
It's Too Late
Carole King
1971
今日の「完璧なシングルを讃える会」は、
何で今まで讃えなかったと全世界98億人の方々から非難GOGOされましても何もお答えできません完璧シングル
イッツ・トゥ・レイト
密かに「心の炎も消え」と邦題が付いてます曲です。
作、歌唱はキャロル・キング師。音楽の神様がぜってーいると信じざるを得ません。それはもうお前は歌を作るのだ。その地上にこのメロディを遣わせ。全人生をかけて。と命じられてるに違いない方々がおるから。その中でも女性なのに「キング」の称号を否応無し受けざるを得ないのがキャロルさん。若かりし頃、ブリルビルディング時代の音楽イタコの時の名曲の数々だけでもそうなのに、人々が疲れ果て道に迷って標を求めていた時、再び天から命を受けて降りてきた。その音楽は世代も肌の色も性別も問わず直接心の奥襞慕情にさわさわされて、21世紀なろうとする現在も消えることありません。
イッツ・ナット・トゥ・レイト。
その曲は私の中ではこう響いてます。
皆様の中で響いている音を傷つけないことを祈って。

♪
そのままでいました ベッドの中で 午前中ずっと 時は過ぎ去るのみ
ここでは何かが間違っている どうしょうも無いことなの
私たちのどちらかが変わったの それとももしかしたら私たちがやる気を失くしてしまったの
そうもう遅すぎる ベイビイ もう遅すぎる
私たちほんとに何とかしようとしたんだけど
心の中の何かが消えて 私はもう隠せない そしてごまかすことなんか出来やしません
それはとっても楽なことでした 貴方とここで暮らすのは
貴方は光っていて爽やか そして私は何を為すべきかただもう知っていた
でも今貴方は幸せじゃないみたい そして私自身はまるで馬鹿みたいに思っています
そうもう遅すぎる ベイビイ もう遅すぎる
私たちほんとに何とかしようとしたんだけど
心の中の何かが消えて 私はもう隠せない そしてごまかすことなんか出来やしません
良き時が再び来ます 貴方と私には
でも私たちは絶対に一緒にはいられません 貴方だってそう感じているでしょ
今でも私たちが一緒に得た事はとても素晴らしいと思っています どんなだったか私は貴方を一度は愛しました
そうもう遅すぎる ベイビイ もう遅すぎる
私たちほんとに何とかしようとしたんだけど
心の中の何かが消えて 私はもう隠せない そしてごまかすことなんか出来やしません
♪
”きっぱり”。
数有る男衆の甘えたさん歌に対してこの何と男らしい歌てば。正に真のヘヴィメタルでは無いでしょうか。
凄いよー。だいたい最初のピアノの響きからして最上級のサスペンス。
/ Am7 - D6 - / / Am7 - Gm7 - Fmaj7 - - - /
と来てリフレインでは
/ Bbmaj7 - Fmaj7 - / / Bbmaj7 - Fmaj7 - Dm7 - E7sus4 E7 /。
解放のメジャー7攻撃。歌詞とこれほどぴったし寄り添ってる曲はねえよ。背筋にナイフ。厳しい歌です。恋愛のことだけを歌っているだけじゃなくアメリカに向かって歌ってるこれは。アメリカどころかどう生きるかの歌だな。
いずれにしろ人の為せる技では有りません。音聖。
終わり方のあっけなさ、突き放し方もまた。これは私の問題でも有り、そもそもあんたたちの問題じゃないかって。
そして尚且つ(ロース揚げたて)、このシングルを不動のものにせす御技はB面にあります。
ウィル・ユー・ラブ・ミー・トゥモロウ
60年にシュレルズが大ヒットさせました。

若かりし頃の自分と再び対決するキング師。腰据えてがっぶり四つで。目をそらさず。
♪
今夜 貴方は私のもの 完全に
貴方は愛を与えます あまりにも甘く
今夜愛の光は貴方の瞳の中に有り
でも 貴方は明日も私を愛してくれるかしら
これは永遠の宝玉かしら それともひとときの喜び?
私は貴方の放つ魔法を信じることが出来ますか?
貴方は明日も私を愛してくれるのですか?
今夜は一言もしゃべらないで
貴方は私がたった一つの存在だと言います
でも私のハートは打ち壊されるのかしら?
夜が朝の光に出会う時
私は貴方の愛が知りたい
愛が私が確かだと感じられるかしら?
だから今私に教えて そしてもう二度と尋ねません
貴方は明日もそのまま私を愛してくれるかしら
貴方は明日もそのまま私を愛してくれるかしら
貴方は明日もそのまま私を愛してくれるかしら
♪
”きっぱり”。
一言も聞き漏らすことは勘弁ならねえとばかりに。
歌詞はかっての相棒であり旦那のゲリー・ゴフィン氏。しかしこりゃメロによって導き出され書かされたものでしょう。
ゲリーさんもイタコ状態。
それだけに数多くの方々がカバーせしも、本人が歌うここでのヴァージョンは特別なものになり。
そしてこれだけじゃ話は終わらない。アルバム丸ごと
”きっぱり”
だから。その剣を受けねばならぬ。いずれは。ぐさ。

↑こんな時代が呼ぶ
(山)2006.11.25
ろっくすキャロル・キング王ページ
でかいジャケのページ
入手先参考(日本盤、アマゾン)
試聴はこちらで(US盤、アマゾン)
遅すぎない動画
Carole King - It's Too Late
http://www.youtube.com/watch?v=Dm9wv-kfK9Q
LINDA BLAIR sings "IT'S TOO LATE"
http://www.youtube.com/watch?v=nXT4cCbc1xE
Will You Love Me Tomorrow
http://www.youtube.com/watch?v=reWH7U_PPVg
Will You Love Me Tomorrow (revised)
http://www.youtube.com/watch?v=fImzTKIfhcU
Jazz Man
http://www.youtube.com/watch?v=kDx2i_Tnxts
one fine day
http://www.youtube.com/watch?v=idodc1OnyYQ
The English translation page : here.
ラベル:キャロル・キング イッツ・トゥ・レイト