2011年07月06日

週刊ロック伝 あの時ニュー・ソング 1969/7/5号 ポーク・サラダ・イリュージョン Weekly Rock of Ages 1969-7-5



週刊ロック伝
あの時ニュー・ソング
1969/7/5号
ポーク・サラダ・イリュージョン



「皆様こんにちわ、週刊ロック伝あの時ニュー・ソング、
ロックの真の歴史を米英日、各国チャートから初登場曲を聴いてリアルに順を追って紐解くお時間です。
本日は19回目、
今を去ること42年前1969年の7月1週の各国チャートから覗いてみましょう。」

「おっす。」



どーん

「いやー、暑ー、あちー。」

「兄ちゃん、熱中には気をつけてね。」

「お前こそ、大概にしとけよ。」

「おっす。ミッ子到着だよ。」

「あ、どもども。今日は遅れなかったかな。だいじょうぶみたいだね。」

「あ、どもども。じょりじょり。」

「なまず先生、おはようございます。
ところでこちらは?どなたですか?」

「あ、コイツ?私の学友のイタチ野郎です。一緒に川から上がって来ました。」

「お初にお目にかかりまして。よろしゅうだわ。」

「オカマ野郎ではなくてイタチ野郎ですね。
予定外のお客様ですが、どうしましょう、参加させてもよろしゅございますでしょうか?



よろしいそうです。
それでは始めます。
司会はわたくし、
またお腹の風邪をひいてしまいました、ゲリロン執事、ジャイがお勤めさせていただきます。
ゲストはハードロック大好き、ソウル大嫌い毒舌悪魔人形、ミッ子さんと
偽物のお面愛好家、博識学者の、なまず先生
そして特別ゲストに、そのなまずのお友達の、オカマの、イタチ野郎。
皆さんには候補曲の中から、ロックの歴史に真に加えるべきかどうか認定のお役目を担っていただきます。」

「どこがオカマなのよ。失礼しちゃうわ。じょりじょり。」

「ファンキーは今日はいないのチ?。」

「かき氷、喰いに行くってさっき出ていきましたよ。私へのあてつけです。」

「ふーん。腹、こわせばいいッチ。」

−−−−−−

流せばお部屋が一挙に42年前!
今週の初登場全曲再生リスト
http://www.youtube.com/view_play_list?p=0681EB63E94391E7

ロック伝認定名曲一挙再生リスト
http://www.youtube.com/view_play_list?p=A9848671995DB3A7


ソウル・ファンク伝の歴代名曲再生リスト
http://www.youtube.com/playlist?p=PL8714225C30D6D0B8

−−−−−−

「では最初は、
1969年の7月5日の米国チャートから、
初登場のピックアップ、
上位から順番に

●アブラハム、マーティン&ジョン/スモーキー・ロビンソンとミラクルズ
73. ABRAHAM, MARTIN AND JOHN - Smokey Robinson and the Miracles (Tamla)-1




