2011年09月08日

ホット・サマー・ナイト/ナイト 1979/6/23 HOT SUMMER NIGHTS - Night (Planet)



ホット・サマー・ナイト
ナイト
1979/6/23


昨今朝晩急にめっぽう冷え込んで膝の古傷コロロの古傷うずく今日この頃いかがお暮らしですか。
って、いかん、
夏が終わってしまうでは無いか。いつのまにか。
慌てふためいて夏の歌を讃えねば。
心残りしてた夏の歌を。
まだ日中は30度を超えて熱中君がうがっっと危険顔をしてるあいだに。
そうです。
その残した唄こそ



ホット・サマー・ナイト
HOT SUMMER NIGHTS

唄と演奏
ナイト
Night


あまりにも馬鹿馬鹿しい組み合わせですがあるのだ、そうゆう唄が。
1979年梅雨の終わりごろ発売。

あさて
このあまりにも馬鹿馬鹿しい名前のバンドの馬鹿馬鹿しい歌には
馬鹿馬鹿しくない気になる点が多々ございます。

そのその気になる点を解決すべく
そのルーツをば根掘り葉掘り探っていきやしょう。
何でルーツをわざわざ探らにゃあかんって?
そりゃ・・・
面白いから。
その他に何か?

そもそもこのナイトは
夜に結成されました。
嘘です。夜かどうかはわかりません。
話せば長いマンフレッド・マンズ・アース・バンドとゆうバンドが英国にございまして

光で目もくらみ
Blinded by the Light


1976年の大ヒットで知られております。
そこで天を貫く清新なヴォイスで唄ってた男、その名も



クリス・トンプソン

誠実且つ生真面目且つウルトラ地味なこの御仁はアース・バンドでの己の立ち位置に満足しておりました。
こんなおっさん顔の自分が成功をモノに出来たのだから。
だがしかし、俺にはまだ何か出来ることは無いのか?との悪魔の囁き、夜に到来し、
もっと自分主役のバンドを結成しようと画策、
バンドのバック・コーラス嬢、
スティーヴィー・ヴァン嬢誘いの、
そりゃ自分一人だと心細いのと、ナンヤカンや己の地味さを気にしておったのね、
男女ツイン・ヴォーカルで、あのフリートウッド・マックみたいに成功するのだの野望有り。
そして契約を打診したのが新興レーベル、プラネット。
社長は、業界でその名を知られた敏腕鬼プロデューサー、リチャード・ペリー氏。
あの”うつろな愛”でカーリー・サイモン嬢とミック・ジャガー氏を極限まで追い詰めたあげく大ヒットをものにし、
哀れなピエロだったレオ・セイヤー君を大歌謡歌手に仕立て上げた男。
お眼鏡にかないデビューに至る。
バンド・メンバーには驚くなあのニッキー・ホプキンス氏が鍵盤に、
驚くよ後にプリテンダーズでプリプリ・ギターを弾いたロビー・マッキントッシュ氏
採用。



アルバム
真夏の夜の夢
Night


発表です。
そして肝心要の1stシングル。
選んだは

ホット・サマー・ナイト
HOT SUMMER NIGHTS


ナイトでナイトだから覚えやすくてええんじゃないと、思ったんじゃないと思うが
そうだったりして。
そうだったらここで終わり。
じゃ
つまんないから
そもそもこの歌は何かに似ています。
それは



カリフォルニア・タウン
GOLD
ジョン・スチュワート
John Stewart (with Stevie Nicks and Lindsay Buckingham)


この79年の春の5月からの全米大ヒット最高位5位。
あの”デイドリーム・ビリーバー”のジョン父さんがフリートウッド・マックの二人の全面協力で成功した唄だ。

http://youtu.be/GPjhHcLpfr4


5月からのヒットで、それを受けてあやかりヒットさせようってのには時間が無さすぎ。
偶然に過ぎませぬが、
マックになろうとして立ち上がった連中と、マックの社外活動の狙いがビタリと一致した
ああこの世の不思議、音楽の奇跡よ。
ましてや
作者は



ウォルター・イーガン君です。

同じくマックのお二人の全面協力で

マグネット・アンド・スティール

を前年78年の7月から最高位8位の大ヒットを飛ばした男。
その成功前の77年に出した、これもマックのリンジー・バッキンガム氏コ・プロデュースのデビュー・アルバム、



