2009年11月11日

ライブ/ポコ 1976/4/3

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ライブ
ポコ
1976/4/3


目指す思いで再出発かなうことを祈り、本日感謝いたしますは、
遥か前、HPろっくすを始めた最初、まだちょっとしか文章を書かなかった頃、
讃えさせて貰ったアルバムです。

ライブ
ポコ


1976年4月3日リリース。
その名の通り実況録音盤。収録されたのは1974年の11月。
ABCレコードに移籍する際、恒例となってます契約消化盤として作られたと思われます。
しかしひでえことにお蔵入り。
それが2年後遅れ過ぎの登場となったは、イーグルスによる本格西海岸ブームが訪れたからだ。
ポコにとってもそのど真ん中盤”シマロンの薔薇”を出した時、それに便乗した形で出た。

ひじょうに可哀想なアルバムです。

が、その盤が私はポコの中で一番好きだ。

彼らはいわゆるカントリー・ロックって範疇で横綱格の存在。それが、そのジャンル丸ごと苦手でして。
ポコのスタジオ盤、好きになりたいと数枚持ってるものの・・・
どれもいまだにピンと来ません。困る。
しかしこのライブだけは別格です。

何でライブだとこんなにタイトなんだ!
何でライブだとこんなにファンキーなんだ!
何でライブだとこんなにハードなんだ!


オマケ→何でそんなにCDが高くなってるんだ!

4人組の時の音源です。

Paul Cotton – guitars, vocals
Rusty Young – pedal steel guitar, banjo, Dobro, guitar, mandolin, vocals
Timothy B. Schmit – bass, harmonica, vocals
George Grantham – drums, vocals


コットン氏のギターはガリガリグリギリとナタの切れ味で刻まれ、
驚愕すべきは全米でこの人ありと呼ばれたスティール・ギターのラスティ氏。
とてもお役所仕事のようなカッコで弾いてるとは思えない。
時にオルガンとなり、時にギターとなり、超絶技はこの楽器に対する呑気イメージを根底から覆させます。
ティモシー君のベース。あなたこんなに上手かったんかよ。そう思って無かったこと自体失礼だけど。
それでもそのグルーヴィンにはびっくり。何故、他ではこうならんのか?

この時点だけの奇蹟が起こったのかもしれません。
収録曲は、

1. "Medley: Blue Water / Fools Gold / Rocky Mountain Breakdown" (Paul Cotton, Rusty Young) – 6:36
2. "Bad Weather" (Paul Cotton) – 3:50
3. "Ride The Country" (Paul Cotton) – 7:41
4. "Angel" (Paul Cotton) – 5:14
5. "High And Dry" (Rusty Young) – 4:35
6. "Restrain" (Timothy B. Schmit) – 5:13
7. "A Good Feelin' To Know" (Richie Furay) – 5:12


全名曲。スタジオ作でピンと来なかったのが嘘のよう。
それでまた聞き直すんだけど・・・またピンと来ないのがますます嘘のよう。
それって変だわよね。

その中でも極め付けの2曲、ご解釈独創詩で讃えさせていただきます。

”楽天家は、困難の中にチャンスを見い出す。
悲観論者は、チャンスの中に困難を見る。”


ウィンストン・チャーチル氏のお言葉。
その後者の曲を最初に。前者の曲を次に。

バッド・ウエザー

Poco - "Bad Weather"
http://www.youtube.com/watch?v=soWQ6huD8oc




毎日、僕らは何気なく過ごしている

僕は君と僕の気持ちをどうすることも出来ない

僕らはもう一日を一緒には見ないだろう

まるでそいつは悪い天気のように思える


僕は君の目に、思ってるすべてを見ることが出来る

そしてそれは思いもかけないこととしては訪れることはない

君がここで僕をもう必要としないってことは

君の気持ちがそのことを物語っている

言葉、そいつは僕にとって理解しがたいこと

君は僕の手をとって連れて行く

そして僕をメクラにさせているんだ

スティール・ソロ

毎日、僕らは何気なく過ごしている

僕は君と僕の気持ちをどうすることも出来ない

僕らはもう一日を一緒には見ないだろう

まるでそいつは悪い天気のように思える

そう、そうだ
僕は信じる 雨になりそうだって

ギタア



いやあ、昨日今日、この歌は、洒落にならんじゃねえっすか。
ユー・チューブには当該盤の音源無く、スタジオ・ヴァージョン、より呑気なのを掲載させて頂きましたが、
こんなに”チャンスの中に困難を見てる”とは思わなかった。

ア・グッド・フィーリン・トゥ・ノウ

Poco - Good Feelin' To Know
http://www.youtube.com/watch?v=JYuHvvBd5H0




僕が素敵な愛を望む時
いつも君の胸に飛び込んでいく
君は僕の人生を解き放ってくれた
ブルースな時間を


そう、僕は昔の気持ちを取り戻した
僕の魂の奥深く燃えている
そして僕は君のものだ
ベイビー、僕は君のもの

そう、それはいい感じさ、知ることは
そう、それはいい感じさ、知ることは
そう、それはいい感じさ、知ることは

誰かが君を愛している

コロラドの山々、
僕は君らの遥かなる輝きを見ることが出来る
君らは僕に嬉し涙を運んで来てくれてる

そう、それはいい感じさ、知ることは
そう、それはいい感じさ、知ることは
そう、それはいい感じさ

誰かが君を愛している

ギタア

僕が素敵な愛を望む時
いつも君の胸に飛び込んでいく
君は僕の人生を解き放ってくれた
ブルースな時間を

そう、僕は昔の気持ちを取り戻した
僕の魂の奥深く燃えている
そして僕は君のものだ
ベイビー、僕は君のもの

そう、それはいい感じさ、知ることは
そう、それはほんとにいい感じさ、知ることは
そう、それはいい感じさ、知ることは

誰かが君を愛している

僕が素敵な愛を望む時
いつも君の胸に飛び込んでいく
君は僕の人生を解き放ってくれた
ブルースな時間を

そう、僕は昔の気持ちを取り戻した
僕の魂の奥深く燃えている
そして僕は君のものだ
ベイビー、僕は君のもの

そう、それはいい感じさ、知ることは
そう、それはいい感じさ、知ることは
そう、それはいい感じさ、知ることは

ギタア



最後には燃えます。
作はバンドを始めた張本人のリッチー・フューレイ氏。
(ユー・チューブではその親方がいた頃のライブが有りました。)
そして
脱退後もその魂は引き継がれ、4人鉄壁のコーラス・演奏でこの名作ライブのトリをつとめる。
これは

”困難の中にチャンスを見い出す。”唄。

ちなみにパンクは”困難に出会うと戦いたくなる。”
何しろ”俺は30まで生きない。”ですから。
けど
実際49まで生きてるわけで、

是が非でも、困難の中にチャンスを見出さねばならぬ。
何でも知ることは、いい感じ。
身にして面白おかしく楽しく生きなけりゃ。

ねえ、モリシゲ社長!!



(山)2009.11.11

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Live

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ろっくす特製でかい画像ページ也。


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英語資料


English Version



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posted by 山 at 08:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ウエストコースト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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