2012年06月16日
スペイス・オディティ/デビッド・ボウイー 1969/7/11 Space Oddity - David Bowie
スペイス・オディティ
デビッド・ボウイー
1969/7/11
「完璧なシングル」初期記事改修の第2弾です。
75年に英国チャートで復活ヒットして最高位1位を記録した時点での文章に
粉骨砕身訳詞とチャート記録詳細と、
各時代各国ジャケを加えて
現時点で出来うる賞賛の心を歌にぶち込みたくそうろう。
聞こえますか?
トム少佐?
こちら21世紀2012年6月16日日本管制塔です。
****************
デビッド・ボウイ1969年の初シングル・ブレーク曲、
それがスペース・オディティです。
7月20日にアポロ11号が人類初月面着陸に成功し、
映画「2001年宇宙の旅」が前年公開大成功とゆう空前の宇宙ブーム、
正にジャスト・タイミングなこの曲は全英最高位5位のヒットとなりました。
同時にボイちゃんは宇宙の男となり遭難して
火星から帰還するのは3年後の「スターマン」の時。
あまりに強烈だったんでイメージがばっちり付いちゃったのもそりゃ無理は無いかも。
そして問題は1975年。
グラムも去り当人はアメリカに渡りソウルなヤング・メリケンに変身した11月に
再びトム少佐はイギリスに戻ってきます。
10月の2週に23位で初登場するやいなやあっとゆうまにチャートを駆け上がり
11月2週3週と1位獲得。
これはもう本気のヒットとなりました。
なぜこの時期に?
カップリングでチェンジスそしてヴェルベット・ゴールドマインつう超弩級のもんてなのもありましょう。
その直前にリリースされたフェイムはアメリカでの大歓迎ぶりとは裏腹に不振、
英国民全員がソウルな男ボイに納得してなかったのだ。
もしかして一番納得してなかったのはRCAで不安に思っての再発かもしれませんが。
そして宇宙ブームともグラムとも無縁な時期に本当の意味でこの曲を噛み締める。
あまりの良さに全員我を忘れ気付いたら圧倒的1位と。
と
考えちゃうのはあまりにドリーミィかな。
実際あまりにも完璧です。
ボウイ氏の頭の中にはトム少佐の額の皺までくっきりと見えており
その場で演奏するミュージシャンみんなにもそれが見えていた。
やることは明白で後は音に残すのみ。
ですからこれ以上他になすことは無く、宇宙の時が永遠のようにこの曲も朽ち果てることはありません。
虚空の彼方からストロークされるアコ・ギター。
無毛ながら妙にお肉が付いているボイ氏の抑えにに抑えた歌と圧迫されたメロディ。
コードはメジャー感増して希望の光りが。
メジャー7に変わってくつろぎのブリキの椅子操縦席。
ギターソロの最後のぶっ壊れ方は何故録り直さなかったのだろう。
これは壊れてなきゃいけなかったのだ。
ぶーん。
一方的地上司令室の呼びかけと1回だけ宙に浮いてるよーと伝えるのみ後は独り言の宇宙飛行士。
最後は連絡を絶ち今もどこかを彷徨ってます。
必要な時にはいつでも呼び出せる。
2001年はもう過ぎてしまった現在でも。
2005年06月18日記
ヤマ
****************
http://youtu.be/xcyuKUtgyZ8
Original Video (1969)
http://youtu.be/D67kmFzSh_o
♪
地上管制からトム少佐へ
地上管制からトム少佐へ
プロテイン錠剤の摂取とヘルメット装着を指示す
地上管制からトム少佐へ
10、9、8、7,6
カウントダウン開始、エンジン点火
5,4,3,2
点火装置のチェックを指示、
神のご加護が貴方と共にありますように祈ります
1,発射
じおーーん
こちら地上管制からトム少佐へ
成功だ、君は見事にやってのけた
各新聞が君が誰のシャツを着てるか知りたがってるぜ
今だ、気分がノッたらカプセルを分離する時
こちらトム少佐、地上管制へ
私はドアから外へ踏み出しています
すごく妙な角度で浮かんでます
星々が今日はとても違って見えるぜ
ここで
僕はブリキ缶の中で座っている
世界の遥か彼方で
惑星地球は青い
そして僕に出来ることは何もありません
ぞんずざんぞずん
パンパン
ぞんずざんぞずん
パンパン
ギタアぽぺん
ばごぶぼん
僕は10万マイルの彼方にいるけど
僕はとてもくつろぎを感じている
そして僕は思う
僕の宇宙船は行くべきところをわかっているんだと
僕のワイフに伝えてくれ
僕は君をとても愛していると
彼女はわかってる
地上管制からトム少佐へ
君の通信回線が切れた、何か異常が発生したようだ
私の声が聞こえるか?トム少佐
私の声が聞こえるか?トム少佐
私の声が聞こえるか?トム少佐
聞こえる・・か
ここで僕は僕のブリキ缶の周りで浮かんでいる
月から遥か彼方で
惑星地球は青い
そして
僕に出来ることは何も無いのです
ぞんずざんぞずん
パンパン
ぞんずざんぞずん
パンパン
ギタアぽぺんぱんぽぷ
ちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちち
♪
1969年7月11日英国発売、
チャートには9月6日に48位初登場、
そこで一旦圏外に離脱して
9月20日に再エントリー、以後9/20 39-25-20-13-8-6-(11/1)5-7-16-18-34-36-(12/13)49位、
最高位5位記録。
1975年に新装再発で10月11日23位で初登場、
以後11-4-2-(11/8)1-1-2-10-20-(12/13)38位。
最高位1位を6年越しで達成す。
1983年に2回目の新装発売、8月16日に95位初登場、
以後85-(7/2)99位。
アメリカでは
最初が
1969年8月16日。129位初登場。次週124位で見事に空振りで離脱。
二度目の再発で
1973年1月27日71位初登場、
