2010年03月17日

ポルナレフ革命 ミッシェル・ポルナレフ 1973



ポルナレフ革命
ミッシェル・ポルナレフ
1973


その八王子が誇るスーパースター、荒井のYさんが好きだったとゆうのがこの方です。
好きだったってゆうわりにはジャストに似て無いのが不思議すが、仕方がありません。
ものすげー個性の塊でして。
返って、返っても何もジャストに似ているのが
傘が無くて彼女とデートしたらオヤジが出てきて言った井上のYさん。
通常は日本側が外国側にかぶれて似るとゆうパターンですけど、これだけ似てるとそんな次元で無く、
もしかしたら父母違いの双子か?
いやIの陽水さんが金髪に染めてメガネをかけておフランスに侵入していたか?
本気で疑うウイミン。
そしてさらにその姿はモット・ザ・フープルのイアン・ハンター氏にそっくり。
しかし声も何もまるで似て無いのでそれは偶然だろう。すげえ偶然だな。
で、そのモットも最も好きかもしれなかったのが八王子が誇るスーパースターのAの由実さんでして、
ややこしい四角関係、おもしれーや。

しかし
そのことは別にして、Yさんが好き以上に好きだったのが当時の日本国民の全員。
含む私。
知らない世代は絶対に信じないでありましょう。が、ビートルズとカーペンターズと同格くらいの存在だったのだ。

ミッシェル・ポルナレフ氏。

その彼の絶頂期アルバムが

ポルナレフ革命
〜Polnareve


1973年発売。
才能まみれの人です。あまりに才能が有ったので体中に野心を身にまとって裸になってるような方でして、
成功の果て、このあとアメリカに行ってズッコケますので(理由大有り)、これが文字通り絶頂期だ。
えー
どれくらい日本で人気があったかの証明は、まず
この盤、日本だけの独自タイトルです。本国じゃこの仕様出てないみたい。
そして日本人が独自ジャケットを作製。
これがまたえらいこっちゃ。ご覧の通り、ポルナレフポルナレフポルナレフポルナレフポルナレフx100。
Wジャケの中を開くと右90度回転させて下さい。どかーんポルナレフ。



裏ジャケもポルナレフポルナレフポルナレフポルナレフポルナレフx100。



驚いたことにこの名前でCDが出てる廃盤だけど。アメリカ盤も同じジャケであるけど・・・
アマゾンでは曲名が書いてないから同じかどうかは保証出来かねますの謎。
で、その日本盤CDでは曲順が大幅に変えられてまして

何の意味があるのか?犬

オリジナルの順番の方がいいに決まってるのに。
わからんやっちゃなあ。



A面



1.愛の伝説
〜I love you because




Michel Polnareff I Love You Because
http://www.youtube.com/watch?v=t1hvXNMB6k0



我が国における6枚目のチャートシングルで、うおおおおお懐かしくて狂いそううへへへへとなる方多数かと。
唄ったよ、アイラブユウビコーズ、ほにゃほにゃらふーほにゃあね。
フランス語のとこわかりません。信じないな。チャートで証明。
1973年10月7日に30位で初登場、
以後13-9-3-1-1-1-1-1-1-1-1-1-1-2-4-7-7-11-15-15-24-36位。
とんでもないです。最高位1位、えーと10週。捏造してないすよ。文化放送での記録です。
そりゃ聴いていただければわかるわな。

2.囚われのプリンス

アップテンポです。えーと音はユーチューブに「愛の伝説」しか無いからなあ。あ、アマゾンで試聴出来るか。
一応唄っておきますと、”じょめばらうごっけー”。
エルトン・ジョンがジョルジ・ベンさんして井上Yさんになって目を見開いて昼寝してたら警察がやって来て捕まるアランドロンさんみたいな唄。

3.素敵な欲望

アップテンポです。これはもう思いっきりエルトンのジョンさん。きんどうさん化した。
初期のあれに激似。何に似てるかは聴いて悶えて下さい。私だけが思い出せなくて悶えてるのは悔しい。

4.ガラスの涙

はい、これです。野心の塊の兄さんも一番光り輝くのはこの少女漫画目に点々のロマンチック欧州パリー世界。
しいて荒井のYさんだと言えばこの路線。胸を掻きむしらせる才能は世界横綱さんです。

5.ポルナレフ革命 (演奏)

そのロマンチックを徹底的にぶち壊す、てめえテーマのインストが登場。
何を考えてるんだこの野郎?と思ってもそりゃ天才の為すことですからわかりません。



B面



1. ファンクラブの皆様へ

なーななななーなななななーなの部分が楽しい傑作アッパー。
しかし邦題が謎でして、LPのライナーについてる対訳を読むとファンクラブには何の関係もないような。
誰がこんな力技しやがったのだろう。
そしてこの唄は悪魔時代のストーンズ化してる。

