2011年01月17日
ザ・ダンシング・サン/松任谷由実 1994/11/25 THE DANCING SUN Yumi Matsutoya
ザ・ダンシング・サン
松任谷由実
1994/11/25
うーむ、どうも出物が無いなあ、あ、
そういえばここが欠けてるこの一枚が抜けてるので前に進めん。
と思い出しいつものユニオーンさんを出てブーックオフに向かった訳です。
ここ相撲原はたしか発祥の地だったはずででかい店がござる。
何と平日の昼に駐車場は満杯でしばし待ってから入店。
CDコーナーに行くと誰もいないよ。どこに人はいるのだ立ち読みらしい。
真っ当なCD売り場のはいつもたまげる激高。こんなん買えん。
1650円とかばっか。
250円と500円コーナーに移動いたす。
それでもずらずらずらっと並んだ日本盤を端から何かないかな〜と
探すもこれが全然。
いささかショック受けまして。
こんなにあるのに必要とするのがまるで無いとは。
わしゃホンマに音楽好きなのかいな?
我が国の現状の音楽界が狂っているのかわたくしの頭がおかしいのか。
そうだそうだ、ユーミンさんの場所場所いこ。
おおお有ったぜ。うおやっぱ250円。250円か250円でいいのか。
買うは200万超セールス、一番売れたとゆう
THE DANCING SUN
コレ欲しがるって頭おかしくないじゃん。
1994年11月25日発売です。
その頃は・・・・うーんと・・・CADの仕事始めてえれえ忙しかった時かな。
ものすんごく儲かって人生で一番金が有った頃でございます。
ユーミンさんどころではござらん。
それをその技術もてんで必要とされなくなりその金使い果たしてる今聴く。
何かの予言か。
ジャケはほれ横尾忠則さんのギンギラケバい。
ご本人も旦那さんも一切姿が載っておりません。
この装丁でどんな音をやろうとゆうのか
と
聴くとこれが全然正反対でこれでいいのかそれとも何かの陰謀?
天の岩戸かギリシャの神々か人の煩悩アガペを表しているのでしょうか。
岩陰から音が漏れ出して来ます。
1. サイン・オブ・ザ・タイム
Sign of the Time
http://www.youtube.com/watch?v=bnY0uLZ66AI
こりゃプリンスだなと予測するも、ここんとこのサウンドコンセプト2本柱の一つ、
ピーター・ガブリエルSO空気で発進です。
えらく歌いにくいリズムでの正隆氏の由実さんへの挑戦。
一喧嘩有ったことでしょう。
コーラスでの”ホーミー、ホーミー”で、
ういううううううおえあー
そりゃホーミー。
気付くのですが、歌唱がカマトトではありません。歳相応のものに。
終盤にはフリートウッド・マックのジプシー化してゆく。
2. 砂の惑星
http://www.youtube.com/watch?v=1dBAlWgOfNg
こりゃデューンだな。それとも平安ステークスかと予測するも
そこはモロッコだった。
確かに砂の惑星。
ここで一挙にますます歳相応声炸裂で、あのケロケロ声がゲロゲロ声になり申して
怖いよ。
マーニーマニー
ってコーラスが恐ろしく、これはマニトウか、少なくともヒッチコックのマーニーです。
これより
いよいよ本格的に
松任谷組の
キャンディシュガー・ポイズン・ポップこと
飴玉毒音楽の開始。
演るは永遠孤独の呪詛婆さんと召使と匿名志士。
3. グッドバイ・フレンド
Good-bye friend
http://www.youtube.com/watch?v=nXwiqcqVmFY
死の歌です。追悼歌。アイルトン・セナ氏への。
逃げようのない場所へと連れて枯れてこれはたまらん。
生きて行けば行くほど、別ればかりで、辛うございますほんとに。
辛くて辛くて、自分だっていつかは自分への別れをせにゃならんに
つい
淋しくてー淋しくてー
悲しくてー悲しくてー
って、通常鼻歌してしまう。
日常てば、事は、嬉しくて〜〜〜嬉しくて〜〜〜なんと言う事をいつも上回りますし。
何とゆう名曲なのでしょう。
4. バイ・バイ・ボーイ
Bye bye boy
http://www.youtube.com/watch?v=oz00bG1vdbU
ペシペシのアナログ・リズム・マシーンに乗ってオーリアンズみてえだよ壺だよギターと
軽やかなメロディ。おまけにエレキシタールの音まで。
正隆氏の70’sへの極まる心愛の証です。
これを受けたら奥さんも再びカマトト時代に戻らざるを得まい。チャームなメロで返しの。
しかしそれも昔を突き付けて、寂しさが汁だくです。
5. ゲット・アウェイ
GET AWAY
http://www.youtube.com/watch?v=JVL614z78yg
レゲエだ。完全に。何故かわかりませぬが歌声がイッパイイッパイでぷるぷるしてる。
寒かったのか?
