2006年09月25日

毎日新聞BACKSTAGEに噛み付く2006/9/24

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今日は感謝盤ではありません。並み居る宝石のような音楽と並べて載せるのは抵抗有りますが、その宝石の為にもミミズが土佐犬に噛み付くがごとく抗議
実行するぞ。
我が家の新聞は毎日新聞です。
何故毎日かとゆうと4コママンガ(子供か俺は)と競馬馬柱の為。あと読売が嫌いなため。最近では「格差社会」のレポートがこの国でただならぬことが起き始めてるのを伝えてくれます。ただ、それは世間一般でそうなんだからしょうがないだろうつう諸歯の刃だけど。新聞が書かなきゃどこが伝えるんだって思いです。他紙はやってるのかな?
その毎日が日曜版で出していますのが
「BACKSTAGE」
とゆう音楽・映画別冊です。大新聞がロック記事のを出すとは昔じゃ考えられなかったわ。問題は何は無くともその内容。
看板背負って出すからには覚悟あると見た。
常日頃からこれはいったい何じゃいの居心地悪さ感じて、昨日の記事でついにそれが爆発す。喰い付くにはオリジナルを載せなければ何だかわからんしフェアでは無いので一部スキャニングして載せます。消せと言われりゃ消す。その時は消せと言われたことは載せますのでそのつもりで。
その特集は「ひさびさにロックする!」
わ、今気が付いたよ。タイトルは「ひさびさにロックする」なのだな。てことは皆さんやうちみたいにしょっちゅうロックしてる若き野郎どもには関係ないのか。しかしロック好きだった野郎がひさびさってのはありえるのだろうか。どんなに薄くても線で生きてる間ロックしてるんじゃないのか?
とにかく「ひさびさ」にしてると大新聞が想定しての読む対象限定の記事。おそらく新聞社のデスクの方は、洋楽ロックつうとマニアおたくと、ひさびさと2種類しか存在してないと思ってるらしい。普通に当たり前に生活の中で音楽好いて欠かせない野郎もおるんよ。何故当たり前が当たり前じゃないのか不思議。格差音楽社会。
「あのギタリストの名盤を聴く」
とゆう記事があります。
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藤井徹貫とゆう方の記事。すいませんご存知ありません。当然のごとくジョン・マクガフちゃんやルドルフ・シェンカー親方のでは無くエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ3氏の盤となる。後は「他にも」・・・。
ジミーさんのはゼップ「W」。
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「20世紀最高の指揮者カラヤンも絶賛したと言われる〜」だってさ。だから何なんだ。クラシックの偉い人に褒められて万歳か。お墨付きかてーの。そうゆう意味じゃないのこの表現。違うの。ぢゃ、どうゆう意味かわからん。ZEPはZEPだろが。「今なおロック名盤10傑に選ばれることも多い」。「多い」で逃げました。そうで無いこともある。ちなみにここROCKSの名盤チャートでは・・・うわ入ってない(^0^)。
どこがどう素敵なのか最後まで内容で記述すべきでは無いのか。最終的にお墨付き多数で歴史に残ったって理由で、Wは名盤なのでは無いです。
続いて最大の問題箇所を。「他にも・・・」の冒頭。
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「ちょいワルぶるなら、ストーンズ魂の結晶、「イッツ・オンリー・ロックンロール」。不良グルーヴを会得できるかも。」
「ちょいワル」と「魂の結晶」が同居する文章に吐き気催して。おえ。ストーンズ40年は「ちょいワル」ぶって「不良グルーヴ」を会得するためにあったのか。「気軽に聞いてね」って気持ちがこう書かせたのだとは思うが、本気でロックは気軽だと思ってるのか聞いてみたし。
どう考えても考えてみなくても気軽じゃ無し。俺だって30年かかってやっと入り込めたのもあるし、貴方の書いているようにそれぞれが「魂の結晶」です。それを「ちょい」するなら自分をも「ちょい」にさせてしまう。

「ロックはとんでもないものです。入ったら抜けられないので、気軽に近づかないように」by ROCKS

素人が書くなら文句は無し。この文でいくら貰って書いてるのか知らんが、こちとらも買って読んでるからに、小馬鹿にされると腹が立ち申す。

「エレキギター:あの頃あこがれだったあのギターを手に入れよう」とゆう記事もあります。
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「80万円ぐらいのビンテージ・ギターも結構売れてます」だってさ。楽器屋さんにとってはそりゃ結構。写真は当然フェンダー、ギブソンそれもテレキャス、ストラト、レスポールの3大神器だ。ほしー。恐らく親父になってそれなりに高収入で、やっと買えるようになったってことを想定しての記事だと思いまするが、うちではとてもポンと80万出して買えません。皆さんは買えますか?ご丁寧に痩せてくだびれたおじさんがショーウインドウ眺めて「ほしぃ〜〜」のイラスト入り。まー、情けないのはそうゆうお金持ちになれなかった自分で、ヒガミちゅやあヒガミだぜ。
格差社会を身を持って染み込まされる恐るべき記事です。皮肉なことに。
「成功者限定ページ」って次は書いておいてね。体に悪いから見ないなから。

「ひさびさにROCKスタイルしてみる」ってページもあります。
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フレンチカジュアルとアメリカンカジュアルなら「OK」なのですと。その意味もわからん人に向けて(俺)、短い説明文が。
余計なお世話だ。

最後に
「スタジオへ/ギターもスタイルもバッチリ決まったら仲間とスタジオに集まろう。それともちょっとリッチに個人練習に励んでみる?」
の文章でトドメ。
歳取ると、仕事以外の友人つうかそれも知り合いだよなあ、友達っていないよなあ、時間無いよな、休みの日は疲れて寝ちゃうよな(体の弱い人特に)、リッチも何も昼飯何喰おうか・・・・日曜の朝から何つうもの届けるんだ。

読者に色目を使って、妙な意識持って作るからこうゆうもんになるのだ。古今東西今昔、音楽でも他のジャンルのものでもそうゆうのはロクなもの無し。
当然ロックじゃない。

(山)2006.9.25


English Here
posted by 山 at 06:57| Comment(2) | TrackBack(0) | news | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
う〜ん、これはひどい!
素人さんのブログでも、これほどのものにはお目に掛かったことがありません。
音楽に対する愛情無し、いいところ一つも無し。

まず、根性が全くロックしていませんね。
Zep, ストーンズ、パープルと適当に有名なの見繕ってキマシタってか!Zep 誉めるのにカラヤン連れてくるなよ!権威主義丸出し!
文章全体に、気持ち悪〜いミーハーな軽薄さが漂ってます。
はぁ?「ひさびさにロックする」って何どす?(`・ω・´)

いったいどんな読者を想定して書いたら、これほどのモノが書けるのかとても不思議です。
百歩譲って、もうすぐ定年を迎える団塊の世代(の、ごく一部)に
「おとーさん、無趣味で一日中家にいたら嫁がいやがるよ。暇もお金もあるんだったら、老人会から誘われてゲートボールするまで、昔やってた楽器でも弾いたら?」
という提案なのかな?・・にしても、ギターやファッションまであれこれ言うな、ヴォケー!

結局、読者不在のつまらん文章ですね。お金を払って読まされる方はたまりません。
んな記事書いて給料貰うか〜!怒(`・ω・´)怒
Posted by neleus at 2006年09月25日 23:18
neleusさん
ブラヴォー!!!じゃなくてヴィヴァ!

もー、私ども夫婦共々大拍手です。
私が言いたくてうまく言えなかったことを、もーズバリ!!

も一回
ヴィヴァーっ!!
Posted by 山 at 2006年09月26日 00:00
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