2009年12月16日

キャラバン・トゥ・ミッドナイト/ロビン・トロワー 1978/8



キャラバン・トゥ・ミッドナイト
ロビン・トロワー
1978/8


寒いよう。こんなに寒いのに、よりによってこんな寒いアルバム聴きたくなるだなんて、因果なものじゃのう。
と、誤解発言で書き出す私は射手座A型です。
まほさんがネットで来年の運気を調べましたところぼちぼちです。
ぼちぼちならこないにえーことはありません。今のご時世、下手すりゃズタズタが普通ですからー。
一緒に性格診断も載っていたそうで、
射手座は冒険家、破天荒、無茶。はい、長州力革命時代です。
で、A型と言えば生真面目、融通聞かず、普通、
ですからまるで正反対のキャラが同居してるのでひじょうに人に誤解されやすいんですと。
特徴と言えば単刀直入。いきなし結論を書いてしまう。それで説明不足。
うーむ、
思い当たる節あるな。しゃべる時もどーも明石家さんまさんみたいにすーらすらと見てきたようにしゃべれんし。
書く時も頭の中でわかってることを順序よくちゃんと書けばいいんすが、見事にぶっ飛ばすことしばし。
いつもご迷惑おかけしてます。
悪意はまったくござりません。ここで書いてることは。

外国にも縁があるそうです。
なるほどそんで洋楽好きなのか。単純に信じる。
向いてるのは翻訳業だって。
なるほどそれでほぼ毎日訳してるのか。単純に信じる。
でもお金入って来ないよーーー。泣く。

思えば英語と好き嫌いは別にして性が合ってるみたいで。
ほれ、英語は先に何をするか、ドバっと言うでしょう。それから後付で説明するパターン。
ヤバいよ。最初しか聞かなかったら下手すりゃケンカになるよ。
気を付けなければ・・・
と言ってもこれは性格なので気を付けられません。
そうゆうことにあることもあると意識しながらキャラ全開するしかありません。

前振りで突入するは、
ロック界一誤解不可解矛盾ギタリスト、ロビン・トロワー氏の1978年8月頃リリースのアルバム

キャラバン・トゥ・ミッドナイト
〜Caravan to Midnight




聴けば一目瞭然の凛とした佇まいの名作だと私は思ってます。
年を経ることに苔生すことが味わいを増すワビサビの極地の。
これはソロ・デビュー以来、トロワー氏が目指して来たところで、その意味では最高傑作だ。
しかしそれをみんなが望んで来たかつうと話はまた別で。
私だって望んていなかったよ、ずっと。もしかしたら本人も望んでいなかったりして。
でもこうせざるを得なかった。

ワケがわかりません。

まー、どうせワケがわからんのならそのわからん具合を列挙してみます。

一.自らをジミ・ヘンドリックス・フォロワーだと公言している。実際ギタースタイルもそう。

一.無茶苦茶上手い。ワウワウ大好き。顔もワウワウ。蛯名騎手くらい怖い。

一.世間ではハードロックとゆうことになっている。代表作はライブ・アルバムです。弾き倒してます。

一.インタビューするとすげー保守親父。ブルース最高としか言わない。そのくせ超モダンで未来音楽。

一.ライブ・アルバムまではすげー地味なアルバム作りをしてた。世間ではそれはスタジオ作に有りがちな現象と言われ。

一.アメリカで異常に人気がある。その地味なアルバム群は全部ゴールド・ディスク。何故か”ライブ”はゴールド獲得出きず。

一.ライブ・アルバムのあと、それを引き継ぎハード路線の”イン・シティ・ドリームス”でそれを極めた。ゴールド・ディスク。

一.それが1977年。そのままそれで突っ走ればフォリナーが何と言っても売れましたからもっと成功したはず。
何せポール・ロジャース氏よりロジャースしてるジェイムス・デュワー氏とゆう世界に名だたるヴォーカリストと組んでますから。

Robin Trower My Love (Burning Love)
http://www.youtube.com/watch?v=-LcYWB4yEh4


一.それなのに突然、アメリカ・ソウル界の重鎮、北と南のソウルをつなぐゴッドファーザー親分、ドン・デイヴィス氏をプロデューサーに迎えまた地味路線に帰る。
メンバーに元スライ&ザ・ファミリーストーンのラスティ・アレン氏をベースに迎える。
ドラムスには同じくスライ出身のビル・ローダン氏がいましたからこれでリズム隊は完全にファンクに。
しかしサウンドはそう言うほど変わらず。そのアルバム”白昼の幻想”もゴールド・ディスク。

一.それなりに売れたからレコード会社重役さんも頭の中、?マークだらけながら逆らうこと出来ません。ドン・デイヴィス氏もソウル界では大ヒットメイカーですし。

一.トロワー氏、よりによってその路線をさらに突き進み、この”キャラバン・トゥ・ミッドナイト”アルバムに至る。
ゴールド・ディスクにはならず。これ以降、二度と獲得出来ません。



一.だからと言って中身が悪いかと言えば、冒頭に書きましたように、何しろ極めたんだから名作です。

一.どこがどう名作だとはひじょうに説明しにくい。もちろんフォリナーみたいにはなりませんでしたから、売れ線一直線とは言えないし。
だいたいシングルカットが有ったのか?”キング・オブ・ザ・ダンス”なんてヒットしてもおかしくないけど。
おかしいけど。

Robin Trower King of the Dance
http://www.youtube.com/watch?v=MplCN-q6HB8


一.それがあまりにもポール・ロジャース氏よりロジャースしてるジェイムス・デュワー氏の虚無僧歌が原因だと言われても反論は出来ません。
でもそれがいいんだから、どうしましょう。



結論

そないなことはどーでもいいから、聴いて好きになった方はひたすら愛し、クソ作だと思ってる人はクソだと思う。

身もフタも無いな。

確かなのは、これほど孤独で孤高のロックは滅多にあるもんじゃないってこと。

Robin Trower Caravan to Midnight
http://www.youtube.com/watch?v=Jelh6BimomM


潰せばひとたまりもなし。あっとゆうまに消える。

消えてしまったらたまったもんじゃないとゆう気持ち、ばんばんですので、出来無いのにこうして書きました。



(山)2009.12.16

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00000-1.jpg

Caravan To Midnight/Victims Of The Fury

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。



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ろっくすトロワー氏のページ

資料

英資料

English Version

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posted by 山 at 08:56| Comment(2) | TrackBack(0) | ギター屋兄貴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Paul RogersよりもRogersしてるってところはかなりウケました。James君は間違いなくSoul好きでRogers好きであったと思われます。

Jimi Hendrix好きな私的には、Robinはフォロワーとして最高峰の一人だと思っています。
Posted by hidekichi at 2009年12月17日 02:03
ロジャース氏のお師匠は誰でしょうかねえ。
オーティスおじさんとはどうも直接の関係では無いような気がしてしょうがなくて・・・。

トロワー氏の音楽は、ジミ氏の未来があるかもと。
それが並行世界のものであっても。
Posted by 山 at 2009年12月17日 09:10
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