Fundamental Roll

に収録され損ね2ndの”ナット・シャイ”に収録され、シングルカット、コケた歌



Hot Summer Nights - Walter Egan

http://youtu.be/45-CrpU5y5I


ああ、地味が幸い、うまいことコケてくれた、
ならウチらが派手に一発、



http://youtu.be/DhI1aM-fEFQ


Video
http://youtu.be/-cSksPn28Co



そんなに昔のことじゃないわ

アタシが唄なんかで変わったのは

ラジオで、アタシの車の中

エレキギターが連打してる

その時、時がアタシらの覚悟を決めさせにやって来た

私たちは4人組のバンドを始めた

その熱情はスポットライトのような感じ

暑い夏の夜のど真ん中で、いえ

うーうーうう、うーうーうーうーうー
ホット・サマー・ナイト

うーうーうう、うーうーうーうーうー
ホット・サマー・ナイト

最高だった時にアタシと戻ってちょうだい

アタシたちはどんなテストにも合格することが出来たダチ同志だった

アタシたちの希望、アタシたちの夢、アタシたちのゴール
共に共有してた

そしてそもそもの最初のロックロール

アタシたちは暗い部屋で唄い

自分らの歌を演るだけで満足し

バッチリ、ノレた時にゃ気分最高だった

最高の気分だったのよ暑い夏の夜に

うーうーうう、うーうーうーうーうー
ホット・サマー・ナイト

うーうーうう、うーうーうーうーうー
ホット・サマー・ナイト

ギタア

↑転調

そしてそれは生きる、いつだってそうなる

アタシたちが唄った歌は自分らの中でそのまんま

その唄の持つ力を振り絞って鳴っているのよ

暑い夏の夜のど真ん中で、いえ

うーうーうう、うーうーうーうーうー
ホット・サマー・ナイト

うーうーうう、うーうーうーうーうー
ホット・サマー・ナイトいえい

うーうーうう、うーうーうーうーうー
ホット・サマー・ナイト

うーうーうう、うーうーうーうーうー
ホット・サマー・ナイトいえい

うーうーうう、うーうーうーうーうー
ホット・サマー・ナイト

 ホット・サマー・ナイト

うーうーうう、うーうーうーうーうー
ホット・サマー・ナイトいえーーいやう



ヴォーカルは、スティーヴィー・ヴァン嬢。
どーだードス声で。
名前もスティーヴィーだし。

え?
俺じゃないの?
と思わず嘆いたに違いないは、クリス・トンプソンさん。
これぞヤブヘビ、横から鳶に油揚げをさらわれた。
俺は結局、一生スーパーサブなのか!

けどま
嬢をメインに採用したはおそらくペリー社長で逆らえません。
そしてその決断は絶対的に正しく、
マック中断休憩の民衆の飢えを喚起し、
1979年6月23日に全米チャート85位初登場、
以後75-65-56-49-43-(8/4)39-35-24-20-(9/1)18-18-24-33-(9/29)77位。
最高位18位。

大成功です。

夏向け一発、ナイトでナイトの大一発の目的果たす。

して
クリスさん。
ここまで来たら引くに引けないその思い、
快く送り出してくれたマンフレッド・マン親分の恩義にも報いるため、
死ぬに死ぬわけにはまいりません。
さてともうひと踏ん張り
このあと
アッと驚く大逆転を為すこととなるのだ。


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(山)2011.9.8

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HOT SUMMER NIGHTS
Night

There was a time not too far gone.
When I was changed by just a song.
On the radio and in my car.
The pounding of an electric guitar.
Then the time came to make our stand.
We started up a four-piece band.
And the heat felt like spotlights.
In the heart of a hot summer night.
Ooh hot summer nights.
Ooh hot summer nights.

Return with me to when times were best.
We were friends that could pass any test.
Shared our hopes, our dreams, our goals.
And the fundamental rolls.
As we sang in the dark rooms.
Happy just to play our tunes.
It felt good when we got it right.
It felt good on a hot summer night.
Ooh hot summer nights.
Ooh hot summer nights.

So it lives and it always will.
The songs we sung are in us still.
Ringing out with all of their might.
In the heat of a hot summer night.
Ooh hot summer nights.
Ooh hot summer nights.


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posted by 山 at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 一発屋さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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