→
もー大好きな、オエ・コモヴァ〜僕のリズムを聞いとくれ。
聞いとくれますってば。いーわー、この曲。

”君に捧げるサンバ”ってお嫁サンバの中で、ジョージ・ベンソンさんのブリージンが聞こえるんですけど、
これはオリジナルの”油臭い”じゃ無かった2nd”アブラクサス”にも入ってたんですっけ?
入ってるわきゃないわな。覚えてないのバレバレです。

そして”祭典”で終わり。採点は250点。
サザン・オールスターズの”らーららーららーららーら、我慢次第で出来ないよほれあっちらこいほら”
これまた知らないの丸わかりの歌が聴こえます。

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で、
思えばカルロスさんのギターはフランク・ザッパ大明神に通じ、ザッパ大明神のギタアが好きになったのも通じてたからだと思い返す。

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ぜってーにこれはこの形で再発はあり得んと思いましたのでライナーをスキャンしておきました。
日本公演のスケジュールが載ってるページが有る。

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そのバックに描かれてるのは・・・武道館席マップだよな。
何かこれがひじょうに嬉しい。

えーと、あの時はここで見てたんだー。
初めてコンサートに行ったレインボーの時は、ちょうど下側、2階席の最前列だったぜ。
ディーヴォの時もそう。
フリートウッド・マックの時は、下の一番下の右側の柱の辺り。
とか
ホームパーテーの際には異常に盛り上がれますので、レコ屋さんで見つけた時は、行っちゃっておいてください。

私は750円でその興奮も買いました。後悔など微塵も無し。

(山)2009.9.10

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ロータスの伝説

Lotus

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ろっくす特製でかい画像ページ也。

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SANTANA [ BLACK MAGIC WOMAN ] LIVE BUDOKAN 1973.
http://www.youtube.com/watch?v=sOI7BIbo2QY


SANTANA [ OYE COMO VA ] LIVE BUDOKAN 1973.
http://www.youtube.com/watch?v=anss0LN9nn4


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ろっくすサンタナのページ

資料

英語資料


English Version


posted by 山 at 08:42| Comment(2) | TrackBack(0) | ギター屋兄貴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「君に捧げるサンバ」では、ジャクソン5の「さよならは言わないで」もちらっと出てきますね。個人的にはそこがウケました。

あと、ロータスのCDは二枚組と三枚組の2バージョンあって、曲順が変更された前者はファンの間で評判が悪いですけど、僕は曲順変更は正しい判断だったと思います。
やっぱり、荘厳な「ネシャブールでのできごと」でプログレチックに終わるより、アッパーな「祭典」でヒャッハーして終わりの方がいかにもサンタナらしいわけでね。
Posted by 日本少年二号 at 2014年10月13日 18:33
>ジャクソン5の「さよならは言わないで」もちらっと

サンタナさんはサービスさん。

>いかにもサンタナらしいわけでね。

そう思います。
Posted by ヤマ at 2014年10月14日 06:07
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