2. ロージーからの手紙

老人からの手紙じゃないな。原題もロージーだから。これがポルナレフ寿司です。節です。
少女漫画目に点々のロマンチック欧州パリー世界。
しいて荒井のYさんだと言えばこの路線。コピペしちゃいかーん。てば。いい唄なんだから。
演歌で使う”かーっ”って何だっけあの叩きもの?入れてるのが謎。

3. 僕はロックンローラー
〜Tibili





シングルです。

♪ちゅあとぅあとぁうあ、てぃびでぃびでぃびでゅわ♪

嗚呼、背筋に悪寒が走るほどなつかしわあ。
1974年1月27日に26位で初登場、
以後25-21-10-7-4-5-2-2-2-1-1-1-2-2-2-2-3-8-12-17-21-29-39位。
最高位1位、えーと3週。
そりゃそうだろう。こんなキャッチーなルージュの伝言は、あともう一つユーミンさんしか作ってない。

4. 悲しみのロマンス
〜La vie, la vie m'a quitte






♪ラビュラービュまっきーでー、おげすらりせー♪

あーたまら   ん。お腹が空いてグーっと成程懐かしー。
ほとんどこれが井上のオークス・・じゃないわ陽水さんでして、こんな唄多分作ってないけど。
シングルです。
1974年6月9日に22位で初登場、
以後12-11-5-3-3-1-1-1-1-1-2-3-6-6-10-10-19-26-39-39位。
最高位1位、えーと5週。
そりゃそうです。こんな素敵な唄、今、有ったらわたしゃへそで茶を沸かす。ぐりとぐら。

5. サーカスへの誘い

いやーフランス人だ。たしかにこの方フランス人。これでわかります。

6. ファンクラブの皆様へ(演奏)

頭の曲のインストヴァージョン。これからアメリカ行くでーの気合入ったファンキー編。
で、
ここで気付きます、こりゃ悪魔を憐れむ唄だって。

で、これも今頃気付いたんですけど・・・
全曲、他の人との共作なんだってかー!

一人でやってるものとばかり思ってたぜ。
まさか作曲してないってことは無いよな。
えーっと、
Pierre Groszさんとゆう方とのコンビが多くてこの方は・・・
わははウィキッペ・フランス語だ。わからんで。
しかしどーもポルナレフさん作詞担当のようで。

がーーんがく〜(落胆した顔)

これで判明しました。えらい初期のコンピCD持ってるんですけど、そこじゃ全然この時と違い、
頭が????マーク点灯してましたその訳が。

あ、ついでに本国では”Michel Polnareff”ってタイトルで74年に出たってことも判明。
その時のヴァージョンが曲順を含めて現存してるようです。
日本ではもしかして先行発売。

やっぱヒーローだったのだ。
作詞しかしてないかもってことは忘れてしま。



(山)2010.3.17

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00000-1.jpg

ポルナレフ革命

Michel Polnareff

00000-2.jpg

ろっくす特製でかいジャケットのページ也。


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資料

資料(英版)

English Version

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posted by 山 at 09:18| Comment(4) | TrackBack(0) | おフランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつもトップベージを見るときに、無意識に視線がジャケ→文章と行くんですが、今回は一瞬イアン・ハンターと間違えちゃいました。そしたら本文にもそんなくだりが。う〜ん、シンクロシニティ(なんだそりゃ)。

で、今は眼鏡で孤高つながりってことで、荒木一郎を聴いてます。むしかむしか。
Posted by fxhud402 at 2010年03月17日 19:48
ほんとに似てますわー。
今はどうだかわかりませんが。
一度共演してもらって互いの唄を歌って欲しいなあ。

ポルナレフちゃんと陽水さん
じゃなくて
ハンターさん。

・・・前者はともかく後者はぜってー無理みたいな。

>荒木一郎

わ、何たる偶然。
聴くことは無いと思ってましたら、先日「ダウンタウン物語」のサントラを買いましてその音楽が荒木さんでした。
で、それがニュー・オリンズ・サウンドだったとゆう。
再放送があれば感謝したいんですけど。
Posted by 山 at 2010年03月17日 21:59
山さん、お久しぶり!

メルマガ創刊400号おめでとうございます。
このブログ同様、土曜日のメール楽しみにしています。(・∀・)

「ポルナレフ革命」、なつかし〜。
ポルちゃんの歌詞のおかげで苦手なフランス語、「可」だけど単位取れたのでした。

そして、山さんの記事でポルちゃんは作詞(のみ)だったと初めて知り、たまげた〜!

Posted by ネリウス at 2010年03月17日 23:24
ネリウスさん、お元気ですかー!

ありがとうございます。
400号も達しただなんてテメエでも信じられませんです。これも不滅のチャートと皆さんのおかげです。

>苦手なフランス語、「可」

あー、私も「C」でした。恥ずかCです。
でもRの発音は得意でございます。ぐふ。

>ポルちゃんは作詞

いや私も。全部自分だけで作ってると思い込んでたもので。
総合格闘家つか総合音楽家だったのですね。
Posted by 山 at 2010年03月18日 10:08
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