クローズ・ザ・ドア／テディ・ペンダーグラス　1978/8/12: 日刊ろっくす ROCKS(v BLOGS)

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2009年10月06日

クローズ・ザ・ドア／テディ・ペンダーグラス　1978/8/12

↑私製ジャケです。このような日本盤シングルは存在しません。

クローズ・ザ・ドア
テディ・ペンダーグラス
1978/8/12

気が進まなかったりして。
しかしいい曲ですから。
いやー参った完璧だシングルですから。
感謝せねばなりません。
憎いあんちくしょー、そいつの名前は、

テディ・ペンターグラス。

オージェイズ、スピナーズと並んで三大フィラデルフィア・ソウル・グループと呼ばれました（勝手に私が呼ばれました）
ハロルド・メルヴィン＆ザ・ブルー・ノーツのリード・ヴォーカルの方。
前川清さんのようにいつの日かソロとなる。
最初はシオドア・ペンターグラスと名乗ってデビューしたての新人騎手みたいにボッコちゃんだったのにねえ。
見る見るうちに男前化しまして全米中の特に黒の女性たちがキャアアア。あのマーヴィン・ゲイ氏の後を次ぐと呼ばれてしもうた。
マーヴィンさんの彼女を横取りしたって話も伝わり、こりゃ完全に政権奪取だってことに。
まるでタイプが違います。ガラスの神経、センシティブなゲイさんと反対にこっちは名前の通り、テディ、熊さん、
マッチョマッチョマーン。声もバリトンヴォイス。
ブルーノーツはオージェイズほどでは無いものの硬派フィリーの雄でしたから、花の応援団社会問題グサグサの歌を歌ってました。
正に吼えて。
ソロになってそのくくりが無くなった今、もう全開です。

男前が。

ちなみに残された内山田ヒロシさんハロルド・メルヴィンさんたちは、メルヴィン氏率いるニュー・ブルー・ノーツと、
クビになったブルー・ノーツと二つに別れて両方ともアメリカ芸能界の彼方に消え。
そしてテディさん一人が大スタア・・・大・・・、え？それがですね、そうでも無かったんです。
７７年の独立以来、レコードは思ったほど売れず。シングルはＴＯＰ４０入りせず。
２枚目のアルバム”人生は歌～Life Is a Song Worth Singing”

からのこの歌、

クローズ・ザ・ドア
～Close The Door

で初めてそして７０’ｓはこれだけがＴＯＰ４０ヒットとなったよ。
６週目に４０位で初登場、以後32-29-28-26-25位。最高位２５位。
イギリスではヒットせず、日本では詠み人知らず。
何でかってば、フィリー・ソウル自体が下火になっちゃってたからです。
あれほど栄華を誇って素晴らしいソウルを連発してたのが。
ジャンル丸ごと。
寂しいったらありゃしない。

して最後の渾身の力を振り絞って、メイン・ライターのギャンブル＆ハフ両氏が作り上げた歌がこれ。
虐げられたフィリーの人々の希望を作って来たお二人。
その問題は解決したのか？音楽で夢を紡いで希望となり得たか？
心残りあったやもしれぬその中での完全なるプロの仕事、どうかお聴きください。

close the door teddy pandergrass live
http://www.youtube.com/watch?v=54-9Jvq1Li4

♪

扉を閉めて
俺にさせてくれよ　お前が俺に望んでいたものを
ベイビー、俺はあげられるだけの溢れる愛を持ってるんだ
全部、お前に与えたい

扉を閉めてくれ
もう心配することなんかない
この日を楽しく終わらせよう
ガール、それは俺とお前
今

俺は一日中待っていた
お前をこの腕で抱く為に
そしてそいつはそうなるべきだと思ったこと
俺がお前を愛すること、お前が俺を愛すること

扉を閉めてくれ
俺にお前が痛いと言っていた背中をさすらさせてくれ
さあもっとそばに来て
もっとピッタリと
互いに溶けてしまおう

おいで、ベイビー

俺は一日中待っていた
お前をこの腕で抱く為に
そしてそいつはそうなるべきだと思ったこと
俺がお前を愛すること、お前が俺を愛すること

ドアを閉めてくれ、ベイビ
そして俺にわからせてくれ
お前が俺のものだと
溢れる素敵な愛　一晩中ずっと
そしてそれから何回もそして何度も何度も
朝が来るその時まで

以下お昼放送不適当～

♪

はいはい。もーやってなさい。てなもんで。

究極のスケコマシソングだ。

面白いすよ。
ユー・チューブで見れます当時のライブ映像のお客さんの様子。

女子大喜び、テディさんどーだーと杉良状態、
対して何で俺はここにいるのか？こいつぶっ殺しタル一歩手前でぽかーんと見てる男子諸氏絵図。
失敗しましたね、君。いくら来たがってるとはいえ、彼女をテディ氏のコンサートに連れてくるなんて。
このあとドッチラケになるは必定です。

だが、その大モテのペンタグラス氏、１９８２年の１０月に自動車事故で大怪我をおい、車椅子状態になってしまうとゆう。
くしくも
その頃、我が国ではヒゲダンスのＢＧＭの元ネタ人ってことで有名に。