2006年09月27日
John Fogerty / John Fogerty 1975
John Fogerty
John Fogerty
1975
人生盤です。んもー冷静に書けません。
1975年作
ジョン・フォガティ
男一匹ガキ大将とゆうマンガがございましたが、男一匹ブギ大将です。何故一匹かとゆうと、全部一人でやってます。ドラムもベースも鍵盤もラッパも。もちろんギター、そして世界一の黄金のウンコ声がど真ん中にこんもりと。ジョン・フォガティ!正に相応しきアルバム・タイトル。演るはそりゃもロックンロール且つブギー。最もワンマン・レコーディングにそぐわぬ代物。何でまた一人でやったか。頭の中テンコ盛りだったからです。演る前に全部この音が鳴っていた。これだっこれこそが75年のロックンロールだ、うわ、早くしないと取れたて鮮度が逃げてしまいそ。ええい、全部自分でやっちまえ。もしかしたらラッパなんて出来なかったかもしれません。しかし音が見えていた。音が見えていると楽器は出来るものです。向こうから鳴ってくれる。これを称して楽器が「歌う」と申し。いくらテク抜群修練重ねても見えてなけりゃあただ触ってるだけです。
この音楽神憑依状態、同じく70’sにトッドのラングレンさんもなっておりました。あちらも一人キチガイ。ハードロックでさえ歌わせた。
そうなっちまえば一人でやることが最大の必殺技に変身。ノリの一体化・・・当たり前だのクラッカー、自分でやるんだもん。
全曲名曲です。そしてこんなことやられた日にゃあ英国のパブ・ロック勢唖然。ひたすらいいなあって憧れの眼差しで見たに聴いたに違いありません。
目指してるものどんぴしゃ同じだったからです。外側から南の南部を求めるも同じ。
キラー中のキラーは2曲のシングル。共にA面B面のTOPを飾る曲です。
まずは
ロックン・ロール・ジョン
すげー邦題。世に
Rockin' All Over the World
として、世界ブギ愛好者連盟連盟歌となっている曲だ。この盤では全部ジョンだからロックンロールジョン。
んも最初の「うぎやあ」の掛け声から無敵。
♪
うぎゃあ、ここや ここやで ここで行こ
朝の4発 道路にぶちかませ
さ行くでーえ ロキン全おば世界
う”えー 突進突進 あ突進ぶえ
キチガイ丸出し 今日只今本日突進 さ行くで
ロキン全おば世界
ぶえ 好きや 好きや 好きや 好きや 好き好き好きや すすす 行くで
ロキン全おば世界
いえいえ
ぶえアンタのママに言いたいよ 父ちゃんが何してるんだか
アンタのダンシン靴で夜踊るんだよ
さ行くで ロキン全をば世界
ぶえ 好きや 好きや 好きや 好きや 好き好き好きや すすす 行くで
ロキン全おば世界
ぶえ 好きや 好きや 好きや 好きや 好き好き好きや すすす 行くで
ロキン全おば世界
♪
好きやーーーっ!
で
オールモスト・サタデイ・ナイト
思いっきりロックパイルだぜ、ぶえーって思うサタデイナイト。ニック・ファンもデイブ・ファンも大喜び。デイブさんなんか俺呼ばれましたってツワンギンで当然の如くカバしました。でもさ、先に思いっきりパイルされちゃったから、まるで自分コピーみたいになっちゃってまー。
ぜってーライブでやってたと思う。想像してみてください。リードはニックさんでコーラスがエドマンズさん。天国です。2番から御大ジョン兄貴が乱入するの。参ったー。
♪
俺の窓外から ラジオが聞こえる
俺の愛車は飛ぶ準備まったくOK
そりゃもうほとんど土曜の夜だから
バイバイ明日 ジュディはロデオに行っちまった
古いガキどもがお馬ぱっかぱか準備OK
そりゃもうこいつは土曜の夜だから
人込みかきわけかきわけ 音楽をぶちかまそう
俺のハートをわしづかみにしてくれ そうだ俺はやっちまう
外ではリンリン鳴ってます 夜汽車が俺を故郷へ連れてってくれる
アンタが汽車を聞く時 そいつは準備OK
そりゃも 土曜の夜だから
人込みかきわけかきわけ 音楽をぶちかまそう
俺のハートをわしづかみにしてくれ そうだ俺はやっちまう
外ではリンリン鳴ってます 夜汽車が俺を故郷へ連れてってくれる
アンタが汽車を聞く時 そいつは準備OK
そりゃも 土曜の夜だから
おー、いえ
♪
やっちまってくれーっ。
(山)2006.9.27
ろっくす、兄貴大将のページ
でかいジャケットのページ
入手先参考(日本盤、アマゾン)
入手先参考(試聴可能です、US盤、アマゾン)
兄貴大将動画集
John Fogerty - Rockin' All Over The World (live)
John Fogerty Almost Saturday Night Roseanne show
The English translation page : here.
この記事へのトラックバック
どの曲にも勢いがあって、聞き始めたら最後
つい終わりまでいっちゃいます。
山さんが書いていらっしゃるように、
ジョン・フォガティの中に、表現したいものが
溢れんばかりだったんでしょうね。
全部一人でやったってのも凄い!
ステイタス・クォー顔色無くなります!
ギターやハーモニカはもちろん
ピアノやホーンの音色も、とても味わい深いです。
仰るとおり、クオーの全員一丸でしか、こりゃ対抗出来ません。
私もいつも聴き始めると止まらない止まらない。