NPO法人ウルトラ警備団
第22回:海底の戦慄(番外編)忘年会バキューーン

「の直後に何だが、そういやあ年の瀬だね。」

「忘年会しなくちゃ。」

「そうですよ。忘年会と言うものが、世間様の誰もかれもが出来るものかどうか知りませんけどね、
せめてお話ですからしなきゃ。」

「でもなあ、”バキューン”の直後だからなあ。どこにいたことにしますか?」

「ノンマルトの海底都市でやったことにすればいいんじゃない。あそこ何か竜宮城みたいだし。」

「おほほー。そりゃいいですね。タイヤヒラメのマイ踊り〜。」
とわんとわんとわんとわん・・・
「と、時間巻き戻し〜〜〜」

「それでは人様のとこでタダでご馳走喰って申し訳ないが2009年度ウルトラ警備団忘年会を開催する。」

「お酒は?」

「ノンマルト焼酎、アルヨ。飲め飲め。度数97%。独立バンザイ。イギリスくたばれ。」

「お、それって大脱走のお酒みたいなの?へええ。」

「では。何だかわからんが一年ご苦労様。かんぱああい。」
かんぱああい!!
「おおお。」

「おおお」

「おおお」

「強い酒だなあこりゃ。」

「ほんと。ところで今年の大事件と言えば・・・
やっぱりダンが帰ってきたことね。」

「そうだそうだ。お帰りダン。帰ってきたウルトラセブンてか。うほー。」

「いやー。またお世話になっちゃって・・・。
でも何だか今までちょくちょく帰って来てたみたいですよ。
こないだ始めてその後のウルトラセブンのシリーズを全部じゃないけど見ました。」

「あはは。見たんか?俺が参謀やってるヤツだろ。無い無い、そりゃ無いよなあ。」

「そんなことは・・・。しかしねえ・・・。」

「何がしかしだ?」

「ダンが言いたいのはあれだろ。冒頭は昔の通りだったし、音楽もそのまま使ってていいんだけど・・」
何かショボイ!!
「わはは。言いにくいから全員一致で言いましたね。」

「たしかにそうですねえ。あとから作ったのにセブンと怪獣の格闘場面とかビンボー臭いってのは何でしょね。」

「ビデオだからじゃないすか?」

「それもあるがワシが出てないからだな。なんちゃって。」

「それもそうです。僕も出てなかったですから。」

「何で出なかったんだ?」

「知りませーん。」

「ま、出演者のあれこれとか説教臭い脚本とかはありましたけど・・・
僕たちが歳を取ってるのは当たり前だし・・・
それにしても・・・
CG使ってもチャチだし、着ぐるみだと情け無いし・・・」

「ま、要は予算が無かったってことか。時間をかけて人を使うのが無理になってる。」

「え?てことはもしかして日本てどんどん貧乏になってません?」

「そう言えば・・・確かにそうだ。」

「ディーヴォってやつね。」

「でもですね。政府は一貫して経済成長無しでは発展は無しって言ってますよね。」

「成長しないもん。どう考えても無理もんな。借金ばっか毎年してるし。」

「どうするんでしょうね?」

「どうするのかな。」

「新しい経済の論理考えなくちゃいかんのではないですか?」

「イデ、お前、学者なんだからその辺り何とかしろ。」

「そんなこと言ったってわたしゃ科学者だし・・ビショップ、お前さんならもしかして・・」

「ふふふ。どうでしょう・・」

「まあまあまあ。みんな、そんなこと考えながら酒飲んだらまずくなっちゃうぞ。
そのあたりはだな。もしかしたらこの話の今後に展開するかもしれないし、
展開しないかもしれないし、
まー、今日はどわーっと飲もう。わはは。」

「そうすね。どわーっと。」

「はい。どわーっと。
元気出して・・来年からまた活躍せねばなりませんし、
も一回・・・かんぱーーい!」



かんぱーい!!

「あら、いつのまにか悪役さんたちも参加してるわ。」
とゆうことで
ウルトラ警備団を来年もよろしくーー。
まほのガーデンもね。
つづく。
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