http://youtu.be/-IlXrnb5ei0

「73位で初登場でございます。」

「ソウルでチ。次行って。」

「あらまあ、スモーキー。いつ聴いても色っぽいわジョリジョリ。」

「先週、マムズ・マブリー婆さんがランクインいたしました同じ歌の競作となります。」

「それほどこの時代においてインパクトのある題材であるとゆうことは言うまでもあるまい!」

「じゃ、言わなくていいです。ソウルの名曲入りです。」


◎百万年、待ちました/グラス・ルーツ
85. I'D WAIT A MILLION YEARS - The Grass Roots (Dunhill)-1




http://youtu.be/PAgQOx6X9NQ

「85位初登場でございます。」

「ずいぶん長いこと待ったチ。」

「何、言ってんのよこの仔。物のたとえに決まってるでしょ。ジョリジョリ。」

「ダンヒルのエースで4番、草の根グラス・ルーツ、軽快かつ軽快な新曲登場!」

「イントロが何かに似てますね。誰か思い出しませんか?無理か、こいつらでは。
えー、思い出さないので参考歌です。」


#64 ポーク・サラダ・アニー/トニー・ジョー・ホワイト
86. POLK SALAD ANNIE - Tony Joe White (Monument)-1




http://youtu.be/V83p93QTf9k


「86位初登場でございます。」

「おおおおお、トニー!日本で先週、”ソウル・サンフランシスコ”がランクインしたのを待ってたようにこの出世作が本国見参!」

「ああ、ファンキーだわ。生まれながらの爆弾野郎。60’sエルヴィス!アタシ、いちころジョリジョリ。」

「これソウル?なら次行かなきゃダメち。」

「スワンプ・ロックですよ。それも極上の。64曲目のロック名曲認定です。おめでとうございます。」


◎クリーン・アップ・ユア・オウン・バック・ヤード/エルヴィス・プレスリー
90. CLEAN UP YOUR OWN BACK YARD - Elvis Presley (RCA)-1




http://youtu.be/76FKRE6l_J8

「90位初登場でございます。」

「おおおおおお、ホワイトちゃんに触発されたように王者エルヴィスがソウルフル・スワンプで対抗です!!!」

「生アコギスライドがたまらないわあ。もちキングのムフフ唄いもすてきジョリジョリ。」

「どういたしましょう?ロック名曲認定ですか?あ、参考歌ですか?わかりました。」

「誰に訊いてるんチ?」


#65 あいつの瞳/ジ・イリュージョン
92. DID YOU SEE HER EYES - The Illusion (Steed)-1




http://youtu.be/Gf74bw3X7MY

「92位初登場でございます。」

「ぐがががが、やっと来たッチ。これぞロック!」

「ニュー・ヨークはロング・アイランドのヤクザ野郎、イリュージョンのデビュー・ヒット!」

「呼んだ?」

「呼んでないよ。あんたイタチ野郎でしょ。こっちはヤクザ野郎。うんきゃ、この途中のドラムの凶暴な事といったら。」

「あら、スライ・ストーンのあのビートも導入なのね。グルーヴィンじょりじょり。」

「ひじょうにウケがよろしゅうございます。65枚目のロック名曲認定です。おめでとうございます。」


◎ブレーク・アウェイ/ビーチ・ボーイズ
93. BREAK AWAY - The Beach Boys (Capitol)-1




http://youtu.be/OPKmNDOty_M

「93位初登場でございます。」

「6月14日に56位で英国チャートで登場済みですな。」

「あら外国に先を越されたの?だめねえジョリジョリ。」

「そうゆう問題じゃ無いと思うんですが。大名曲ですね。」


#66 ソウル・ディープ/ザ・ボックス・トップス
94. SOUL DEEP - The Box Tops (Mala)-1




http://youtu.be/SqkCotxAueM


「94位で初登場でございます。」

「メンフィスのボックス・トップス、必殺の魂深しで登場!」

「なんていい歌ッチ。」

「これはもうあれよ。ニック・ロウ兄貴はこのころイギリスで夢中に聴いてたでしょ。スキン・ディープ深剃りジョリジョリ。」

「全員一致で66曲目のロック名曲認定です。思うんですが。今日はアメリカン絶好調!」


◎恋よさようなら/バート・バカラック・オーケストラ
98. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN - Burt Bacharach (A&M)-1




http://youtu.be/muUUNww7F_A

「98位初登場でございます。」

「馬鹿じゃないよバカラック先生のオハコ歌が本人さん楽団名義でランクイン!」

「たおやかねえ。うっとり。あジョリジョリ。

「たおやかって何?ヘタレってことじゃないのッチ。」

「何、言うんだろうねこのクソ人形。先生に逆らうと罰当たりますよ。」

「呪い返してやるッチ。」

「何と恐ろしいことを。しかしまあロックでは無いので泣く泣く参考歌です。」


●ナッシング/ブルック・ベントン
99. NOTHING CAN TAKE THE PLACE OF YOU - Brook Benton (Cotillion)-1




