2006年05月25日

Burnin' Sky / Bad Company 1977/3

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Burnin' Sky
Bad Company
1977/3


*バーーッド・カムパニー、1977年の4作目
「抜天炎上バーニング・スカイ」アルバムだーっ。
いえいっ若頭。ポールさん、どーだとばかりに得意そう。
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なんだけどよう。デビューの時はロック世界大騒ぎ、「来るスーパーグループ」「あのスワンソングの合流」と東スポの見出しを飾るも作を追うごとに何やら不穏な評判がぼつぼつ。見出しだって「ポール・ロジャースこまわりになる」
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とか「ラルフス、ライブ前に吐く、へにゃ」「歌えバレル氏」とか。きっかけはー、3作目からヒットのおポンチ曲「ヤングブラッド」からか。いんや2作目から既にか。
なーんでか。
これは世界陰謀結社「盤を聴かずに文句言って先生になろう連合」の仕業に違いない。ストレート・シューターもラン・ウイズ・ザ・パックも最高だったでは無いか。そりゃまキャント・ゲット・イナフやグッド・ラビン級超キャッチー目立ちますキラー曲含有率は減ったかもしれん。しかあしバドコだど。ご意見無用。そんな風評をモロともせずキチンと1年ごとに作を為す。またまたどっかん叩かれるモット叩かれたぜ、バーニン・スカイ。
ジョーダンじゃない。
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銭金社長ジミー平次氏も思わず、むーーーとうなってしまったとゆう地味地味アルバムだ。原因ははっきりしておる。ミック・ラルフスさんに何故か作曲の神様が降りて来なかったよ。何つってもボクちゃん顔だから、噂を聞きつけてボクが、どスローギター・ソロ弾くからいけないのかしら。カリスマれないからかしらと悩んだのでしょうか。あの爽快且つハードドライヴィンなロックが無え。
そのかわし、ロジャース親分頑張る。12曲中何と単独名義作7曲。あんた一人で作ると全部「夜明けの刑事」0-0-0-aaa0bcb-1le.jpgじゃんつう謗り嫉みを打破すべく殻破りの挑戦数々為したぞえ。
まずはタイトル曲
バーニン・スカイ
だ。
ファンクだぞ。本来ならトースポに「バドコ新作でファンクに挑戦、これでダービー制覇よ!」と踊る見出し捜査線なんだろうがそうさせん。そうさせろ。すげーかっかっこいいじゃ。ずんざっぞーぞつ、ずんざっぞーぞつ、の念仏ベースに乗っての念仏ボーカル。
思わず、へへえと平伏しませんか。ます。

お空は燃えている 俺の魂炎上中 信じる
おめえは 俺は学び中 俺の野望の鍵となる

0-0-0-aaa0bcb-1manjpg.jpgの到着待っている
囚人達は外で並んでおりました
壁に向かってジャーンプ 足をかけた
そんで俺は言っちゃる 今ここで
「好きだよ、べいべ とにもかくにも、おー、いえ」

お空は燃えている 俺の魂炎上中 信じる
おめえは 俺は学び中 俺の野望の鍵となる

荒野を突きぬけ走ります どんなデコボコでもへっちゃらだい
やつらは鉄砲でも犬でも矢でも何でも持ってやがった
俺は破滅への道を一直線 川を泳いだぞ
だがやつらは俺を捕まえた 橋の下で おーいえ

多少脈絡無いのは親分に代わってお詫びいたしやす。どうもハッピ着てハッピーなもんで。でも何となっても親分の歌声でやんす。納得して貰いやしょう。世界に名立たる祈りもんファンクでロックの大名曲だろ。
従来の夜明けファンの方々には2曲目モーニング・サンで溜飲を下げて下さい。私がポール・ロジャースです。妻はマチです。
ダウナーな岩ロックを3曲目でどうぞ「リービング・ユー・ベイビ」。俺はダーティ俺はナッシン俺はノウエアだからリービング・ユーべいべだそうです。それなら納得です。
4曲目は、夜明けもの、「水のごとし」。共作のシミズさんて誰?
意味不明の酒の席、合唱挟み。ろほほほらほほほ。ってアルバムの目玉つうくらい好きだったりして。がはは。一緒に歌える。
6は、バドコ流胸掻き毟り永遠不滅ラブなソング。べいべ炸裂。全員作となってるけんど、このサビの展開がラルフス氏だと確信。やって下さい、貴方は凄い人です。
7.は辛子たっぷし乗っけたローック!ハートビート。これなら文句あんめえ。
8.精神平和、は夜明けしてるんで親分作かと思わば、これがカークさん作。この方、ニック・ロウちゃんの盤でも泣きたいくらいいい曲提供、上半身常に裸に関わらず才能有りやで。
9.パッシング・タイム。は謎のボンゴ連打でびっくりするも、すぐに夜明けに戻って一安心。親分入浴中の時間すよ。
10.「悪過ぎ」は、もう出だしの「ガ」の一声でやられる、硬い岩盤ロック。食いの入った。これなら文句あんめえ。
11.「男は女が必要」。江戸っ子だとシツヨウと発音。思い切り力入れまくりのカーク氏の姿出て来るでしょ。汗ぷりぷり。
12.祭典の主催。最後に来て謎を提示の問題作。ファンクだで。スライ・ストーン氏の「サンキュー」想起のベース・リフ。イコライジングのボーカル。蛇がのたくるごとく。知らんでこれだけポコンと聴かされたらバドコだとにわかに信じがたし。
こいつをば、うひょーカッコイーと思うか、何じゃこりゃクソや、と思うかで左右の道の泣き別れ。
マガジンのサンキュー・カバーの暗黒に直結のアーバンだと私は思います。あー伴よ0-0-0-aaa0bcb-1pro.jpg


(山)2006.5.25

ろっくすバドコ連合のページ

でかいジャケのページ

入手先参考(US盤、試聴可能です、アマゾン)

中古ですが日本盤(同

<ああ動画群>

Rock Steady

Ready For Love

Good Lovin' Gone Bad

feel like makin' love


The English translation page : here.

posted by 山 at 08:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ハードロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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