2006年06月09日
World Wide Live / Scorpions 1985
World Wide Live
Scorpions
1985
*祝本日開幕ワールド・カップ・ドイツ大会。
とくりゃあこのアルバムしかありません。
ワールド・ワイド・ライブ
スコーピオンズ。
最初のライブ・アルバム「トーキョー・テープス」から7年、ついにブレークした蠍団が放つ凱旋帰国ライブ盤再び2枚組。それにしても7年。デビューからは13年。小屋から初めて小ホール、中野サンプラザ級でずううっと、そしてついに日本武道館、Wジャケ開かば人の端が見えない大群衆。その喜びのポーズを裏ジャケで決めます。
世界一美しい裏ジャケ大賞。この組体操陣形を決めるため6時間は練習したとみた。
そんなスコーピオンズが大好きだー。
この頃はまだ帽子で隠しておらぬマイネ氏の額の光の何と誇らしげなことよ。
東京テープスは我が家の人生お宝盤となりました。そしてこのアルバムは・・・このアルバムでもうトドメ。
完全に燦然と輝くご贔屓バンドになったよう。全部行っちゃおう、とことん付き合いますとなったんはこの盤が家に来ちゃったからだ。
あまりに遅かりしこの出会い。当時聴いていたらもしかして俺らも今でもメタルやってたかも。
しかあし、この味はこの歳になってからでこそ染みるよなーとまほさんとつくづく話してます。
話によると2枚組ライブでは現在に至るまで全米で歴代2位の売上げとか。1位は多分あれだなピーちゃん。ほんとかよと思いつつ、もしそうだったらこれほど痛快な話は無し。ドイツ訛り英語で全然相手にされなかったつうアメリカでだもん。
これはもう音楽の力に他なりません。
何がいいって蠍団、毎度書くけど曲が最高。ライブになると当然ベストヒット集になるんでそれを嫌っつうほど思い知る知る。
前半の律儀なる演奏の数々で陶酔とはこのことじや。打たれても打たれてもロック大好き、モチベーションを失わず、これほどの曲を書き続けたとは真の練達の士、手練集団であります。そうルドルフ兄さん。貴方のことだ。
そしてマイネさんっ。歌上手い。美味い。旨い。巧い。
演奏はもうソロのテクがどうとか、そうとか、関係無し。まるごとスコーピオンズの音として歌として燦然と輝く。
メタルであるとかハードであるとかも、関係無し。ロック好きの誇りとして、こんなバンドは類無かろうに。
何しろ「世界のバンド、ベスト30に入るのが夢」だったつうんだから。
成功して今更奢りも何もありません。嬉しゅうて嬉しゅうて、表ジャケいい顔してるよなあ。
求められればどこで行きます。どーんと書いてあるツアー・スケジュール。さすがにこの頃相当きつかったらしく、長年の疲労も最高潮だったとのこと。それでも走る。組体操までして。次のNHK大河ドラマは「蠍団」だな。
成功前も俺らはやっていたのだの自負はその曲目にあり。そして7年前、暖かく迎えてくれた日本の民へも。律儀に東京テープス以後、ラブドライブから4枚のアルバムからチョイスです。
それぞれ変わらぬ曲魅力、変わる魅力はもちろん、ウケたウケた喜びから。
東京テープスのあの何とも言えぬ素晴らしい温度とは違うこのこのー空気。こっちまで嬉しくなってしまうよ。
スコーピオンズを愛し続けてくれた方々へ、場所も時代も超えてそれを何よりも伝えたく共に味わって貰いたかったに違いなし。
とりわけ日本の民には。
だから、日本公演の模様は入ってません。
世界征服おめでとう。
とにかく粘る頑張る諦めずに。猪木氏の言ったことは本当だなあ。とことん思い続ければ道は開けるんだ。
と20年後でも、疲れた親父に一喝入れてくれるスーパーユンケルな2枚。
今更なんてー思わずに、盛り上がりましょう。
ワールカップ優勝チームに捧げる曲は・・・・
当然「ノー・ワン・ライク・ユー」だぜ。
(山)2006.6.9
ろっくす蠍団ページ
蠍団年表
超でかいジャケットのページ
入手先参考(日本盤、アマゾン)
試聴はこちらで(同)
スコーピオンズ・ライブ動画集
the scorpions 12-18-83 germany Coming Home
Scorpions- "Is There Anybody There" 1979 TV
Scorpions - The Zoo
the scorpions - lovedrive (live 1979)
The Scorpions - Love of my life (Queen cover)
Brian May + Roger Taylor + Nina Hagen + Scorpions
The English translation page : here.
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そしてお髭の手入れですか。
きっと。