2010年11月03日

ヘヴィ・メタル・キッズ登場/ヘヴィ・メタル・キッズ 1974 Heavy Metal Kids Heavy Metal Kids



ヘヴィ・メタル・キッズ登場
ヘヴィ・メタル・キッズ
1974


ロックンロールの夢。
Rock'n roll Dreamとゆうジャンルがあるはずだ。
1970年代の前半、グラムとハードロックの狭間の中、
ごく短い期間生息した。
ロックの可能性がすべて示され、
その栄華の中でそれこそよくあるロック映画の中みたいに
ギグが終われば乱痴気騒ぎの眉をひそめるチャラチャラ世界の。
こんなこと、こんな素晴らしくて最高なことが長く続くはずは無い酒でもヤクでもガールでも
飲んでなきゃやってられるか切迫の気分。
全員ロッキー・ホラー・ショーのモンスターで。
所詮世間様には何の飯の種にもならぬ外れ者。
その最後を飾る祭りを華麗に舞ったのがかのモット・ザ・フープル。
CBSアルバム3部作とライヴで裸の王様の頂点に立ち魔王した。
そして
そんな中、週末の終末を背負って、よりによってデビューしたのが

ヘヴィ・メタル・キッズ
Heavy Metal Kids


です。
fromブリティッシュ・ロック。
アルバムは

ヘヴィ・メタル・キッズ登場



プロデュースはデイブ・ディー氏。
かのデイヴ・ディー・グループ〜Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick and Tichの。
英国60’sPOPでロックの渡世人。
身を持ってロックンロールの夢を作った男。
落とし前をつけるべく
名盤の産婆になったのだ。

A面



1. ハンギン・オン
Hangin' On


ハード・ドライヴィン・ロックと扇情のリフ。
転用の効かないダミ声歌声野郎ゲイリー・ホルトン氏の生きた時代。
ギターをセーハでずずじゃじゃを肉任せに出せた。
そのまま何とか持ちこたえろのナンバーだ。


2. ハードで行こう
Ain't It Hard


http://www.youtube.com/watch?v=v-SD0Lyu56E


さらに声はピッチ高くネズミ声になり、後にUFOに加入の鍵盤師ダニー・ペイロネル君のピアノがロール。
タンバリンとアンプ直結オーヴァードライヴとドボチョンな終わり。

3. 同じことさ
It's The Same




http://www.youtube.com/watch?v=uj-M3yozKwY


すぐに定番となって腐臭が漂うことになるロックの大バラード。
ここではまだかろうじて刺身で喰える。それは腐りかけが一番旨い。
傷口から血が流れてるのを左手で押さえながら右手でマイク。

4. ラン・アラウンド・アイズ
Run Around Eyes


74年にのみ生存のレゲエをロックで喰った野郎曲。白いデフォルメで溢れまくり
当然インチキで、ロックはインチキだから当然だ。
阿呆も極まる小馬鹿にしたギターソロと引き換えにバンドは人身御供になってる。
口から歯肉炎の黒い血です。

5. これでお別れ
We Gotta Go


http://www.youtube.com/watch?v=cbFME4kpWtQ


これが泣かずに、涙が風大左衛門のチョウチン涙になってクラッカーで鳴らずにいられますでしょうか。
溢れ出る宣言です。
ロックンロールの。
自分で奇形した。
奇形化しなければ生きていけない運命の。
殺害者が殺人者の宝を引き継ぐ。



