2011年07月04日

ブラックホール/コスモス・ファクトリー 1976/8/5 Black Hole - Cosmos Factory



ブラックホール
コスモス・ファクトリー
1976/8/5


時は昭和51年、西暦1976年、星暦では不詳、
ほんの6歳、7歳になったばっかのプログレくんは、ご飯をくれる人もめっきりいなくなり、
いちげんさんはもう諦めて、馴染み客の確保にきゅうきゅうとせにゃあかんかな、
せっかく道は開けこれからの栄華なのに。
だもんでからに
ある者は足を洗い堅気になり、
ある者はフュージョンへと身につけたテクの矛先を向けようかって時に、
大プログレや。
名古屋出身の兄さんら。
その名も

コスモス・ファクトリー



8月5日発売3rdアルバム

ブラックホール



CCRのアルバムでないで。マジでSF好きだとゆうメンバーによる宇宙工場にゃーよ。
そもそもロックてのは時流に乗りながら堂々と逆らうのが本分だに、
こうしてこの時期の
ましてや自国の意地を聴けるのが嬉しくてしゃあないです。
ましてや
本当に日本のロックとはこうゆうもののことで、
あまりに日本で、わたしゃ、聞きながら
新宿御苑スタジオでライブのためドラムとアンプをレンタルして
その独特のロックなカビの匂いをムンムン、車内で嗅いでたあの時を思い出してしまいました。
嬉しいやら悲しいやら。



↑こうして誰も言ってくれない様子なので自画自賛せねばならぬ。
悲しいやら悲しいやら。

A面



1. ブラックホール

http://youtu.be/bp1GdaIn0UA


さーこれより大プログレ世界の開幕、おどろのギター鳴り響き、寺の鐘は鳴るは、
無慈悲なメロトロンの調べペー、ベースぐんぐんぐん
好き者の胸高鳴りどっきどき。突然のブレーク

黒穴

叫び。
呪われるぞー、イイコでいないとブラックホールに吸い込んじゃうぞー。
大人は子供を怖がらせるのが三度の飯より好きです。いひひひひ。
クリムゾン王の号令一下は遥か太平洋を超え、
さあ
貴方の街の貴方のご家庭に号令一下されるのだ。

2. イメージ

ドラクラ伯爵は日本にも存在したとゆうのは、岸田森さんが証明なさりましたが、
闇夜でパイプオルガン。

3. ハード・イメージ

間髪入れず
根性を叩き直す目的で、ラップなどとゆう軟弱なもんじゃねえぜ、
ちゃんとチャントするヴォイスと、ギターとは指でピッキングするものだ、
ワウワウとはこうしてわうわうさせるものだと中指立てますギター。
この真剣に思わず笑いをもって迎えるも歓迎行事の一つ。
笑えるほど奇形な真面目はもはや周囲には稀有なことと気付くまで。

4. クリスタル・ソリテア

妙なるピアノの調べに誘われ、とうとうと朗々と歌い継がれるクリスタルな孤独。
なんとなくではけしてなく、また夜は明ける。

B面



1. さまよえる少年

http://youtu.be/vqbBDc765EI




相撲原市ひぱり放送がお伝えします。
今日、10時35分25秒に年齢不詳の少年の行方がわからなくなりました。
身長は95m34cm。体重は3kgくらい。
ピンクフロイド色の黒の白装束と半ズボンを吐いてます。
お見かけの方はお近くのプログレ頭脳警察に通報してください。



通報してあげないと行き場を無くして貴方の、その食卓にいついてしまいます。
そりゃいいわ。

2. 遠い日々

うおううおうおううおううおううおううおううおう
うおうおうー

失礼ながらこのヴォーカル・スタイルはどなたの影響下でこのようになったですか?
TOSHIさん。
どうも私にはもしかして、水原弘さんではないかと思われるのですが。
欧米グレ界には、この感じはちと思い出されません。
カムイ外伝を思い出します。
違和感と共に逃げることの出来ぬ個性をちょうだいしました。