http://youtu.be/iEoeg2op10M

「99位で初登場でございます。」

「カリフォルニアの大ベテラン・ソウル・シンガー、ベントンが放つこれぞ深情け大サザン・ソウル・バラードでやられろっ!」

「ソウルでチ。次行って。」

「アンタ、こんなに熱唱してるのに何も感じないの?クソね。ジョリジョリ。」

「仕方有りません。木偶人形ですから。はい、もちソウル名曲入りです。」

「何かわたチの悪口言ったでしょ。」


●マイ・リトル・チカディー/ファウンデーションズ
100. MY LITTLE CHICKADEE - The Foundations (Uni)-1




http://youtu.be/CM4om5405S8

「100位初登場でございます。」

「おおおこれは貴重です。英国きってのモータウン・フォロワー・ソウル・グループのアメリカのみリリースのシングル名曲。
作はもちろんトニー・マコーレイ&ジョン・マクロード、わかっちゃいるけどこの宴会ビートと妙なるメロがたまりませんてば!!」

「そのとおりだわ。ジョリジョリ。」

「いかんせんソウルでチ。次行って。」

「なんですかその”いかんせん”って。あんたがいかん人形。ソウル名曲入りです。当然です。」

「何かわたチの悪口言ったでしょ。次言ったら呪うチ。」

−−−−−−

「それでは次は
7月5日付けTOP40英国アルバム・チャートから。」

○フレイミング・スター/エルヴィス・プレスリー
03. Elvis Presley - Flaming Star




http://youtu.be/0sapPPN-A2Y

「3位で初登場でございます。」

「王者プレスリーの33枚目のアルバムが英国上陸。数ある映画の挿入歌から選ばれた名曲の数々を聴け!」

「タイトル曲はやけに古いわねジョリジョリ。」

「1960年7月10日リリースの”エルヴィス・バイ・リクエスト”EPの歌です。若き血潮のたぎりを浴びろ!!」

「うんぱっぱチ。」

「いかんせんオムニバスですから。参考盤です。」

「アンタも”いかんせん”って言ったッチ。」

「うるさいな、人形。」

「完全に呪った。今。」


△アコーディング・トゥ・マイ・ハート/ジム・リーブス
04. Jim Reeves - According To My Heart




http://youtu.be/yXntl82EAQo

「4位初登場でございます。」

「こりゃまたどカントリーね。しかも年代物。じょりじょ。」

「とにかくここイギリスで人気がございます大ベテランのテキサスの歌手です。多分英国独自のオムニバス!!」

「ほんとですか?違ったらクレーム来ますよ。全責任はなまず先生に。参考盤です。」


●これがデスモンド・デッカーだ/デスモンド・デッカー
27. Desmond Dekker - This Is Desmond Dekker




Music Like Dirt (Intensified '68) Desmond Dekker.
http://youtu.be/BuHnVn8CHdM


「27位初登場でございます。」

「全世界ブレークの独り勝ちジャマイカン・スカ・シンガー、デスモンドちゃんのアルバムがついに登場!!!」

「何とも人懐っこいのよねえ。いいわあ、夏に向かってこうゆうの。髭もよく剃れるしジョリジョリ。」

「黒いわ。次行って。」

「最高です。まさにブレークです。黒の名盤入りです。」


△ソングス・フロム・彼のTVシリーズ/スコット・ウォーカー
30. Scott Walker - Songs From His Tv Series




Scott Walker - The Impossible Dream
http://youtu.be/2fc9w4gANlU

「30位初登場でございます。」

「とにかくこちらでも大人気。あのスコット・ブラザースの低音兄弟スコットのTV番組”スコット”より組まれたオムニバス盤です!!」

「あらいい男。うひひジョリジョリ。」

「気持ち悪いです。いやアンタが。しかしまあ様子からすると参考盤ですね。」


○ザ・ベスト・オブ・グレン・ミラー/グレン・ミラー
32. Glenn Miller - The Best Of Glenn Miller




http://youtu.be/ZJE-onnw2gM

「32位で初登場でございます。」

「スイングジャズの王様、グレン・ミラーのベスト盤がここに登場。さあ古のダンスビートでみんな踊るのだ!」

「突然、こうゆうのが入ってくるところがいかにもイギリスねジョリジョリ。」

「あなた、そんなに髭剃って深剃りしないんですか?」