時が来たれり

俺は知る 俺は正しい

時は来たれり

俺は知る 俺は間違っている

時は来たれり

長くはないだろう

俺が正しいにしろ間違ってるにしろ

生きるために理由を見つけるためには

与えるために理由を見つけるためには

だがショーは無いはずは無い

ロックンロール抜きでは


俺をここから連れ去ってくれ

アルペジオ・コードで

何故なら俺はわかってる、そう、知っている

そいつについては神様に賛成だね

俺を連れてってくれ、ここにはいられない

ここにいる理由が無い

生きるための理由を見つけるため

与えるための理由を見つけること

だがショーは無いはずは無い

ロックンロール抜きでは

俺達は行かねばならぬ

俺達は行かねばならぬ

俺達は行かねばならぬ

何故ならロックンロール・バンドのサウンドが俺を心からドライブさせているのだ

行かねばならぬ

行かねばならぬ

行かねばならぬ

何故ならロックンロール・バンドのサウンドが俺を心からドライブさせているのだ

行かねばならぬ

行かねばならぬ

行かねばならぬ

何故ならロックンロール・バンドのサウンドが俺を心からドライブさせているのだ

行かねばならぬ

行かねばならぬ

行かねばならぬ

何故ならロックンロール・バンドのサウンドが俺を心からドライブさせているのだ

行かねばならぬ

行かねばならぬ

行かねばならぬ

何故ならロックンロール・バンドのサウンドが俺を心からドライブさせているのだ

行かねばならぬ

行かねばならぬ

行かねばならぬ

何故ならロックンロール・バンドのサウンドが俺を心からドライブさせているのだ

行かねばならぬ

行かねばならぬ

行かねばならぬ

何故ならロックンロール・バンドのサウンドが俺を心からドライブさせているのだ

行かねばならぬ

行かねばならぬ

行かねばならぬ

何故ならロックンロール・バンドのサウンドが俺を心からドライブさせているのだ

行かねばならぬ

行かねばならぬ

行かねばならぬ

何故ならロックンロール・バンドのサウンドが俺を心からドライブさせているのだ

行かねばならぬ

行かねばならぬ

行かねばならぬ

何故ならロックンロール・バンドのサウンドが俺を心からドライブさせているのだ



B面



1. プレンティ・オブ・ウーマン
Always Plenty Of Women


多数の女がいるから俺達はロックンロールするのだとゆう下賎も下賎、
糞もクソ、ポーズもポーズ、悪魔も悪魔、チンピラもキンピラな
がっつんロックンロール奇形。
人はこれらをすべてストーンズからいただいた。
ストーンズからいただいた者からもいただいた。

2. ネイチャア・オブ・マイ・ゲーム
Nature Of My Game


ゲームの姉ちゃんの歌。夢の真っ只中ですんで止めても無駄だよ。

3. カインド・ウーマン
Kind Woman


とても喜ばせてくれる類の女子の歌を、高々と大なバラードで歌い上げる一大巨篇。
このこれはロックンロールの夢理論をまずは提唱したデヴィッド・ボウイ氏のジギーからの贈り物です。
プレイド・ギタアああああ!!

4. ロックンロール・マン
Rock N Roll Man




http://www.youtube.com/watch?v=WID2TCPZtVg


シングルしやがった俺様はこの様だチューン。ロッキーがフランクンを叩きのめしてる様子を描写して、
るのだ。



ロックンロー!!いやおやいやおやいえい

俺達が若かった頃、大して面白いことが無かった
地面を足でドタバタ蹴り飛ばしてよ

それとそれから電話ボックスの上である夜
俺の人生をひっくり返した猫を見た

ヤツはハイヒール野郎、ダンスしてた
ヤツの手には赤いホットボックス

ヤツはてめえのストーリーを世界に直撃中
ロックンロール・バンドの手助けを受けて〜〜〜

さてはて次の朝、レコード店にて
俺の心は船出だよだよんだよんだよんだよん

2、3日経過、俺は自分のやり方を変えていた
4つのワイルドなフィンガー・コードをハッピーに弾くのだ

しばらくして俺はスタイルを確立した
皆の衆が耐えられもせん音楽をプレイするのだ

俺はてめえのストーリーを世界に直撃中
ロックンロール・バンドの手助けを受けて〜〜〜

俺の 俺の声が聞こえるか?

準備はいいか? 信じるための準備は

誰もが・・・誰かを求めてる

誰かを求めてる 信ずる誰かを

ロックンロール

ロックンロール野郎

歌で満たしている
俺達の息する空気中に

ギタア

さあ俺は唄う、ブギー・バンドと共に
俺の靴を地面に高速蹴りして

お前は俺が電話ボックスの上にいるのを見る
ハイヒールブーツと俺の髪は銀髪

俺様はまさにハイヒール野郎だ、ダンスしている
赤いホットな箱を手に持って

俺様は俺様のストーリーを世界に直撃す
ロックンロール・バンドの手助けを借りてな

俺の 俺の声が聞こえるか?

準備はいいか? 信じるための準備は

誰もが・・・誰かを求めてる

誰かを求めてる 信ずる誰かを

ロックンロール

ロックンロール野郎

歌で満たしている
俺達の息する空気中に

ロックンロール!!

ギタア

ロックンロール

ロックンロール野郎

歌で満たしている
俺達の息する空気中に

ロックンロール

ロックンロール野郎

歌で満たしている
俺達の息する空気中に

ロックンロール

ロックンロール野郎

歌で満たしている
俺達の息する空気中に

ロックンロールロックンロールロックンロールロックンロール
ロックンロールロックンロールロックンロール

ロックンロール野郎

歌で満たしている
俺達の息する空気中に

俺の 俺の声が聞こえるか?

