2006年08月04日

Savage Amusement / Scorpions 1988

0-0-0-0-scosa-06.jpg

Savage Amusement
Scorpions
1988


「どーも最近、腿毛とか髭面親父とかツナギ兄ちゃんとか、表紙がなんつうか、むさいな。よし、今日はこれで行こー。おんな。さそり座の女。」
「え?編集長、それってもしかしてタンスにゴン?。」
0-0-0-0-scosa-14.jpg
「ちゃうちゃう、スコちゃんのおんな。」
「それってもしかして毎週恒例じゃ。」
「いーの。」
「じゃジャケをば。わ、女は女すけど、尻尾があ。足か、さそりです。夏の怪談シリーズすか。」
「いーーーーの」
とゆうことで”週刊スコーピオンズ”本日発行です。
特集は1988年作

サヴェージ・アミューズメント
0-0-0-0-scosa-02.jpg

訳さば”野蛮なお楽しみ”。うふふ。
80’sに入ってブラックアウト、禁断の刺青、世界ライブとついに大成功を手に入れた蠍おじさんたちです。ここでさらに一挙に・・・としないのがスコさんたちがスコさんたちの所以。4年もの初の長い間隔を空けました。元々無理せずモリモリとエナジ貯まった時に作る方たちだけど、これは長い。ジラシ作戦か?
成功です。
何より注目は、クラウス・マイネさんの頭。完全落武者状態になってしまいました。
0-0-0-0-scosa-09.jpg
帽子着用一歩手前の貴重なアルバムです。
そして帽子を被ると同時に「ザ・社長」ディーター・ダークス氏のプロデュースの最終作となり。
契約が切れる最後のアルバムだったそうです。
契約してたのかーー。13年もの長きのあいだ、一人のプロデューサとやっていた秘密はそれか。
タコ部屋状態だ。つうのはジョーダンで、それほど信頼しあってた仲だつう。
13年契約。13年は蠍団はアルバムを作り続ける。って、かなりな自信、遠大な計画だったかとも思う。
しかもそれを実行して、着実に成功、しかも内容もめっちゃ充実なんばっかてんだからこりゃあ偉大だ。
これこそ「偉大」つう言葉を使うべき方たちだと思う所存であります。
同じプロデューサーでやれた幸福な方たちといえば、ほらビートルズ、エルトン・ジョン、ストーンズもそうだった時が一番充実時。
痒いところに手が届く。ダークス氏は正に社長。調整型のプロデューサーさん。助言を求められればここぞとゆうときに
「これはやり過ぎだ。」
「思い切ってやれ。あとのことは気にするな。俺が全部かぶる。」
と、ありがとうありがとう。
親方のルドルフさんも安心して仕事が出来た。これぞ職人建設会社の鑑だべ。
で、最後のアルバム。
80’sスコーピオンズの極めとなりました。
何も申すことはありません。この世界。メロディとハードと涙と人情の世界。
全米チャート最高位5位。そうです。この盤が蠍団最高のセールス作にもなったのだ。
シングルは3枚カット。

リズム・オブ・ラブ
0-0-0-0-scosa-13.jpg

パッション・ルール・ザ・ゲーム
0-0-0-0-scosa14.jpg

そしてラストに収録のビリーブ・イン・ラブ
0-0-0-0-scosa-12.jpg


ああ、讃えたい。完璧さんで。しかし取っておこっと。まだベスト盤感謝もあるもんね。

そんな訳で今日歌わせていただきますのは、1曲目
ドント・ストップ・アット・ザ・トップ
これは気になるよ。トップに立った彼らが歌うこのタイトル。どんなん歌詞だろう。

お前は楽な道を行ってはならない
風はお前の顔面に向かって真正面から吹いている
お前は絶対にもう目を閉じてはならない
お前の行く道で交わるであろうどんなトラブルにも

あまりにも高すぎる山を選択しなければそれは危険は無い
自分の羽を広げて それをやり遂げるのだ
人生の最上の時に向かって

天辺で立ち止まってはいかん いかーん
落ちる前に空に触れるのだ 空にさわーれー
天辺で立ち止まってはいかん いかーん
落ちる前に空に触れるのだ 空にさわーれー

お前はけっして妥協しない
壊れることの無い力をきっと持っているはずだ
けっして言いやしない 挑戦しないなんて
それは道すがらきっとやってくる

あまりにも高すぎる山を選択しなければそれは危険は無い
自分の羽を広げて それをやり遂げるのだ
人生の最上の時に向かって

天辺で立ち止まってはいかん いかーん
落ちる前に空に触れるのだ 空にさわーれー
天辺で立ち止まってはいかん いかーん
落ちる前に空に触れるのだ 空にさわーれー

止まるなーーー止まるなーーー
天辺で立ち止まってはいかん

ギターーーーー

止まるなーーー止まるなーーー
天辺で立ち止まってはいかん

ぎぎぎぎギターーー

ああああああ
天辺で立ち止まってはいかん いかーん
落ちる前に空に触れるのだ 空にさわーれー
天辺で立ち止まってはいかん いかーん
落ちる前に空に触れるのだ 空にさわーれー
いかん 天辺で立ち止まってはいかん いかーん
落ちる前に空に触れるのだ 空にさわーれー
天辺で立ち止まってはいかん いかーん
落ちる前に空に触れるのだ 空にさわーれー

勝って兜の緒を締めよ。成功したからと言って溺れるな。フニャケルな。
逆に落ちたからといって諦めるな。
いつもいつも励まされて、叱咤激励されてます。
己に向かって言ってるから、余計に説得力有り。
で、これまたいつもいつも感銘を受けるのは、その時々の巷の音楽をさりげなく味に加えてること。
この当時はデフ・レパード、ヴァン・ヘイレン、REOスピードワゴンかな。ちょっと遅れててのがまたいいっ。
80’sの締めに相応しき。
この親父殺しめーー。
0-0-0-0-scosa-11.jpg
(山)2006.8.4

ろっくすスコーピオンズのページ

でかいジャケットのページ


入手先参考(日本盤中古、アマゾン)

US盤(試聴可能です、同)

サヴェージな動画集

Rhythm of Love

Passion Rules The Game

Believe In Love

Ayumi Hamasaki feat. Kenichi Mikawa - Sasoriza no Onna


The English translation page : here.

posted by 山 at 08:38| Comment(0) | TrackBack(1) | ヘヴィ・メタル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

Savage Amusement / Scorpions 1988
Excerpt: nice..
Weblog: leecathy
Tracked: 2006-08-04 10:06

▲ページの先頭へ