我慢してたのか。怒りか。
展開して8ビートになるは、ほれ、ポリス技。
スネアの音までコープランドの生協国ぢてます。
6. ハロー,マイ・フレンド
Hello, my friend
http://www.youtube.com/watch?v=TYS1o-HGx_4
潜在意識でしか気付かないのですがこれは”グッドバイ・フレンド”の自己アンサーソングでこの盤の
真ん中だと思う。
シングルになりもち最高位1位だとゆう。
知らん間にこんな完全ビートルズが日本のチャートを席巻していたとは。
そうだしビートルズで”ハロー”です。
XTCでもあろう。ノンサッチであろう。
何よりまた
悲しくてー悲しくてー
いっぱいいっぱい。
7. リヴァー
RIVER
http://www.youtube.com/watch?v=B1-4UkfdtT4
まさかブルース・スプリングスティーン兄貴では?無いです。
プリンプリンのアッパー歌謡。火サスの岸壁で逮捕。
犯行後死体が川に流されて漂着後の検死歌でなんとゆうことだ。
さすが金平糖毒虫歌謡の女王。
しかもせせら笑うように歌唱。楽しかったのでしょう。
以前寒そうですが。
8. ロンサム・カウボーイ
Lonesome Cowboy
http://www.youtube.com/watch?v=iBA0-4WwgSY
ぱすこんぱすこんピーガブちゃんワールド・ビートにての静謐なる世界を貴方に。
同時にリトル・フィートのディキシー・チキン・アルバムの不思議な湿気帯の空気も。
サビの強烈です。呪い極まり、珍しく感情をあらわにしてうろたえる歌唱が。
♪
すすり泣いてるの よそ者のこの街で
疲れ果ててるの ゆきづりの毎日に
♪
強烈です
9. オー・ジュリエット
Oh Juliet
http://www.youtube.com/watch?v=2ZpnVb79Ozw
奇しくも先のフィート・アルバムにオー抜きの同名曲有り。ちろん関係なし。
アッパーなロミジュリ歌で、自業自得じゃねえかあの話、早とちりにほも程がございます
と、一瞬誰でも思うことを、実に楽しそうにケタケタ笑いながら歌われており、
生々しいギタアが返って匿名な無表情で不気味さ満点。
正隆氏の、こんなここまで来てまだこれほど完璧な歌ばかり作りやがって嫉妬だ仕返しだの
一転も曇りもないアレンジの仕返しです。
ここのところのもう一つのサウンドコンセプト柱のスティーヴ・ウィンウッド氏のハイヤー・ラブで。
他でもそれはそこかしこに登場。先の”リバー”中間部のドラムなんかモロ。
10. 春よ,来い
http://www.youtube.com/watch?v=AI2XyT9RRS4
当然、NHKさ朝ドラのこの教科書問題歌がラストに。
うるさいなとか印象持っても、いい歌だよ。逆らいたけりゃ逆らえばいいが私はもう逆らいません。
ここに来て、これまでずっと寒そうに歌っていた謎が氷が氷解。
春を待っていたのだな。
今日みたいに寒い日ばかりだし。
一気持ち速いテンポだと感じます。待ち焦がれる気持ちをそこに込め。
メロディは真性ユーミン節。
いつものだよとかツッコむも、それでははて以前のどの歌に似てるんだ?具体的に述べよ
と問うてもそれが出て来ないのがこの方の凄いところでござる。
と
バブルの女王、バブル過ぎてさらに絶好調。
実は泡が割れてる風景を餌にして喜色満面喰ってる人ですからそれも当然で
最後は
残心を音にして終章。
またも全曲名曲。完全名盤です。
いつまで続くのかわからんが
マジで恐ろしくなってきた。
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(山)2011.1.17
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ザ・ダンシング・サン/松任谷由実
Hello,my friend
ろっくす特製でかいジャケットのページ也。
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ろっくす荒井さんのページ
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