2006年05月20日

You've Got Me Runnin' /Gene Cotton 1977/1/22

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You've Got Me Runnin'
Gene Cotton
1977/1/22


*本日の「完璧なシングルを讃える会」は
You've Got Me Runnin'/若草の恋
Gene Cotton

の1977年1月22日TOP40、37位初登場、3週ランキングで最高位33位の曲です。
ジーン・コットン氏は1944年6月30日オハイオ州コロンバス生まれのシンガー・ソングライター、1974年にアルバム「Gray of the Morning」でデビュー、81年までに7枚のアルバム出し。4曲のTOP40ヒットあるんです。
この曲は1976年の4枚目「レイン・オン」収録。「若草の恋」タイトルで日本盤LPも出たらしい。
と、わかってるのはここまで(^_^;)。
そして曲が完璧なシングルであるってこと。
根性の座った、へにゃへにゃ優しいソングです。同時期ブレークのスティーブン・ビショップ氏、ポール・デイビス氏同様。その底無しの誠実さぶりは鋼鉄メタルの徹底振りと完全に対極にあるもの、又はパンク、オルタナティブと。柔らかいから売れますってなことは全く無く、徹底しちまうとやっぱし、あれはあれだからみたいな感じになっちゃって、端っこの音楽になっちゃうんだな。
でなのか、全く本国でも無視されっぱなし、アルバムのCD化なんかアウトで眼中、ヒット曲さえオムニにも入らん。レーベルが冷酷ABCだったつう不運もあるけど、こりゃあんまりだで。昔から、中古LPの出現を待ちわびてます。生きてる間に出るんだろうか?
これから曲のダウンロード販売が主流になるやもしれんとゆうことなら、こうゆう曲こそ是非ラインアップに加えて欲しいぞ。
もしくは「ロックの殿堂協会」(?)、あの殿堂を決めてるとこ、ああゆうところで、銭金抜きで消失しつつある音楽を保存公開とか出来んのだろか。って、化石みたいだなこりゃ。
自分の好きな音楽が30年前のものであるって事実を知らさめられるのは、こんな時で、天を仰いでしまう昨今。POPミュージックは時代とともに消え去るもの。そんな風には決して思いたくないです。たかだか半世紀、いや1世紀でも2世紀でも人なんかさほど変わるもんじゃ無し。人が作って人が聴く。大切にしないとえりゃあ後悔するべさ。音楽は形で無いものだけに。
公式に試聴する場所さえ無いのに、歌詞だけ解釈してどーすると思うも悶えますけどこんな曲です。

僕はそれがどんなだったか今でも憶えている
訳もわからず失い孤独だった
空っぽの青い空にグレーがかかり
希望無き変化を僕は経験してた

でもその時君が出現
で、君は僕を故郷に連れて行ってくれた
全ての孤独から僕を救い
見失ってた時間の中から持ち上げてくれた
心を癒して素敵に変えてくれたんだ

君は僕の背中を押してくれた
そして僕は海のように転がり始める
僕にはわからなかった
どんなに愛ってものが強くなれるものかを

君は僕の背中を押してくれた
そして僕は海のように転がり始める
僕にはわからなかった
どんなに愛ってものが強くなれるものかを

とってもちっちゃな曲です。長さも2分半あまり。あっとゆうまに消え去って行きそうだったら本当に消えちゃった。
同時期ブレークのイングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー・コンビに味わいが似て、そのついでみたいにヒットしたのかもしれん。マニアも見向きもせず単なるオールディーズになってしまうのか。
ぐちまみれになってしもた。
完璧は完璧だ。私の駄文ではしょーも無いけど、記さずに、残さずにおくものか。俺は70’sPOPが好きだ。

(山)2006.5.20


The English translation page : here.
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