2010年01月07日

ホルトの1000ボルト/ジョン・ホルト 1973



ホルトの1000ボルト
ジョン・ホルト
1973


何じゃこりゃあ。
この濃過ぎるジャケはー。
どんなんか中身想像出来ず、すげえ手を出しづらいこのアルバムこそは

ホルトの1000ボルト
〜One Thousand Volts of Holt


1973年に出ました歴史に残る名盤です。
演るはジャメイカの大ベテラン歌手、

ジョン・ホルトさん



パラゴンズつグループに在籍中の”恋するNo.1〜The tide is high”、
ほれブロンディーがカバーして大ヒットしましたあれで有名な方です。
別名レゲエ歌謡曲の大王。
その御方が思う存分1970年代初頭の、全世界が歌謡曲だった、今思えば稀有な時代のポップスをカバーして、
全レゲエ化いたしました
それがこの

ホルトの1000ボルト!!

最大電圧で最高の幸福を味わって下さい。
何しろ元歌共々・・・全完璧なシングルでございます。

john holt 1000volts
http://www.youtube.com/view_play_list?p=939E3195D8733042






1. Never, Never, Never
・・・イタリアの女性シンガー、ミーナさんが1972年に当地で1位と大ヒットさせました
"Grande grande grande"
が元歌です。
それをば”ザ・ゴールドフィンガー”シャーリー・バッシー抜歯さんがカバーして英国で最高位8位のヒットに。
それをばおっさんホルト氏がカバー。ゴージャス田舎〜。

2. Morning of My Life
・・・元歌は、シビレます、ビー・ジーズです。あのメロディ・フェア・シングルのB面だった名曲。
それをばおっさん容赦無くレゲエ化。これがバチハマリで。たまらんで。

3. Stoned out of My Mind
・・・元歌は北のソウルの帝王グループ、シャイ・ライツの1973年全米最高位2位の大ヒット。
これをば親父が、おっさんのこのカバーはのけぞります。お見事!
バックの方々は忠実にコピーしてるつもりだったりして。
自然にやるとこうなってしまったのかもと思うとますますハマるぜ。

4. Baby I'm-A Want You
・・・はい、元歌はあのブレッドの名曲。英国では72年の1月から最高位14位のヒット。
こうゆう素直なメロディ唄こそ、レゲエの最大の餌食になりまして、どうです、こっちがオリジナル?

5. Help Me Make It Through the Night
・・・”男前”クリス・クリストファーソン氏作で、サミ・スミスさんが71年にヒットさせ、
英国ではグラディス・ナイト&ザ・ピップスのヴァージョンでも知られてますなこのカントリー・ヒットは、
何とこのおっさんのカバーが一番有名です。
1974年12月14日に41位で英国チャート初登場、以後37-37-29-18-12-6-7-9-16-27-35-43-46位。
最高位6位!。
その訳は聞いていただければ了承していただけるかと。

6. Mr. Bojangles
・・・ジェリー・ジェフ・ウォーカー氏作でニッティ・グリッティ・ダート・バンドが1971年にアメリカで最高位9位のヒットとした大有名唄。
それおば、おっさん・・・おっさん、このレゲエ化は無理やり〜。
しかして無理やりレゲエにしたものほど面白れーってのがこのジャンルの特徴でして。
何たってワルツでもテイク5でもレゲエスカ化しちゃうんだから。





1. I'd Love You to Want Me
・・・確実に泣く方がおられると想像します。ロボの”片想いと僕”です。英国でも74年2月から最高位6位の大ヒット。
それをおっさんは確実にれげ。途中、すげえ荒技を見せます。これは是非浴びてもらって爆笑して貰いたき所存。
さすが何でもありだぜ。

2. Killing Me Softly with Her Song
・・・いえい。ロバータ・フラックさんのあの”やさしく歌って”。73年の大ヒット!英国でも最高位6位。
日本ではネスカフェ。これも無理やりでっせ。最初油断させておいて、どがんとカマす手口の。最高です。
無理やり歌って。

3. You Baby
・・・フィル・スペクター氏作で英国女性歌手ジャッキー・トレントさんが歌ったナイスな北のソウルのカバーです。
このすっからかんちゃん、すっからかんちゃんビートは、この後はスペシャルズがやっただけで消えちゃった貴重なもの。
実にノーザン・ソウルにノリがいいブツで。

4. Too Much Love
・・・こ、これは、ちと記憶が定かでなく自信ないんすがブレッドの唄のカバーだと。
元歌があやふやですともう大変です。完全にこのおっさんのオリジナルとして聞いてしまう。

5. Girl from Ipanema
・・・あのアントニオ・カルロス・ジョビン氏作、アストラッド・ジルベルト嬢歌唱で、世界中知ってる人は誰でも知ってるとゆう、
ボサノヴァの名曲”イパネマの娘”です。
それをば、ボサノヴァであろうが知ったことじゃねえやとウルトラレゲエに。
このカバー・ヴァージョンの音源は今のところユー・チューブで発見出来ず。
うふふ。粋にみんなアップしてねえな。これだけ聴くためにアルバムを買う価値だってありますから。

6. Which Way You Going Baby
・・・”シーズン・イン・ザ・サン”のヒットで有名なテリー・ジャックス氏が奥さんとやってたポッピー・ファミリーの1970年8月からの最高位7位の全英ヒットのカバーです。
これまた、おっさんのカバー・ヴァージョンの音源は今のところユー・チューブで発見出来ず。
で、これもこれだけでアルバム買う価値有りの名曲ですから。

CDではジャケ違い、残念ながら(?)、しかしもっと曲数多いで、いいよなあ。
これは
もう
落ち込んだ時、希望が見えない時に即効処方の音楽特効薬!
もち
元気な時にはもっと元気になる。

昔から好きで好きでたまりませんでしたホルトおっさん。
何でかなあと思ってたら

声が、かまやつさんに似てるのだ。

素敵なわけです。

(山)2010.1.7

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1000 Volts of Holt

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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英語資料


English Version

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