以後60-53-42-(2/24)36-31-28-24-20-17-(4/7)15-16-21-(4/28)39位。
最高位15位。
弾けた。
日本洋楽チャートでは
3度目のヒット曲として
1973年4月8日に31位初登場、
以後24-21-23-17-14-(5/20)9-12-16-20-18-30-29-(7/8)36位。
最高位9位。
1969年11月4日発売の2ndアルバム
David Bowie
に収録。その時はいずれ国でもヒットせず。
のちに
Space Oddity
と改題して再発、
英国では
1972年11月25日に31位初登場、
以後24-25-40-36-36-47位
1973/1/20再エントリー、43-29-3020-42-37位
3/10再エントリー、40位
3/31再エントリー、47位
4/14再エントリー、36位
5/12再エントリー、41位
7/21再エントリー、34-33-27-26-(8/18)17-17-22-19-23-25-22-34-36-29-35-34-50-44-43位
1974/1/19再エントリー、40位。
その時イギリスでもシングルは再発されたんだけど、世界的ヒットを目の前にして、
全然ヒットせず。
恐るべきは大英帝国民の唯我独尊頑固一徹なり。
それゆえ
ぶっ壊れるときは容赦なしのその土地に舞い降りたりし異星の客、
ボイちゃん。
自らがSFの人、
火星人で有るうちはこれ以後他の追随を許さぬスターマンとなって君臨します。
いざや。
(山)2012.06.15
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
スペイス・オディティ(40周年記念エディション)
スペース・オディティ
Space Oddity: 40th Anniversary (Spec) (Dig)
Space Oddity
ろっくす特製でかい画像ページ也。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ろっくすデヴィッド・ボウイちゃんのページ
資料
英語資料
English Version
.
−−−−−−−−−−−−−−−−−
当ブログ記事への、
楽天キャッシュ
https://point.rakuten.co.jp/Top/TopDisplayCash/
または
Amazonギフト券(Eメールタイプ)
での、
おひねりをば頂ければこれ幸いです。
宛先メルアドは
rocksp@jcom.home.ne.jp
にて。
↓下記バナー内上左より
金額はお心次第、いかほどでも。
日刊ろっくす ヤマ & まほ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
楽天オークションに出品してます。
まほさん手作りエコトートバッグとお宝ロック本をどうぞ。
♪取り扱い品目はコチラで♪
..
Space Oddity
Ground Control to Major Tom.
Ground Control to Major Tom.
Take your protein pills.
and put your helmet on.
Ground Control to Major Tom.
(Ten, Nine Eight, Seven, Six).
Commencing countdown, engines on.
(Five, Four, Three, Two).
Check ignition.
and may God's love be with you.
(One, Liftoff).
This is Ground Control to Major Tom.
You've really made the grade.
And the papers want to know whose shirts you wear.
Now.
it's time to leave the capsule if you dare.
This is Major Tom to Ground Control.
I'm stepping through the door.
And I'm floating in a most peculiar way.
And the stars look very different today.
For here.
Am I sitting in a tin can.
Far above the world.
Planet Earth is blue.
And there's nothing I can do.
Though I'm past one hundred thousand miles.
I'm feeling very still.
And I think my spaceship knows which way to go.
Tell my wife I love her very much...
she knows.
Ground Control to Major Tom.
Your circuit's dead, there's something wrong.
Can you hear me, Major Tom?.
Can you hear me, Major Tom?.
Can you hear me, Major Tom?.
Can you....
Here am I floating round my tin can.
Far above the moon.
Planet Earth is blue.
And there's nothing I can do.
*************
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック