2006年11月03日

High Level Cut part 3 / UFO 1979/6

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High Level Cut part 3
UFO
1979/6


ここのところ毎週「週刊蠍団親分兄」をやってたら弟がすねてフェニックスのスーパーででビール6本缶入りパックを買っていた「がっがりしたよー」って情報をロック・フジヤマのマーティ・フリードマン氏から入手しましたので、今週は
週刊弟英雄伝説UFOの頃
やります。前回は9月22日。そんな前か。月日は百代のカキャクの如し。
あ、さて日本のみリリースのナイス・ベスト盤より讃えさせて貰うUFOの完璧ナンバー。
今回の曲は1976年発表お猿アルバム
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ノー・ヘヴィ・ペッティング
かわいがりすぎないでね


からの2曲です。
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件のベストではA面4,5曲目。お猿盤では冒頭の2連発で収録のブツだ。さー各国ジャケを捜索しよう。
と思ったら・・・この盤からのシングルカットは何と

ハイウエイ・レイディ/ア・フール・イン・ラブ
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であった。しかも日本盤のみらしい。何故だーー!
マイケル弟、恒例の小失踪中だったか。カットし忘れたのか、それはロック史の7不思議の内の15番目に入っている。
捜索すること1時間17分。そのことに触れた古代物件は世界に存在せず。あんまり悩むと体に悪いので諦めよう。
それにつけても
シングル・カットするならやっぱしまず
ナチュラル・シング
だろがー。モグ=シェンカー=ウエイの三大巨頭作。モグたんのメロディ無しメロディが突き進み、ウエイ氏が踊りながら弾ける様に配慮したブンブン・ベースは持続し、その拘束から逃れるように踊るシェンカーちゃんのギター。これがUFOだ。あ、新加入の元ヘヴィ・メタル・キッズのダニー・ペイトネルさんは「お前はそれ以外ぜってー弾くな。」とポンポンポンポン・ピアノ。これがUFOだ。定期的に聴くとやたら幸せです。
ほんとだよ。
このリフだがな。じょじゃ、じゃじゃじゃ、じょじゃ、じゃじゃっじゃ。サビではずずじゃじゃ。マイケルのブギー。
手がでかくなきゃできん音です。
みなさんエア・ギターどうぞ。
後半はスライドかな。
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言ったんだ、あいつは メンフィスから来たって
あんたは見えるだろう でもどうか触んなんいでおくんなさい
ロックンローラーは好きじゃない
それにしてもちょっとばかし見え過ぎじゃないのか

何故ってそれは自然体 あんたが最初から感じているような
生血が溢れ始めます
いえー、自然体 最初からあんたが持ってる
そんときあいつはあんたを連れ去らないぞ
ヘイ、ガール 今最高だって感じてるかい 俺はどんどんタフになってるって思え
バンドは全くもってマジにタイトだとは思わないか 俺たちが始めるまで待ちなさい

サウンドはけったいなものだろうけどそりゃあんたが俺にさせたことだ
そして今や俺はそれ無しでは生きてはいけぬ
俺はアトランタに行った
足を運んだ
最後のアンコールの為に
あいつが出会うスターにみんな会えるぞ

あんたはどうするんだい?
なんでそうするんだい?

ぐえ、訊かれてしまった。考えておきます。それでもさ
毎度毎度行き当たりばったりのモグたんの歌詞に非常にシンパシー感じます。
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俺もそうだ。ははは。
きっと酒飲んでグデングデンの時に書くのかと。それでもいいじゃん、素敵なら。
私の場合は・・・素敵じゃ無いんで困ってます。

気を取り直して

アイム・ア・ルーザー。
これはシングルB面で燦然とするとそりゃワンダフルに違いなし。モグ=シェンカー作。
アコ・ギターからまたもスライドで絡むミカエル君。そのシェンカー氏主導で作られたに違い無し。
だってメロディが有る(^0^)。
ソロが壮絶。
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虚空を舞うスライド・ギターから、一転突っ込む一人二役ギター。これがまた、くわーっ。神って呼びたくなるのも無理ない瞬発力だよな。
上がり31秒台で間違いは無い。全フレーズこのメロ以外考えられず、それが最大の魅力です。毎度毎度ホテカルしてるようなもので。

最終列車は11時発 今はもう45分過ぎ
どうしてお前は11時のに間に合うように急がないんだ
俺はマジで困り果てている だけど家に帰ることが出来ない
あいつらはドアに鍵をかけて 俺は外で一人取り残される

お前は自分の場所に戻ることが出来る そして寝椅子で寝るのだ
沢山の人々がそうしてる 俺たちはお前を取り残したいとは思わない
辛いことだよ 通りの端っこてのは
辛いんだよ 生きて行くには

塗りたくられた嘘 やつらはみんなあんたにお任せ
俺は負け犬 こんな生き方で
俺は負け犬 こんな風に生きて

ヒューストン駅は そりゃもう氷のように寒い
一晩中誰彼かまわず お前を追い出そうとする
でも俺とジンジャーはそこらへんに
俺たちはこんな風になってしまった マジで考えなければならない

お前は自分の場所に戻ることが出来る そして寝椅子で寝るのだ
沢山の人々がそうしてる 俺たちはお前を取り残したいとは思わない
辛いことだよ 通りの端っこてのは
辛いんだよ 生きて行くには

塗りたくられた嘘 やつらはみんなあんたにお任せ
俺は負け犬 こんな生き方で
俺は負け犬 こんな風に生きて

(風吹くギター)

俺は敗者 俺は敗者 俺は敗者

これはグデングデンで書いた歌詞じゃないな。醒めた後、駅のベンチで書いたのかと。
風景が見えて寒くなります。
21世紀でも同じ状況。そうで無い人、無かった人には何にも関係が無い歌だと思う。
今日からの三連休、海外旅行とか・・・。もう一台、車買おうとか。
ユニクロより安いGUてのが出来たんだってっ。行かねば・・って方々には恐怖の歌でも。
あ、うちだ(^0^)。
せめて帰る家を維持する為、犬のように働かねばねばなあ。うちの近くの駅も寒いし。
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つづく

(山)2006.11.3

ろっくすUFOのページ

でかいジャケットのページ

入手先参考(お猿アルバム日本盤紙、アマゾン)

入手先参考(お猿アルバム日本盤プラ、アマゾン)


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試聴はこちらで(ベスト、同)

ユー・チューブにも全く動画無いんです。猿はいづこへ。

The English translation page : here.
posted by 山 at 10:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ハードロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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