2006年11月04日
Solsbury Hill / Peter Gabriel 1977/4/16
Solsbury Hill
Peter Gabriel
1977/4/16
未来てのはわからんものであんなにふさふさしてた人がのがツルツルぴかちゅう、大体若い頃前髪たらしてた方は怪しい。
って話では無くて(^0^)
時は1977年4月3週16日。前週にはクラッシュの「白い暴動」が英チャート38位デビュー。こんなとこいられるかとツバを吐いてとっとと逃走し、入れ替わりにNYからテレヴィジョンが刺客としてやってきた。そうなるともう誰にも止められません。大洪水がやってくる。
その週にそっとチャートインしました
ソルベリー・ヒル
ピーター・ガブリエル氏のソロ第一弾アルバム、通称「カー」からのシングルです。
この曲を聴き若き日のジャケを眺めて想起するはハワード・ジョーンズ兄ちゃんのニュー・ソング。
いやーもう出だしからクリソツだからよう。2曲混ざってぐるぐるしちゃってリンダ困っちゃう。
↑
それでまたお姿はふかわりょうカマクラくりそつで。それを言うとさすがの温厚なガブちゃんも顔を真っ赤にしてしまうらしい・・わけ無いか。それでメイクを・・ってわけないか
って話では無くて
ある物の記述によりますと、この曲はまさに旅立ちの歌。さー今銀河の向こうに飛んでいけえとゆうことです。ガブさんといやあジェネシス。ジェネシスといやあガブ氏。そんな彼がソロになろうと決意したのはあのブルース・スプリングスティーン兄貴のコンサートを見た時だったらしいです。いやあピンはいいなあ。かっこいいなあ。・・・じゃねえだろう多分。あまりに己が作ったイメージに己が縛られているってことを痛感したらしい。
ぶっこわしてやる。
パンク衝動だ。
そしてこのソルベリー・ヒル。歌詞を見ればその心境が綴られていると聞く。その前に音でも。ああこのアレンジ。3コードの生ギター。バスドラの4つ踏み。4つ踏みつうても無論ディスコでは無いよ。トラッドの舞踏(リール)の20世紀音。足踏みの音です。そこにマッターホルンがポワー。合いの手でガブちゃんの塩辛声。アフリカのブラ・ドラムかティンパニか、川辺に浮かぶ泡のようにぷくぷく。生ギター・アルペジオは次第に爪を尖らせて、入るは雷の如しハード・ギター。嬌声と共に解決せず未来を見て終わる。音の隊が加わるごとにその光景が見えるむっちゃ視覚的な歌です。
時の流れをがっしと掴んで、いつまでも苔生すことが無し。
♪
ソルベリーの丘に登る
街の光が見えます
風は吹きすさび 時は超然として立つ
鷹が夜のしじまから飛び立って行った
彼はとある観察者でした
近づいてみました 私は声を聞く
全神経が弛緩するのに耐えながら
私は聞かねばなりません 選択の余地無く
↑実在するソルベリーの丘
私は情報とゆうものを信じていませんでした
イマジネイションだけを信じなければならない
僕のハートはぶーんぶーんぶーん
息子は、言いました あなたのものを掴んでください 僕はあなたをうちに連れて行ったのです
沈黙を守る為に私は辞めました
私の友は思うことでしょう 私は狂ったと
水をワインに変えているのです
開かれたドアは速やかに閉められることでしょう
そう私は日々行きました
私の人生は型にはまっていたから
私が言うことが何かを確信する時まで
どのコネクションを私は断ち切らねばならぬのか
私は風景の一部に納まっていると感じていました
機械のように実直に歩いて
僕のハートはぶーんぶーんぶーん
へい、彼は言いました あなたのものを掴んでください 僕はあなたをうちに連れて行ったのです
いえい 家に戻るのです
幻想が彼女のネットを廻す時
私は私がいたいところにはけっしていません
そして彼女はつま先スピンする自由があり
その時私は己が自由であると思います
空虚なる影で見つめられ
目を閉じている誰か でもまだ見ることが出来ます
何者も彼らにエチケットを教えませんでした
僕は別な僕になって現れるでしょう
現在、私は後継者を必要とはしません
私は彼らに教えるでしょう 私の顔に浮かぶ微笑の意味するところを
僕のハートはぶーんぶーんぶーん
へい、彼は言いました あなたのものを掴んでください 僕はあなたをうちに連れて行ったのです
♪これはもう丁寧なご挨拶を。ソロになるに当たって誰しも納得せざるを得ない音と言葉。
承知いたしました。別なガブちゃん、どうかよろしくお願いいたします。
って気持ちにみんななりました。清々しく。
(山)2006.11.4
ろっくすガブ氏のページ
でかいジャケのページ
入手先参考(日本盤、アマゾン)
試聴可能です、US盤
ろっくすガブちゃん劇場
http://rocks2.fc2web.com/geki/1.html
丘の動画集
Solsbury Hill
http://www.youtube.com/watch?v=wjSGe5wwQ-U
Solsbury Hill生
http://www.youtube.com/watch?v=eMwn_hnoS5Y
The English translation page : here.
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