2006年09月21日
Acoustica / Scorpions 2001/6/5
Acoustica
Scorpions
2001/6/5
「週刊蠍団フェスティボー21」レッツゴー
いよいよ本格的に21世紀に突入です。親父でますます盛んな蠍の男達。祭の第2弾。オーケストラとの共演成し遂げたからには、も一つやらねばならぬことがござる。
生だ。
↑為して爽やか笑顔のさそり親父たち
ドイツだし。生が一番うまい。ぐび。
生といやあMTVアンプラグド。当然スコさん達にその初期段階87年にお声がかかったとのこと。それがまあ色んなスケジュールやら巡り合わせ合わぬやらでなかなか実現出来ず。ようやく出来そうだとなった91年には、今度はアンプラグドがブームになっちゃって出演順番待ちになっちゃったんだって。蠍ズを待たせるとはふてぇヤツラだ。
やってやんない。
って断ったぜベイベ。そんなら自分達でやってやるわいと機会を待つこと10年。オーケストラとの共演の際、大活躍したクリスチャン・コロノヴィッツとゆう人を得て段取り委ねての2001年。ついに実現す。
生の蠍団。
突っ込みどころ5300箇所。まるごとスコさん聴きまして裏ベスト1になっております。裏どころか表か。実際一番聴いてしまうのはこのアルバムかもしれん。今からさかのぼって2001年のナンバー1だぜ。つーか21世紀の。
ジャケが気合入ってるぞ。カンラカンラに渇いてしまった地球の大地から首を出す男一匹。エレキのシールドでぐるんぐるんにされてます。電気に呪縛されてるかー。そしてこの後、地面を破って立ち上がり、顔のシールド振りほどき叫ぶ。聴いてるうちにジャケが変化します。ほんとです。心の中で。
さあバラードの鬼神、スコーピオンズ。曲のワンダホ、スコーピオンズ。存分にお楽しみ下さい。期待のあの曲、この曲遺憾無くやってくれます。
場所はポルトガルはリスボンの由緒正しき修道院。尼さんたち目を丸くして大フィーバーの絵浮かぶよ。実際は野太い声も多数だけんど。
さすれば生、ロマンティックで愛のチークダンスか?
否。鬼神ですから。一番印象に残るはクラウス・マイネ氏の歌いっぷりです。スコさん史上最も愛想が無い歌い。
地獄の美川憲一と化してます。
これだから好きなんだよー。コメディはキートン、ピーター・セラーズ、渥美清、偉人達の顔は無表情であります。笑うのは見る人でやる芸人が笑ったらお仕舞いだの極意。音楽も入るのは聴く人。猪木だって馬場さんだってハンセンだってヨロキンだって無表情だったぞ。表現者は愛想が有ってはいかんのだ。その上でふとした瞬間の笑顔のチャーミングなこととゆうたら。
昨今あらゆるとこで感情むき出しカメラ目線の芸人多し。ロックの新人達のプロモ見てげんなりする。気づけよろしく。何回も書いてるけど。
もとい
お祭ですから・・・・一夜の夢あります。初めて挑戦、カバー曲。そのセレクトたるや
ダスト・イン・ザ・ウインド
・・・カンサスのあの曲。当然真正面から。やる場所が場所だけにポルトガル匂い入りです。決して自分たちの曲のメロディを崩して歌うことの無いマイネ氏。他の方の曲も決して北島らず、もっと大切に歌うのだ。
ラブ・マイ・ライフ
・・・クイーンのあの曲です。CD中、ウインド・オブ・チェンジからここに突入する瞬間、クライマックスがどわーっと。風の温度が変わったとたん天からフレディさんが降臨してクラウス氏と同化してしまう。見えるよー歌ってるのが。最大のトリビュートだと思う。
この生を生で見たかった。CDでも鳥肌が立つんだもん。
ドライブ
・・・カーズのあの曲!ハエハエカカカなあの曲の影でしっとり花咲いたこの曲をやってくれますか蠍さん。ベンジャミンさんも降りて来たよー。
ブギーな生で蘇るザ・ズーからハリケーン2001まで、泣いて笑って恋して寝っころがって、払ったお金の1億倍は楽しめまする。日本盤が入手出来ればリズム・オブ・ラブまで。
さらにDVDならこの日やった24曲中21曲楽しめるとな。(まだ買ってません。お楽しみは貯めて。)
極上新曲2曲。当然キラー。
ルドルフ氏ったら、ユー・チューブで垣間見れる動く絵見ると、生のフライングV弾いてるわ。
親方最高です。
(山)2006.9.21
週刊スコーピオンズのページ
でかいジャケットのページ
入手先参考(日本盤、アマゾン、中古)
US盤(同)
蠍の生動画集
hurricane 2001
Winds of change
Holiday
you and i
Noches de Arabia (Arabian nights) - Aladin
Dust in the wind
新発見ドーガ
This is my song (1973)
liel & the scorpions - jerusalem of gold
The English translation page : here.
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