2010年02月18日
シャイン/アヴェレージ・ホワイト・バンド 1980/7
シャイン
アヴェレージ・ホワイト・バンド
1980/7
アナタハ運命ヲシンジマスカー?
ワタシ信じマース。
運命と申しますといささか先生大袈裟すけど、奇遇とかたまたまの事象に妙にひかれます。
これは神のお導きだ。
エイメン。A面。
これまた大袈裟すけど八百万の神様の二人に感謝。
先週、出ました。このアルバムの中古盤が。ずっと欲しかったものが日本盤帯付完全で。
シャイン
〜Shine
アヴェレージ・ホワイト・バンド
1980年7月発売(ライナー日付)。
で、出たんですねえ。と申しますか出るのを知ってました。
週末の競馬、きさらぎ賞にシャインとゆう馬が出るのを。
これを運命と言わずして何としょう。絶対来るな。3着に。当たるのもう確定!。
ワクワクの当日・・・
あららー6着でした。やー、神様にからかわレター。
くそ、恨み骨髄、こんなアルバム嫌いだ、ほかしてやるう。
と
ならないよ。もうハマったよ。はい、外れたのにも関わらずハマる盤。
これは相当なものだ。
AWB、略してアヴェレージ・ホワイト・バンド。
元々大好き。
英国はスコットランド出身。
ソウルは好きだけどごく特定なヤツだけとゆうイギリス人、跋扈する場所にて、
あろうことかその苦手とする分野が好きになってしまった連中が固い結束で結ばれた楽団です。
そのまま現地ロンドンロンドンに留まっていれば、愉快じゃないロンドンのパブ・ファンク・バンドでそれなりに幸せでしたろうけんども、
一念発起大西洋渡って本場アメリカに行ったよ。
何でも73年のエリック・クラプトン氏のあのレインボー・コンサートの前座に出、それを見たボニー・ブラムレット嬢に見初められ、
リトル・フィートと同じくらいステキ
凄いお言葉。彼女の口添えも勇気を与えたらしい。おまけにMCAレコードまで紹介してくれての渡米。
東京芸人が大阪お笑いが大好きで吉本に入ったようなものか。
が
一旦、そこで頓挫して、また出会いが。黒くても白くてもソウル名匠のアリフ・マーディン氏。
惚れ込まれてアトランティックに移籍。そこにてあの”ピック・アップ・ザ・ピーセズ”から始まる快進撃が始まり申す。
吉本で浮いて、松竹芸能で成功するようなものでしょうか。
神奈川人が想像でものを書くとズッコケるからやめよ。
とにかくもー、私もチャート1位を獲得したそこから好きで好きで。聴きに狂った少年時代。
ライヴ・アルバム超名盤”パーソン・トゥ・パーソン”まで。
問題はそれからで・・・
次の盤が何でかあの”スタンド・バイ・ミー”で有名ですベン・E・キング氏との共演盤。
悪くは無いけどピンと来なくてねえ。チャートにも登場しなくなって、そうなると自然に縁遠くなってしまいました。
で、70’s年末には、ほれ、こっちが心が英国に渡英しちゃって、ア・サーテン・レシオとか新派のファンクスに惚れちゃったもんですから、
ずっとアヴェレージに奮闘してたとゆうのに知らんわAWB状態に。
何とまあ薄情な。
違うよー。ミラーマンを見てたんで裏番組のシルバー仮面を見損なったようなもんだよー。
ビデオなんか無かったんだから。
だから今、再びあいまみえます。
Average White Band Shine
http://www.youtube.com/view_play_list?p=D1AD541A767C543B
何かちまたで超名盤の評判聞いてるぞ。AORの。
レコード会社は・・・ありゃいつのまにかRCAに移籍してる。
製作は、おお、デビッド・フォスター氏だ。
RCAとフォスター氏と言えば・・・ホール&オーツ”モダン・ポップ”!
ええええええ
あんなにハイパーにAWBがなるんかいな?
と思ったら普遍でした。
アヴェレージでホワイトな連中は、あれほど濃いフォスター節をまるごと喰らいながらいささかも揺るがなかった。
それでも
第一にお聴きくださるのをお薦めしたいは、ユーミンさんファンの方々です。
もー
ここで展開されてる音ってば80’sの松任谷夫妻の聖書。特に旦那さんは好きで好きでたまらなかったであろうことが、
出て来る音、出て来る音、ほれほれ、あそこのあそこじゃんってオオウケです。
そしたらさ
昨日、レコ屋さんに行ったらさ。ユーミンはんの中古LPがほぼ全種類500円以下クラスでどばああってありやんの。
これもまた何かの運命か。
逆に怖くなるくらい有ったので、やっぱあの噂はほんとか?業界は中古レコードの処分を急いでいるってやつ。
買うなら今です。帯付美品で買えます。レコードプレイヤーなんか安いんですから一緒に買っちゃいましょう。
だって無くなっちゃうかもしれない。
と逡巡してる間にも妙なる調べは鳴ってる。
フォスター印ですから、ちょいとアース、ウインド&ファイアみたいのも。
していずれ完璧シングルで讃えさせていただく久しぶりのヒット、
レッツ・ゴー・ラウンド・アゲイン
いいよ。たまらん。これスピナーズ。
続く
ホワッチャ・ゴナ・ドゥ・フォー・ミー
は、ついこないだベストヒット80’sでおいちゃんが讃えたチャカ・カーン嬢のヒットの元ヴァージョン。
AWB印は、もちあんな野獣のド迫力は無いすけど、まあ暖かい。ぽかぽか。
歌詞の内容から申せばチャカさんの責めが正解かと思うけど・・・
このユーミン・サウンドに包まれてますと、木の陰の星明子さんです。
してオハコのインスト・ファンク軽く軽快も有り、
裏を返せば
あらら、びっくりこりゃプリンスでは無いですか。全然結びつかない両者ですが。音楽は不思議。キマってる。
以下、
ほぼアヴェレージなホワイティでブラックないつものAWB。
今、聴いてるアナログは80年作とは思えない音の悪さです。
悪さってゆうか、このくぐもり方は75年頃のホール&オーツでの盤のあの独特なRCAの音。
ちょっとこじんまりした、そこが類を見ないって。
で
AORの名盤か・・・確かにそれはそうかもしれません。
けどさ
誰もユーミンさんの盤をAORと呼ばないように、まずこれはAWB。
押し出しが弱くてねえ、
それだけにどうしても地味で、
だからこそ何回も聴くと愛いとおしくてたまらない。
6着でもいいよ。勝たなくてもいいバンドです。
(山)2010.2.18
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シャイン(K2HD/紙ジャケット仕様)
シャイン
Feel No Fret/Volume 8/Shine/Cupid's in Fashion
ろっくす特製でかい画像ページ也。
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ろっくすAWBページ
資料
英語資料
English Version
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