2006年08月28日

99 Miles from LA / Albert Hammond 1975

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99 Miles from LA
Albert Hammond
1975


アルバート・ハモンドさん、1975年の4thアルバム

LAから99マイル

です。何と3rdの「アルバート・ハモンド」との2in1でCD化されているとゆう。さすがビート・ゴーズ・オン・レコードだ。
えー、「カリフォルニアの青い空」の時間を一緒に過ごした方にはインド人演歌歌手チャダ氏くらい0-0-0-0-aala08.jpg(別の意味で(^0^))忘れられないシンガーソングライターです。「何?カリ、カリ、カリ、イーグルスじゃ無くて?」とわずかな時間のずれで遭遇せなかった方にはまるで縁が無いかも。70’sのSSWって何故か1ヒット発屋さん印象の方多し。実際にはそうでなくとも、その後変わらず活動してても。特にアルバート氏みたいに恐ろしく抜けたヒット持ってる人はそうです。ギルバート・オサリバンちゃんも仲間さん。しかし我が国ってばイギリス人も律儀だけど、律儀だよー。恐らく日本で今でも一番人気があるんで無いでしょうか。それでもしっかり「青い空」が核、飛んでAOR扱いの時期に行く。その間のこの時期は????かくゆう私だって全然知らんかったからよー。なんせ触れ合う機会が無かった。音楽ってば恐ろしいもんで耳にする機会無かったら存在しないも同じで。もしくは雑誌で登場するとか。このようにただただ良い曲を作って歌う人ってば、ヒット無くして、記事にもなりません。カバーでもヒットあれば違うんだけど。
ただただハモンドさんだ。
かくしてやっと探し当てた試聴出来るとこと、私の言うことを信じていただくしか・・・曲解釈(訳では無いよー。訳って書くと色々差し障りがあるんで(^_^;))も出来るだけ。

名盤です。

自然と手が伸びて聴いてしまう。ああいいああいいってのけぞる。理由は説明不能純POP、今年のベスト10入りです。全曲名曲どーん。

後は時間の許すまで

まずは
タイトル・チューンの

LAから99マイル
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1stのところで書かせて貰った経歴のどこ人ですかの放浪歌手のアルバートさん。空が青くなくていることが出来なかったけど、ご本人にとってもLAは忘れない地だったようです。歌詞担当はバカラックさんとのコンビで大有名のハル・デビッド氏だけど。意志はもちろんお願いしてあるはず。

僕の目は道を見つめ続けて 僕は君と会う
手はハンドルを握ったまま 僕は君を抱きしめる
LAから99マイル
僕は君にキスをする 想い出す どうかそこにいて

白い砂浜を通り過ぎ 僕らは航海
ラジオのスイッチを入れる 僕らは踊っている
LAから99マイル
僕は君が欲しい 君が必要だ どうかそこにいて

フロントガラスは雨でびしょびしょ
僕は泣いている
アクセルを踏み込む 僕は飛んでいる
電話ボックスを見つけるたびに 僕は君に電話する
道の標識を読むたび 僕は君を書く
LAから99マイル
僕らは笑う 僕らは愛する どうかそこにいて


次なるは

ダウン・バイ・ザ・リバー
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完璧シングルだ。とは申しても、俺はどこで聴いたのだ。あ、この曲、強烈に知ってると聴いたとたん思った。しかし、思い出せないんです。
75年ヴァージョンってことらしい。てことはもっと前になるのか。もちろん、ニールのヤングちゃんの曲とは違うよ。いつ聴いたんだろう。
もしかして聴いてないのに聴いてたりする恐ろしい曲だったりして。
調べてみたら、72年に全米最高位91位とある。まだその頃はジャスト12歳。しかもTOP40では無いし、日本でヒットしたんですね。そりゃもう。????


都会の生活って僕らを落ち込ませました だから週末には郊外で過ごします
地面にしっかりとテントを張ります その川の側に
火を焚いてワインを飲むのです 君はジーンズを僕の頭に乗せる
僕は言ったよ「おいで、この流れてば最高、この川の流れ

この川の流れ
この川の流れ
おいで、この流れてば最高、この川の流れ」

一晩中あまりにも最高だったと思わないかい
だから僕達朝の光の中で散歩した
不思議な景色の中を散策 その川のそばの
銀色の魚が横たわってた それは速い流れで浮き沈み
僕は思います 何で死んでしまったのだろう この川の流れ

この川の流れ
この川の流れ
銀色の魚が横たわってた 速い流れで浮き沈み
この川の流れ

お医者さんが僕達二人ともベッドに寝かせました
彼は何とか僕達を生き返らそうと 彼は首を横に振りました
ほんとに間抜けな人々が行くのです
彼は言いました
この川の流れ
でっかい柳は泣き叫ぶ
言ったよ彼は
だって彼らは死にかけているよ
工場が流す無駄なものせいで この川の流れ

この川の流れ
この川の流れ
でっかい柳は泣き叫ぶ
この川の流れ

そして程無くこの川も死ぬでしょう
葦は枯れて アヒルは飛ばなくなり
カワウソの目には涙 この川の流れ
川辺はすぐに真っ黒に そして死ぬでしょう
そしてそこはカワウソが顔を上げるところ
綺麗にはなるさ
白骨が代わりになって

この川の流れ
この川の流れ
川辺はすぐに真っ黒に そして死ぬでしょう
この川の流れ

この川の流れ
この川の流れ
川辺はすぐに真っ黒に そして死ぬでしょう

この川の流れ

おいおい、死んじゃったよ、このカップル。川も公害で死んじゃったよ。ラテン調の明るい曲に乗って。
マザーグースだよ。

この方、やっぱ只者じゃありません。

もう1曲、とてつもなく印象に残るは、B面1曲目の

ジーズ・アー・ザ・グッド・デイズ

「青い空」に勝るとも劣らず。大ヒットしても不思議無いけど。凄い真っ黒なこと歌ってるのかも。
 
(山)2006.8.28

ろっくすアルバート氏のページ

でかいジャケットのページ

入手先参考(UK盤、アマゾン)


試聴はこちらで



The English translation page : here.


この記事へのコメント
ダウン・バイ・ザ・リバー、私も知ってるとですよ!ちゅうか歌える。でもなんでだろ?????72年。10さい。うーん。謎です。
Posted by ショコポチ at 2006年08月28日 11:50
ショコボチさんもですかー?
まほさんも知っとっとですけんど、どこでだか思い出せないつう。
確かに大ヒットしたようですが、みんなの歌とかで、誰かがカバーしたのかなあ。
ネットで調べてたんですけど、出て来ず。
謎です(^0^)。
Posted by 山 at 2006年08月28日 22:05
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