週刊レッツゴー９０’ｓ
２１年前の今週の新曲
1990/7/7号
突然何かが変わり出す
近き過去こそ遠き過去、
今やもうふた昔経ってしまった現実に愕然としつつ、
こりゃ何かを忘れてはいないかと
２１年前の今週の米英ＴＯＰ１００チャートの初登場曲を探検ですの８回目です。
いやー、先週はブチ切れそうになり。
ニュー・ジヤック・スイングよ、えーかげんにせいやー。
そこまで好きか、みんな？
そしたら今週は・・・・
そうだよなあ、何か少し雰囲気が変わる予感。
変化はじわじわと、しかし突然なのかもしれない。
いつの時代でも。
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レッツゴー90's 1990-7-7 全曲連続再生
http://www.youtube.com/playlist?p=PL6A754B2E91E7C961
90's歴代名曲リスト
http://www.youtube.com/playlist?p=PLC91D7A7002F22DAF
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1990年7月7日の米国チャートより
順位／曲名／歌手、バンド／の順。
順位の前の☆は、今の時点での拍手の数なり。
☆☆☆67. ALL I DO IS THINK OF YOU - Troop - 1
http://youtu.be/j5yxFNsr-ho
ブラコンだ。大バラードだ。グループによる。えらく落ち着きます。堂々たる挑戦に。
☆☆70. UNSKINNY BOP - Poison - 1
http://youtu.be/uXaobvYqWsw
先にイギリスが反応したポイズンの毒一服が本国でも。致死量には残念ながら至らず。
☆☆☆89. LA RAZA - Kid Frost - 1
http://youtu.be/7z4tsc1nbWI
こ、これは・・・ラテン圏のヒップホッパー？かなりの怒りを感じ。ロウ・ライダーからウォーを想起す。
☆☆☆91. STRANGER TO LOVE - St. Paul - 1
http://youtu.be/gLYy6KMUmHQ
ぱひん。ぱひん。オーケストラヒットと共にスクリッティ・ポリッティ・サウンドだ。
そりゃも夢中になったスクポリなんで、うっかりも何もノッちゃう。不覚。
？92. HOW BAD DO YOU WANT IT? - Don Henley - 1
何とかの場所でも、どの場所でも試聴発見できず。大御所、２１世紀動画界から無視される？
それとも手当たり次第に削除依頼？
そうなると完全に忘れられる危険有り。
出すと売れなくなる。出さないと忘れられる。非情なジレンマです。
私は、レコで出されてる音源は全部尻切れトンボに自動的になるって設定をユーチューブはしてもいいかと思う。
何も試聴で全部聴けなくてもいいんです。３０秒で制限はアホらしいけど。尻３０秒カットはＯＫ！
☆☆☆☆☆93. (CAN'T LIVE WITHOUT YOUR) LOVE AND EFFECTION - Nelson - 1
http://youtu.be/x1W6-ErrHls
アメリカンで今日一です。問答無用に素敵な歌。
これは90年代も何も関係なし。７０’ｓでも立派にヒットする。
あのリッキー・ネルソン氏の双子ご子息だと言う事で二度びっくりで、
やはり血統とゆうものは強力なのでしょうか。
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1990年7月7日の英国チャートより
☆☆☆☆☆12. FAB Featuring MC Parker - Thunderbirds Are Go
pv
http://youtu.be/d9zqDvffN0Q
sound
http://youtu.be/f1pKQlrNf_U
１２位初登場も当たり前だー。あのサンダーバードの、つか、アンダーソン・プロの名作の数々が、
アップトゥデイトなサウンドで、しかもＭＣが英国鳥塚しげきことパーカー。
笑えるは感動するは、出来も絶妙で文句無しや。
このあと
5-6-12-25-42-63位。
☆29. Janet Jackson - Alright
http://youtu.be/JgeAUejUZhg
ジャネット姉さん登場。これだろーてなくらいダンサブル。キャブ・キャロウェイお爺さんチックなＰＶが素敵です。
曲は印象に残らず。
このあと
20-25-42-70位。
☆☆☆32. James - Come Home {1990}
http://youtu.be/xWd9mqC80BU