準備はいいか? 信じるための準備は

誰もが・・・誰かを求めてる

誰かを求めてる 信ずる誰かを

ロックンロール

ロックンロール野郎

歌で満たしている
俺達の息する空気中に

5. これでお別れ
We Gotta Go (Reprise)

・・・・・

行かねばならぬ

行かねばならぬ

行かねばならぬ

何故ならロックンロール・バンドのサウンドが俺を心からドライブさせているのだ

行かねばならぬ

行かねばならぬ

行かねばならぬ

何故ならロックンロール・バンドのサウンドが俺を心からドライブさせているのだ

・・・・・



なお
あらかじめ申し述べておくが
このバンドにはいわゆるヘヴィメタルの夢は一切無し。
伝説ビート・ジェネレーション作家、
ウィリアム・シュワード・バロウズ氏の作から命名。
さらに
直前のトッド・長い顔・ラングレン氏の曲と興奮は同じことだった模様です。

It's The Same

燦然と輝く終りなき名盤と鳴る。

(山)2010.11.3

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ヘヴィ・メタル・キッズ

Heavy Metal Kids

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。


↑当時ML誌レヴュー

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Words & Music: Boyce/Holton/Peyronel/Thomas/Waller
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THERE ARE TIMES.
WHEN I KNOW I’M RIGHT.
THERE ARE TIMES.
WHEN I KNOW I’M WRONG.
THERE ARE TIMES AND IT WON’T BE LONG.
WHETHER I’M RIGHT OR WRONG.
TO FIND REASON FOR LIVING.
TO FIND REASON FOR GIVING.

BUT THERE AIN’T NO SHOW.
WITHOUT ROCK AN’ ROLL.

TAKE ME AWAY FROM HERE.
WITH AN ARPEGGIO CHORD.
CAUSE I KNOW YES I KNOW.
IT WOULD AGREE WITH THE LORD.
TAKE ME AWAY I JUST CAN’T STAY.
I GOT NO REASON TO STAY.
TO FIND REASON FOR LIVING.
TO FIND REASON FOR GIVING.

BUT THERE AIN’T NO SHOW.
WITHOUT ROCK AN’ ROLL.

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ROCK N’ ROLL MAN
Words & Music: Paul/Thomas
Cotillion Music Inc/BMI

WHEN I WAS YOUNG DIDN’T HAVE MUCH FUN.
BUSY KICKING MY SHOES TO THE GROUND.
AND THEN ONE NIGHT ON THE TELEBOX.
SAW A CAT WHO TURNED MY LIFE AROUND.

HE WAS A HIGH-HEELED BOY WHO WAS DOING A DANCE.
WITH A RED HOT BOX IN HIS HAND.
HE WAS BRINGING HIS STORY RIGHT INTO THE WORLD.
WITH THE HELP OF A ROCK N’ ROLL BAND.

THE VERY NEXT MORNING AT THE MUSIC STORE.
MY MIND WENT OVERBOARD-DE-DOH-DE-DOH-DE-DOH….
IN TWO OR THREE DAYS I WAS CHANGING MY WAYS.
HAPPY PLAYING FOUR WILD FINGER CHORDS.

AND AFTER A WHILE I DEVELOPED A STYLE.
PLAYING MUSIC THAT THE FOLKS COULDN’T STAND.
I WAS BRINGING MY STORY RIGHT INTO THE WORLD.
WITH THE HELP OF A ROCK N’ ROLL BAND.

CAN YOU CAN… YOU HEAR ME.
ARE YOU READY FOR… FOR BELIEVING.
EVERYONE… NEEDS SOMEONE.
NEEDS SOMEONE… TO BELIEVE IN.
ROCK N’ROLL.
ROCK N’ROLL MAN.
FILL WITH SONG THE AIR WE’RE BREATHIN.

NOW I SING WITH A BOOGIE BAND.
BUSY KICKING MY SHOES TO THE GROUND.
AND YOU CAN SEE ME ON THE TELEBOX.
HIGH-HEEL BOOTS AND SILVER IN MY HAIR.

I’M JUST A HIGH-HEELED BOY AND I’M DOING A DANCE.
WITH A RED HOT BOX IN MY HAND.
AND I’M BRINGING MY STORY RIGHT INTO THE WORLD.
WITH THE HELP OF A ROCK N’ ROLL BAND.
WE GOTTA GO.
WE GOTTA GO.
WE GOTTA GO CAUSE THE SOUND OF A ROCK AN’ ROLL BAND.
IS DRIVING ME OUT OF ME MIND!.
WE GOTTA GO.
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WE GOTTA GO.
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