2010年08月20日

シェビー・バン/サミー・ジョンズ 1975/3/1 Chevy Van Sammy Johns


↑私製ジャケです。このような日本盤シングルは存在しません。

シェビー・バン
サミー・ジョンズ
1975/3/1


♪ぶーんぶーんぶんぶんぶんぶんぶん♪

「わ、スズメバチ。ぎゃあああ。」

「お、おいちゃん、大丈夫?。
今、すごいカッコでバク転してでんぐり返って大股開きしてハサミを手に突き刺してスっ転んだんだけど。」

「だいじょぶじゃねえよ。
痛ー。
しかしタマゲたね、スズメバチだよ。
ついそこの生垣がぼうぼうだったんで刈ってしまったらこの体たらく。しかし大丈夫かな。」

「どれどれ・・あ、その蜂の巣はアシナガバチだよ。
スズメバチより凶暴じゃないし虫を食べてくれる益虫だから大丈夫。」

「先にそっちの心配かい。でも刺されたらヤバイんじゃないの?」

「うん、腫れるのは腫れるよハレルヤ。刺されたの?」

「うーんと、多分平気だが・・・うわ、血だ。ハサミを刺してしまった。そっちのほうが大変。」

「まあ。」

「まあってアンタ。感心してないで何か無いのか。」

「えーっと・・・ごそごそ・・・これでも貼っておけ。」

「うわ、汚ねえバンドエイド。まいっか。ありがと。」

「じゃあね。」

「行くなよーー。まだ肝心な用があるじゃないか。」

「何かなー?」

「何かさ。最近おめえイジワルじゃね。反抗期か?」

「別に。」

「わ、反抗期だ。おろおろ。
まいっか。
ではお待たせいたしました。毎度おなじみ80’sのレコ屋でござーい。



えー、今週は1975年のアメリカ特集と言うことでー」

「あーあ、また70’sか。」

「そんな溜息つくなよ。いいじゃんか、音楽に時間の区別なし。」

「いいけどさ。うざったいのはやだよ。それでなくても暑苦しいんだから。」

「ジェスロ・タルとかダメ?」

「駄目!」

「やっぱ。そうだよな。こう暑いと俺も清々しいのが聴きたいよ。
えーっと・・・・あ、有った。たしかこれは相当に爽やかだったはず。

シェビー・バン
Chevy Van
サミー・ジョンズ
Sammy Johns




いえい!」

「何だそりゃ。」

「ご存じないのももっともです。この方、アメリカはノースカロライナ州シャーロット出身のシンガーソングライターでね、
立派なこの唄一発がともかく当たって立派な一発屋さんとなった立派な方なのです。日本発売無し。
だと思う。」

「あそう。」

「えーとどれくらい当たったかとゆうと
1975年3月1日に5週目で全米TOP40に46位から36位に初登場、
以後31-24-20-16-12-8-7-6-5-15-25位。最高位5位だってんだらこりゃそうとうなものだ。
って
あんまり御託並べても暑い中、待って下さる皆様に申し訳ないすから
さっそく聴いていただきやしょう。
あ、シェビー・バンってのは、シボレーのバンのことね。



http://www.youtube.com/watch?v=RiEIToOWr64


🎵

僕は女の子を
僕のワゴンに乗せてあげた
彼女は這って乗り込んで、
その場をすっかり占領
彼女は疲れていた、
何故って気分がもう最悪だったから
僕は言ったんだ
「少し眠ってロックンロールの夢でも見なよ。」

だって王女のような彼女がそこに寝ていたんだ
月の光が髪の毛で踊ってる
彼女は起き上がって僕の手を取って自分の方に・・
僕のシェビー・バンで愛を交わすつもりなんだ💓
そんな・・
僕としては、そりゃ最高だよ🆗

彼女のヤングな顔
まるで天使のようだった
彼女の長い足
日に焼けて茶色だった、おう
真っ直ぐ道の方を見たほうがいいぞ、息子よ
速度を落としたほうがいいぞ

だって王女のような彼女がそこに寝ていたんだ
月の光が髪の毛で踊ってる
彼女は起き上がって僕の手を取って自分の方に・・
僕のシェビー・バンで愛を交わした❤
そんな・・
僕としては、そりゃ最高だよ🆗

にょわーギタア

僕は彼女をとても小さな町で降ろした
君が石を投げたら一発で端から端まで投げられちゃうような
舗装してない大通り
彼女は裸足で歩いていった
もう一回そこに行かなかったのは男の恥でございます

だって王女のような彼女がそこに寝ていたんだ
月の光が髪の毛で踊ってる
彼女は起き上がって僕の手を取って自分の方に・・
僕のシェビー・バンで愛を交わした💓
そんな・・
僕としては、そりゃ最高だよ🆗

だって王女のような彼女がそこに寝ていたんだ
月の光が髪の毛で踊ってる
彼女は起き上がって僕の手を取って自分の方に・・
僕のシェビー・バンで愛を交わした💕
そんな・・
僕としては、そりゃ最高だよ🆗

だって王女のような彼女がそこに寝ていたんだ
月の光が・・・・


🎵

「わ、何だこりゃ。ヤバイな、突っ込まれるぞ。」

「ねえおいちゃん。バンで愛を交わすってどうゆうこと?ねえねえ。」

「来やがったなやっぱ。えーとそれは突っ込・・・なんてこと言わせるんじゃ。
えーと・・・困ったな。
しかしこんな爽やかな歌声で、爽やかなメロディで、爽やかなサウンドで

何と言う唄でしょう。



世界中の女子全員から、男子ってサイテー!
の声が聞こえてきそうです。しかし私のせいではありませんすべてはこの唄が悪い。
って・・・」

わらわらわらわら

「わ、凄い売れ行き。史上最大。青年団の連中がみんな買ってる。
おまえらー。
この唄、どーすんだよ。いくら

And that's all right with me

な内容だからって、お前、こんなの車で彼女に聴かせたらアウトだぜよ。
って
坊主、お前まで買うのか?」

「にやにや。」

「何ニヤニヤしてんだよ、気持ち悪いガキだね。わかったよ売るよ売りゃあいいんだろ。」

「わーーい。家に帰ってゆっくり聴く。」

「何でまたゆっくり。
まいっか。内容はともかく無茶苦茶それはもういい歌だから。

素晴らしい音楽は、内容を超えて存在します。






ほんとかよ。暑くてワシも頭ぱらっぱらぱー👣。」



(山)2010.8.20

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Golden Classics

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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英語資料

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