スミスじゃないよジェイムスだよのとにかくかの地で人気があった模様のジェイムスのこれは再発？
再発でこの初登場順位とは！
とにかく気さくで人懐っこいです。
このあと
32-43-67-77位。８月２５日に再エントリーで90位。
☆☆☆☆33. Diana Ross - I'm Still Waiting (Phill Chill Remix)
http://youtu.be/XHV2evjCoZI
１９７０年のロス女王の隠れ名曲がリミックスで復活。
とにかくいい曲で、出だしがもしかして夜空の何とかってスマップでしたっけ？似てますか。
不確実なツッコミでご迷惑、毎度すいません。
このあと
22-21-22-38-59位。
☆☆☆☆53. Paul Young - Oh Girl
http://youtu.be/1sTnsos3T0k
おおポール・ヤング兄さんだ。さすがカバー名人。シャイ・ライツの名曲を。
実にベタだけど。
が、下手にどうこうせずベタだけに、心安らぎ嬉しくなり申す。
だが９０’ｓへの反逆には違いなし。流行りなんかクソ喰らえ！
これより
39-32-25-39-57位。
☆☆☆54. Richard Marx - Children Of The Night
http://youtu.be/az83Eye73dM
マルクスさんだ。いたいた。いたいたミュージシャンにしては申し訳ないすが。いたいた。
どんな方だったか、ほとんど忘れてるも申し訳ない。この歌はシャレにならぬ世界の現実を真面目に歌い上げる様子で。
くそ真面目はいつだって何かしら打つものです。
このあと
66位。
☆☆☆59. Kicking Back With The Taxman - Everything
http://youtu.be/692Hc__R7EI
わはは何かナイスなバンド名。軽妙なニュー・ジャック・スイング歌謡も、うんざりしないのは
ちゃんと歌になってるからです。
間奏には、ギターソロとかの代わりにジャメイカン・トーストなラップ。
今でも主流。
このあと
55-54-73位。
☆☆☆60. Grid - Floatation
http://youtu.be/VAsdevRAnpM
これもニュー・ジャック・スイング。インスト。これまたうんざりせず。恫喝感が無いからか。
西洋法螺貝によるトボけたフレーズと静かな女性チャント。ちゃんとしてる。
このあと
63位。
☆☆☆67. Joanna Law - First Time Ever
http://youtu.be/DQyHntFhVXI
これまた・・では無く、クラバーなビートものではございますが、
あのポール・サイモン氏の恋人と別れる５０の方法でのスティーヴ・ガッド氏発明のリズムを90's化。
そして曲は
The First Time Ever I Saw Your Face
元はフォークソングで
Johnny Cash - The first time ever I saw your face
http://youtu.be/EdSIlVZhsDw
そして1972年のロバータ・フラック嬢の名演
http://youtu.be/hOFrGbuUqnQ
時は経てどもいささかも花の色は変わらず。
これより
67-75-85位。
☆☆☆68. Five Star - Hot Love
http://youtu.be/g-fNuhwO4cU
チップスターでは無く5つ星と自ら呼ぶ。これもまたスクリッティ・ポリッティの子供。
そりゃそうだよなあ、あれほどのサウンドに後継者が無いわきゃ無い。
いづれもまんまになるのは必須だけど。
これより
81位。
☆☆☆77. Ambience - The Adored
http://youtu.be/naYMQO6tE1M
バンド名からもう明々白々。きっとアンビエンスな音だな。アンビエンスだった。ハウスな。
不快感は無し。押し付けがましくないから。
これより
92位。
まったく出世するヤツがおらん。
☆☆☆☆☆80. Rhythim Is Rhythim - The Beginning
http://youtu.be/8TjWt-KlqgY
デトロイト・テクノ見参！しかもとんでもねーハードコアなヤツ。
ロック・シティでモータウンでファンクな彼地はこんなぶっ飛びをも生み出した。
世紀末伝説に相応しい真っ向刹那音楽です。
この１週のみで抹消。
☆☆82. Fresh 4 Featuring Sister Redz - Release Yourself
http://youtu.be/8s_k-L1yydM
さー下位の下位は恒例地獄のクラブ音楽地帯になるか。これはもう完全にチャカポコダンシンもの。
