2010年09月16日

壱発逆転篇/スパークス 1984 Pulling Rabbits Out of a Hat / Sparks



壱発逆転篇
スパークス
1984


そうは言っても一小市民ではどうにもならないだんべ。
とのお声が各方面から巻き起こってるとの噂で、
そりゃそうだ。
ゴキブリホイホイからゴキブリを逃がす方法ばかり考えていては私も絶望先生です。
またよく知らないのに書きますとヘグリますが。
とにかく
このような状況下を生き残る第七捕虜収容所の捕虜のように方策を練らねばなりません。
そこで思いつくは偏屈のススメ。偏屈こそは地球を救う。偏屈革命。偏屈&シティ。
ましては偏屈、ドラッグス&ロックンロール。
明るい家庭計画の為に偏屈しましょう。
今日は先生をお迎えしました。
偏屈と来たらこの方々、
LAのヨーロッパ運命共同体、

スパークツのお二人です。



スパークスのお二人です。



アルバムは

Pulling Rabbits Out of a Hat



日本発売の経験無し。
つまらんから勝手に邦題をつけよう。

壱発逆転篇

1984年発売の13枚目のアルバムです。
タイトルの意味は直訳すれば

帽子からウサギを出しますことヨ

このお二人てば、ウサギ好きですから。またー。だから好きよ。
つか
奇術師が帽子からウサギを出すように、窮地に陥ったら意表をつく手で大胆不敵に切り抜けよ
って意味です。
だもんで
弟を今度は指人形にしてみました。
頭デカイよ、ロン兄貴。
窮地も窮地、服が買えなくて白Tシャツだもん。

前作が久しぶりにヒットしたじゃんか。
あ、兄ちゃんが全部キーボード買うのに使ってしまったとですか。
それはそれは。
と言うことで当面の生活費を稼ぐために柳の下のどぜう、って前作で俺達はどうゆうことやってたのかなあ。
忘れています。
ま、せっかく鍵盤買ったからデジタルシンセまみれ。
トニー谷顔でルンルン言いながらロンさんが作った11曲、
チャライです。
最先端の機械なんて所詮ブリキのおもちゃよ、butブリキのおもちゃだ。
軽薄極まるテクノ・エレクトリックPOP全集をどうぞ。
テキトーにナウな流行りも取り入れてますことよ。



まずはタイトル曲、

大映テレビみたいです。走れ不良少女M。
歌詞は



わたしゃ太陽と月を掌握している
わたしゃ世界をこの手に握っている
こんなこたあ、わしにとってはお茶の子さいさい
お前らにわかってもらうとは思わん

帽子からウサギをとりいだします
わたくしが受けますのは拍手喝采のみ
拍手!拍手!拍手!拍手!拍手!



いきなし不遜かまして顰蹙買い。
まあですがこんなことは正に朝飯前ですから気にしない気にしない。

次の
Love Scenes

デペッシュモードね。後輩の手柄をパクリます。よろしく。

次の
Pretending to be Drunk



http://www.youtube.com/watch?v=PeIzfSttwYA


はシングルカットしてみました。
何となくプリンス風にしてみたんで。そのつもりだったんですけど曲風はヒトラーの髭を齧る例のドブネズミみたいなヤツ。
ヒットしなかったよ。どうして?

次の
Progress



http://www.youtube.com/watch?v=3TDRAwALI-I


これもシングルにしてみました。元ネタは、えーっと、こないだベストヒットUSAでかかってたやつ。
何だったっけ?ここまで出てるのに。あるじゃんこうゆうの。ゴーゴーズかな?違うか。
思い出さなかったのでヒットしませんでした。

次の
With All My Might



http://www.youtube.com/watch?v=gfwnl58sL-E


これもシングルにしました。数打てば当たるかも。
今度はどっかオーケストラル・マヌーバーズ・イン・ザ・ダーク長いよ風です。
尚且つELO風。
テクノ・オールディーズ。いかがですか?
あ、間に合ってたんですか?ヒットしませんでした。世間ってイケズね。

ここまでがA面。これで終わりです。
ここからがB面。これから始まります。



Sparks In The Dark (Part One)

短いインスト。
ぎゃははモロにからかってやった。
だからさっきの若い衆
オーケストラル・マヌーバーズ・イン・ザ・ダーク長いよ。
だから短く。

間髪入れず続けて
Everybody Move

アホみたいなお調子テクノGOGO。
歌詞は



みんなみんなみんなみんなみんなみんなムーヴ!
上へムーヴ、下にムーヴ
ちょいと甘いことです、簡単にダウン
プールに飛び込め、お前は溺れる



どうせならこれ、シングルにすりゃ良かったのに。
みんなが踊ろうとしたら終わっちゃうよ。

次は
A Song That Sings Itself

http://www.youtube.com/watch?v=DWx_D58x5oI


つい本気出しちゃった大名曲!!
トロがトロトロしちゃうようないい歌でねえ。
こんないい歌、シングルにしてたまるものか。



僕には訳がわからない
この踊ることが僕に取ってどれくらいの意味を成すことか
為すこと全てが僕がそうなりたいと思ってることを為してくれてる
今夜、君と二人だけ
そばで君のことを感じる時、
僕は猿になる



この唄はこの歌の歌ってる通りの歌。

次は
Sisters

またもおパクリ、マヌーヴァーズ。すまんの。
このテクノ¥オールディーズてヤツはおもろいんで。
おもろいと思ってることはおもろくなるは必定。
キュートですがな。

次は
Kiss Me Quick

素早くキッス!
これはデペッシュモードつうか。そんなもん。
ラストに向かってどんどん、つい夢中になって盛り上がってしまいました。
とても傑作。
何だかシミジミとしてしまいましてスパークツぽくないかもしれませぬが、
この時はそうゆう心境に達しました。
よろしく。

なお最後は
Sparks In The Dark (Part Two)

冒頭のインストが全正体を表す。
兄貴存分におもちゃで遊ぶ編。

さて
一発逆転となったかどうか。
いづれにしよ
世間がどうであろうがワシら兄弟には一切無用ノ介だ。
オール・ミュージックで
栄光の星2つゲット!
5点中2点!

世界1位の2点だぞ。

(山)2010.9.16

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00000-1.jpg

Pulling Rabbits Out of a Hat (Reis)


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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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ろっくすスパークスのページ

資料

資料(英版)


English Version

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posted by 山 at 08:29| Comment(2) | TrackBack(0) | グラム・ロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。

Blue Oyster Cultでこちらへやって来ました。

スパークスですか、これまた懐かしい。
つい2〜3日前も、懐メロ大会やって、一枚目を聞いたところです。
いろいろ興味深いミュージシャン名が並んでいますので、また寄らせてもらいます。
Posted by あえらす at 2010年09月16日 12:53
あえらすさん、はじめまして。

スパークスは懐かしく、そしていつでも新鮮なので嬉しいバンドです。

>また寄らせてもらいます。

ありがとうございます。
Posted by ヤマ at 2010年09月16日 22:01
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