2006年09月26日

Look at Yourself / Uriah Heep 1971/10/1

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Look at Yourself
Uriah Heep
1971/10/1


祝紙ジャケ発売「対自核」。
とはいえモノホン確認してないけど、ちゃんと鏡付だよな。そんじゃないと意味ないもんな。こればっかはスキャンしても鏡にならず、実物をゲットするっきゃ無し。
ダウンロード時代へのキラー・アイテムだ。
この手を皆使えばCDは売れる。しかも出来ればデカジャケ。何故なら丁度その鏡のサイズが自分の顔が入る大きさだもん。中古LPでもかなりの確率で出会うことが出来ます。しかーし、何てたって35年前だから鏡の曇りますます増してましてなかなかピッカピカのものとなると・・。ピカピカのものはプレミア付いてるって・・・話は聞いたこと無いけんども。はは。それだけインパクト強し。表題曲「ルッカッチョ・セルフ」は6月に当ROCKSでは先行発売、じゃなかった先行感謝させて貰いました。あの時も鏡話先行しちゃったなあ。だって惹かれるんだもん。覗く人によってジャケが変わる。
タラが覗けばほらかわゆい。
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エノさんが覗けばあらら。
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マックのフリ男君が覗けば怖さ倍増。
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そしてその音も聴く人それぞれによって色味変わる。何と秀逸なアイデアでしょう。デザインはダグラス・マックスウエル・リミテッド。DML。
ちなみに引っくり返せばメンバー自身が写した顔顔。ニョミーンとなりまして、これまたヒープの音をば如実に写して、鏡てば正直す。
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さらに引きは、レーベルがブロンズ!ブロンズていやあヒープ。人類進化のその様のそれぞれの方の名前は以下の通りです。
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そしてそしてさらに引きは、日本盤を買いたくなる引きはその邦題にあり。
デレクターさんすげー。
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Look at Yourself→対自核
おおおおおお
I Wanna Be Free→自由への道
正にっ。
July Morning→七月の朝
まんま。しか無し。
Tears in My Eyes→瞳に光る涙
かー。詩情あふるる3錠。
Shadows of Grief→悲嘆のかげり
「かげり」はひらがな必須。
What Should Be Done→当為
とういと言っても「糖衣」0-0-0-0-060926-25.jpgじゃないよ「当為」。当為って何じゃろ。What Should Be Doneですわ。
Love Machine→ラヴ・マシーン
「ブ」じゃいけません「ヴ」です。


帯のコピー文には「ブリティッシュ・ヘヴィー・ロックの諸概念をことごとく破砕したユーライア・ヒープ」と。
ただの概念じゃなくて「諸概念」、破壊じゃなくて「破砕」。思い入れのデカさたるや想像を絶する、愛の仕事です。
その情熱見事伝わって本邦ではパープル、ゼップ、サバス、そしてヒープと省略形で愛される四天王ハードロック・バンドに。
私が洋楽入りしたのは73年からですけど、ラジオでそりゃもうまだまだかかってました。
で、みんな、このアルバムは聞いてる。売ってしまって今、後悔する率98%。
暗くてヘヴィが真情のそのサウンド。改めて聴きますと眩いばかりの光が見えます。ここにはロックの希望と未来がテンコ盛り。見つけたその音を演奏する喜びが隅から隅まで溢れかえってる。今、若い人が聴くならば思う存分それを浴びて下さい。当時買って押入れの奥の段ボールに入ってる方は引っ張り出してみて下さい。プレーヤーでかければどんどん鏡の曇りが晴れて行きます。耳の中で。
それではヒープさん、歌ってください。キラー
「7月の朝」

私はおりました 7月の朝
愛を求めて
その強さと共にある
新しい日の夜明けの
そしてその美しい太陽

その音々
まずさえずる鳥が鳴く
私は家を離れた
嵐と共に
夜が背後に忍び寄り
私の行くべき道

その日と共に答えは来たれり
私は貴方を求める
らららーら- らららーらー らららー

私は愛を探した
最も不可思議なる場所で
引っくり返さぬ石は無し
さらに挑まねばならぬ
千の顔を求める為
しかし何一つとして燃え上がる炎を起こすことは得なかった

俺のハート 俺のマインド 俺のソウル
らららーら- らららーらー らららー

私はおりました 7月の朝
愛を求めて
その強さと共にある
新しい日の夜明けの
そしてその美しい太陽

その音々
まずさえずる鳥が鳴く
私は家を離れた
嵐と共に
夜が背後に忍び寄り
私の行くべき道

ありがとうございました。これ聴きながら焼き鳥喰うとうめー。失礼しました。
それくらい和の味持ちます。そりゃも嬉しい偶然で。
「チャイルド・イン・タイム」とは従兄弟同士だで、顔はまるで違います。
クリスタル・キングのお爺さんだで。
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それは確かだ。

(山)2006.9.26

ろっくすHEEPのページ

でかいジャケットのページ

入手先参考(日本盤紙、アマゾン)

UK盤(同)

試聴はこちらで(ベスト盤。同)




The English translation page : here.


posted by 山 at 09:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ハードロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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