押し付けがましさが無いので不快感は無し。さすがにあまりにうるさいのはみんな飽きたかな？
これより
85-81位。
☆☆☆☆☆84. Iggy Pop - Home
http://youtu.be/0A9binTPMKU
突然筋肉裸練馬変態倶楽部イギー兄さんが復活。この方ってば不死身の上に歳を取りません。
シワだって筋肉の一種だもん。
昔に比べりゃやけにＰＯＰでございますが、ムッチぶりは不滅さ。
これより
86-94位。
？89. And Why Not? - The Cage
こちらが、ホワイ・ナット？って言ってしまうっす。無かったです聞ける場所。
これより
96位。
？90. Robert Plant - Your Ma Said You Cried In Your Sleep Last Night
Kenny Dino - Your Ma Said You Cried In Your Sleep Last Night (1961)
http://youtu.be/-k6wVtRmltM
わ、ロバ君だ。９０’ｓの。全然知らん。是非にと思ったすが、これまたチュウブでは不在。
ダメなんスカ？
かわりにオリジナリネータの方のヴァージョンを。
この１週のみで抹消。
ベテランさん、名は殿堂するが支持されぬ悲しき時代なり。
☆☆☆91. Paris Angels - Perfume
http://youtu.be/-X5ekIFIazg
パリの天使隊っていかにもな名前のインディー・ポップ・バンドです。で、いかにもってサウンドで、
歌は思わず椅子からずっこけるほどド下手。おめーら。俺をツボにはめようとしてるけどさ、
それでいいのか？何か安住としてないか？それはそれなりって？
この音が好きだっただけに辛く当たってやる。
これより
これでいったん抹消。７月２０日に６９位で再エントリー、55-62位。
☆☆☆92. Freestyle Orchestra Featuring D'borah - Keep On Pumpin' It Up
http://youtu.be/ktCWQ6yi4Qs
出たなフューチャリングもの。ぶっ殺してやろかとも思うも、これがスットボケてて憎めない。
あのＴＫサウンドを思い出しましたし。
この週のみで抹消。
☆☆☆☆95. Saint Etienne - Only Love Can Break Your Heart
http://youtu.be/vZAajrxvDs4
ロンドン出身のバンドだと言います。で、やってる歌が、何かどっかで聞いたこともあり、
このタイトルだし、まさかと思ったらまさかじゃん。ニール・ヤング氏のあの名曲。
http://youtu.be/FOl01vKXv6I
それこそ糞生意気なぶっ殺すと思うかと思えばこれが喜んでる。
この１週のみで抹消。
☆☆☆96. Eric Clapton - Pretending
http://youtu.be/LYcWMNhk_Wk
おお神様じゃ。ど派手にナウなビートでブルースなロック。しかもアイ・ショット・ザ・シェリフなサビ。
何か文句あるっか、わしゃ神様じゃよ
なのに、この週のみで抹消。神はいなくなったのか用済みか？
☆☆☆97. Jody Watley - Precious Love
http://youtu.be/7H8571WGhjI
ついこないだまでダンスなナウな大スターさんだったはずなワトリーさんがこの順位で初登場。
しかもこれ１週だけで消えるつう。悲しげないい歌だと思うのですが。
☆☆☆98. MC Buzz B - The Last Tree
さて地獄ダンス地獄エレクトリカか？正解！だが不快感無し。何か地味。
これ１週だけで抹消も。
☆☆☆☆☆100. Clark Datchler - Crown Of Thorns
http://youtu.be/9zfHZIIQ0Fg
ジョニー・ヘイツ・ジャズのヴォーカルだとゆうダッチャー君。これはもう至極当たり前に素敵な
ホール＆オーツないい歌だと思う。しかもアバンダンド・ランチョネット時代の空気まで持ってる。
そんなん稀有だよ。
それなのにこの１週で消える。
何と言う不幸で罰当たりのことを。
こんな理不尽な続くといいものがいいものと思われなくなり無くなってしまうのだ。
えー、
今週は、当方、特に機嫌がいいとか、元気満々とかではけっしてないんだけど
ダンスも非ダンスも共に好演多し。
これだったらもー嬉しくて、やる気満々でこの企画、継続出来るで。
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（山）2011.7.5
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