「大丈夫、このイタチ、全然剃れないから。」

「それじゃ意味無いチ。」

「ムードですね、イン・ザ・ムード。わかりました参考盤です。」


?ブラス・バンドの世界/オムニバス
38. Various Artists - The World Of Brass Bands




Tritsch-Tratsch-Polka
http://youtu.be/jZjLZdTjcKM

「38位で初登場でございます。」

「あの”The World Of〜”シリーズからついにブラス・バンドが登場だ。全日本の高校球児よ、聴け!!」

「もはや何だかわかりません。参考盤です。」

−−−−−−

「それでは今度は
同じく7月5日付Best50英国シングル・チャートから。」

●神の掟/ビリー・プレストン
42. Billy Preston - That's The Way God Planned It




http://youtu.be/kFTgrFSKbkk

「42位初登場でございます。」

「あの空きっ歯ファンキー・オルガン兄ちゃんビリーさんのアップルでの同名アルバムからタイトル曲がウルトラ・カット。
驚くなよ、ギターにジョージ・ハリソン、エリック・クラプトン、ベースにキース・リチャーズ、ドラムスにジンジャー・ベーカーだ!!」

「まあ驚いた。しかも世界がザ・バンドと、あのレット・イット・ビー・セッションのまんまねジョリジョリ。」

「しかも凄いギターとオルガンのバトルです。鳥肌の黒の名盤入り。」

「これだけッチ?」

「何が?」

「イギリスのシングル・チャートの新曲のことチ。」

「そうですよ、何か?」

「少ないチよ。」

----------------------

「それでは最後です。
1969年7月6日付のTOP20日本洋楽チャートから。」

●16. バック・イン・ザ・USSR/チャビー・チェッカー
BACK IN THE U.S.S.R. - Chubby Checker




http://youtu.be/dGLs1chXTWM

「16位で初登場は、アメリカでヒット中のチェッカーさんの本家凌駕のビートルズ・カバーです。」


◎17. ごめんね,スザンヌ/ホリーズ
SORRY SUZANNE - The Hollies




http://youtu.be/h3EQMgkQAJ0

「17位初登場は、英国本国でヒット中のホリーズの名曲です。」

「日本でも当然入ってよかったわジョリジョリ。」


◎20. すてきなミュージック - モンキーズ
Listen To The Band - The Monkees




http://youtu.be/AweItvbPmBQ

「20位初登場はもちろんまだまだ大人気、アメリカでヒット中のモンキーズのカウンターが日本上陸です。」

「マイク・ネスミス君の一世一代の熱血ソング。ナッシュビル・セッションでのこれぞ迫真の演奏を聴け!!」

「聴いてます、もう。」

「では、
今週はいつもよりヴォリュームが少のうございましたけど、その分中身は濃うございました。



革の姉御さんも大いにご満悦とゆうことで今日は終了!
お疲れさまでした!!

みなさま
来週、またお会いしましょう。」

「ロックの夜明けはいつチ?」

「さあ・・・まだ明けてませんか?」

「明けて無いでチよ。もっともっと。」

「おとなしくお待ち。飴、あげるから。」

「舐められないチ。人形だから。」

「あらこの仔ってば不憫。抱きしめたげる。ジョリジョリ。」

「けっこうです。」


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(山)2011.7.6

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Black & White

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ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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posted by 山 at 08:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋楽70's全曲探検 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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