2010年06月10日
天の守護神/サンタナ 1970/9 Abraxas / Santana 1970/9
天の守護神
サンタナ
1970/9
人たるもの間違いなく好きなのがチンコカンコチンチンコカンコ。
隙あらばその辺のものを叩いて今日は無礼講で行きましょうの大騒ぎ。
何故?って。
俺に聞かれても。
それはさ生命の源泉の息吹は寄せて流れる大海原の波の如く、
すべからくビートでありますから大脳皮質のペラペラめくった一番奥の記憶に刻み込まれてるんだよ。
ほんとかよ。
要は何だか知らねえが気持ちイイから。だもんで現代POPはあまねくビートに支配されます。
その中でもラテンって奴は遠慮ございません。
世に権威があるとおぼしめされますクラシックくそくらへのリズム第一主義。
貴き(これでたっときって読む)方々から快楽に溺れた下賎なミュージックとして蔑まれます
けどよ
そんなこたあ知ったことか。
溺れろ。
だもんで濃いから、特別だーな。入っちまったらズッポリ。
怖いです。
怖いですから、それはご遠慮いたしますと毛が嫌いなんもそりゃわかるが、
それでも好きなのは抗えない事実だから人気沸騰したんだよ
サンタナ
サンフランシスコのチンピラ若衆。
ラテン系半分白半分。
熱狂的に受け入れられたデビュー・アルバムから1年、待望の2枚目を出す。
天の守護神
〜Abraxas
1970年9月発。
いよいよ遠慮無しにラテン・ロックに突入。
チャカポコ至上主義。
いくら最高の音楽ジャンルと申しても、当然の如くラテン文化圏にて愛されてるものですから、
通常だとなかなか聞きに入るのは、一見さんお断りのガード下飲み屋みたいな、暖簾をくぐったら席はいっぱい、
ギロっと睨まれて退散、
なんて思い出が学生の頃お有りになる諸侯もいると思われます
そこでそうなら自分たちで飲み屋を作っちまおうと、その業界に縁が無い若い衆が立ち上がり、
何てたってチンピラの上にロックだからよ、怖いもんはねえ。何でもやっちゃうさ。
今度はその筋から、このクソガキどもがあ、基本がなってねえんだよごらあ
と眉をひそまれたりして
知らねえよ。
油かす。
そのアナーキーな味わいがたまれへん一番好きなアルバムだぜ。
収録曲は
A面
1. 風は歌い,野獣は叫ぶ
2. ブラック・マジック・ウーマン~ジプシー・クイーン
3. 僕のリズムを聞いとくれ
4. ネシャブールのできごと
B面
1. 全ては終りぬ
2. マザーズ・ドーター
3. 君に捧げるサンバ
4. ホープ・ユー・アー・フィーリング・ベター
5. エル・ニコヤ
何と言ってもあの「黒魔女」が入ってます。ジプシー女王との必殺メドレーで。
それはおいといて
それだけでご飯13杯喰えますから。改めてとゆうことで、
私は
僕のリズムを聞いとくれ
が好きだ。
Oye Como Va。オジェ・コモヴァ。
思いっきりチャチャチャな全員参加歌。
オリジナルはラテン打楽器界にこの人ありと君臨する重鎮ティト・プエンテ氏。
Tito Puente - Oye Como Va
http://www.youtube.com/watch?v=ZFpCALtVUcE
1963年のブツ。「エル・レイ・ブラーボ」アルバム収録。
これがマジでかっこよくて。別にねこれだけでも一向に構わんけど
それじゃロックは始まらぬ。
ほぼまんま陵辱いたしました。
オルガンのびゃあびゃあファンキーがミソで。
Oye como va→Listen to how it goes.
Mi ritmo→My rhythm.
Bueno pa' gozar →It's good for partying
Mulata→村田さん(じゃなくて白黒混血ども”ムラータ”)
まんま
僕のリズムを聞いとくれ
Santana - Oye Como Va
http://www.youtube.com/watch?v=v13JAf6Oohc
全米最高位13位にネジ込みやがった。リアルラテンで。
日本でも黒魔女の勢いに乗じて
1971年4月26日に38位で初登場、
以後*-38-34-35-32位。さすがに怯んでの32位。
そしてもひとつのシングルは(後に)
君に捧げるサンバ
〜Samba Pa Ti
Carlos Santana - Samba Pa Ti
http://www.youtube.com/watch?v=C0uHRl-Q8Fo
パティってのは”for you”の意味らしいすからこれもまんま。
リズム攻めがサンタナさんたなの大技だとすればこの哀愁路線は関節技、
重要なも一つのオハコです。
正しく真芯を捉えた2大ホームランを切る。
アブラカスとは、大豆の絞りカスのことでは無く
頭がニワトリもしくはライオン、体が人間、足が蛇だとゆう365の天界を支配する神様だって。
今、づんどこ状態のギリシャの。
天の守護神
この大上段タイトルも正にドンピシャ、まんま。
ロックの隆盛に乗じて現れた掟破りの大神様。
チンピラが返す刀で開き直り。
皆さん、拍手を。
そして何より
カルロスとっつぁん。
何であんなにギター弾く時に顔がくしゃくしゃおじさんになるのかな?
の答えがあります。
それはノンエフェクターで(多分)、アンプ直結のナチュラル・ディストーションで(多分)、
音を伸ばしたいものですから、
ただもうそりゃ偶然のフィードバック頼みで、
無理くり挑戦を演奏の間挑んでいるからです。
こりゃもう神頼み、超能力の領域でね、
このあとメディテーションやら神様お願いの世界に、わたしゃちょいとご勘弁すが、
入ってしもうたのも無理はなからん。
だが
この時は若さ爆発、果敢に闘っていたのだ。
それがたまらく美しく好きです。
(山)2010.6.10
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天の守護神
Blu-spec CD 天の守護神
Abraxas
ろっくす特製でかい画像ページ也。
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ろっくすサンタナのページ
資料
英語資料
English Version
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