3. 鏡の誘惑

http://youtu.be/iPnTIdqIgMM


日常生活におけるログレシヴ世界の一つに、鏡があります。
あるときゃ、世界で一番美しい人は誰?と尋ねる存在。
あるときゃウルトラセブンが、じょわじょわじょわと手から溶け入り込んで向こうの世界へ行く入り口。
光の光子は、ある条件のもとでは、一つの存在でありながら、同時に2箇所に存在することが出来るそうです。
そんな馬鹿な。
それが現実だそうです。
何故、それがそうなるのか誰もわからず。頭のいい科学者さんもわからず。
だが、それを利用して電子世界での暗号製作を行っているという。
完全実用化も間近で誰もその暗号は破れないとのこと。
それはそうだ。何故そうなるのか、誰もわからないのだから。
だが
わからないことを人類は利用してしまったら、
もしやふとした時に
鏡は誘惑にかられて人をヒビリ殺す恐怖の単語をこちらに送り込んでくるやもしれません。
前世紀において捨て去ったはずのいかがわしき存在こと
霊世界は今、貴方の身近に確実に近づいています。
そんな時に備えて、
我々は
ちゃんとね



やがて訪れるべきブラック・ホールの内部についてのこの音楽を通じ、
しっかりとした受け答えが出来るべく不断の努力と精進を欠かさず望んでいきたい。


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(山)2011.7.4

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ブラックホール

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ろっくす特製でかい画像ページ也。

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コスモス・ファクトリーの作品

English Version
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この記事へのコメント
おお流石ヤマさん、70年代の日本を代表するバンドですもの、スルーする訳ないですよね。

現在メンバーは4人中既に2人が鬼籍の人となり、ギターの水谷氏は名古屋のライブハウスにて現役で活動中、ドラムの岡本氏は20年前にお会いした時点では京都で工芸品の職人をなさっててもう音楽はしていませんでした、その後は不明。
リーダーの泉氏は今年の2月に62歳で癌で亡くなられました、合掌。

優れたアーティスト達は、亡くなった後も作品は一生人の心に残るのですね、凡人である自分には羨ましい限りです。
Posted by デボラ at 2011年11月17日 12:49
どもども
聞きたくて聞きたくてやっと発見したアルバムです。

>現在メンバーは

そうなんですか。時間てのは時に残酷です。

>作品は一生人の心に残るのですね

これはもうほんとにそうです。
世に放たれたとたん、歌は受け手のものになりますから。
聴き継ぎられる歴史がある以上、音楽は生き続けると思います。
人数は問題でなく。
Posted by ヤマ at 2011年11月17日 18:54
>人数は問題でなく。

流石ヤマさん、最後に物凄く重要な一言を…。
正にそう思います。
Posted by デボラ at 2011年11月24日 16:31
>重要な一言を…。

実際はなかなか・・・・
願いです。
ここやってくうえでも。
Posted by ヤマ at 2011年11月24日 21:48
御無沙汰してます。
メールで以前お話した泉、水谷のプライベート録音の2曲をやっとデジタル化出来ました。
youtubeとニコニコにアップしましたんで良かったら聴いて下さいね。
20年以上前のテープ音源ですので音は…ですが。

http://ekaterina2008.blog28.fc2.com/blog-entry-155.html
http://ekaterina2008.blog28.fc2.com/blog-entry-154.html
Posted by デボラ at 2011年12月19日 21:20
>音は…ですが。

素晴らしい音質です。オープンリールのMTRですね。
みなさまもよろしかったら。
Posted by ヤマ at 2011年12月20日 06:08
>オープンリールのMTR

音だけでそうゆう事が色々分かってしまうヤマさんが恐ろしいです…流石と言うか。
Posted by デボラ at 2011年12月20日 17:30
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