2012年07月21日

長い夜/シカゴ 1970/6/30 25 OR 6 TO 4 - Chicago (Columbia)



長い夜
シカゴ
1970/6/30


♪ワンワンわんわんわんわんわんわん、ワカワカわんわんわかわんわん♪

「ワンワンわんわん、わんわんわんわん。」

「ワカワカわんわんわかわんわん。」

「わんわんわんわん。」

「うーー。ワカワカわんわんわんわん。」

「おいちゃん、何を犬に向かってやってんのさ。」

「うーーーーー。わん。」

「犬かお前は。」

「ちゃいまんねんこれが。これは犬じゃおまへんねん、ギターでんねん。ワウワウ・ギタアの音でんねん。」

「ワンワン。」

「だからギターだって言ってるだろうがこの犬め。」

「わんわん。」

「話にならねえなコイツ。」

「話しになるかよ犬が。」

「そうか。なるほど。
はい



長らくお待たせいたしました。
毎度おなじみ人間ギターのレコ屋でござーい。
今日持って参りましたお宝はーあああ

長い夜
25 OR 6 TO 4
シカゴ
Chicago


先に言っておくが某長渕剛のじゃないぞ。」

「某長渕剛じゃなくて某松山千春じゃないの?それ言うなら。」

「あ、そう。その某じゃ無いぞ。」

「はいはい。」

「わんわん。」

「お前は返事しなくていいっ。
そうですこれこそアメリカの誇るプログレッシブ・ビッグ・バンド・マーチングバンド・らっぱブラスロック・バンド、
シカゴが初大ブレークした記念スべき歌なのだ。
1970年8月26日リリース



シカゴ(シカゴと23の誓い)
Chicago 2




より鮮烈の先行シングル、



6月30日発売。
作はシカゴはこの方でもっているロバート・ラム師。
プロデュースはシカゴはこの方でもっているジェイムズ・ウィリアム・”軽塩”ガルシオ師。
ラッパ隊を率いるはシカゴはこの方でもっているジェームス・”パン粉”パンコウ師。
そしてこの鮮烈なるワンワンわうわうギタアはシカゴはこの方でもっているテリー・粕・カス師。
なのだ。」


↑オランダ盤

「歌っているのは?」

「わんわん。」

「シカゴのユダと言われているピーター・セテラ野郎なのだ。まだ一番過激派。」

「何を嫌う。」

「嫌ってません。そりゃもうすんばらしいカドの立ったキンキン声のマーベラスな歌唱でございます。
こんな声でベタベタした愛の歌など唄ってはいけません。
長い夜を歌うのです。


↑オランダ盤

4枚目のシングルにして3回目のチャートヒット、2回目のTOP40入りとして
米チャート1970年7月18日130位初登場、
以後(7/25)50-(8/1)38-27-18-13-10-6-(9/12)4-6-10-17-(10/10)26位。
最高位4位、13週エントリー。


↑UK盤

英国チャート2回目のヒットとして
アメリカより先んじたぜ7月18日46位初登場、
以後43-(8/1)30-28-16-14-(8/29)7-8-7-12-17-27-(10/10)34位。
最高位7位、奇しくも同じく13週エントリー。


↑UK盤

日本洋楽チャートでは2回目のヒット、
9月14日に36位初登場、
以後32-28-25-23-11-7-6-9-(11/23)5-5-5-5-9-*-17-14-21-35-37-(1971/2/8)40位。
最高位興奮の5位4週。通算20週エントリー。
くそ、男の世界byジェリー・ウォレスに首位を阻まれたのだ。」

「5位じゃんか。」

「るさい。」

「わんわん。」


↑米盤

http://youtu.be/iUAYeN3Rp2E


25 or 6 to 4 Instrumental Version
http://youtu.be/W8tLlnoMvMw




づづづづ

づづづづ

づづづづ

づづづづづづづ

づづづづ

 ちゃかぽん

づづづづ

 ちゃかぽん

づづづづ

 ちゃかぽん

づづづづづづづ

ぱーやおー、ぱやうわーわーう
ぱやぷろぷぺぱおぷーぺ
ぱぱぱぱ
ぱあぱ
ぱやうわー

夜が明けるのを待ってます

ぷららららーぺ

何か言うべきことを求めてます

ぷららららーぺ

空に写りし轟く閃光

ぷーあーぽう

諦めまして僕は目をつむります

ぷららららーぺ

あぐらをかいて床に座っております

ぺろりぺろりぺろり

午前4時まで25分か6分


↑スペイン盤

パとギタア


↑ドイツ盤

闇雲に空間を見つめております

ぷららららーぺ

顔を洗いに起き上がります

ぷららららーぺ

ただもう起きていたかったのです

ぷーあーぽう

どれくらい頑張れるかて思ってます

ぷららららーぺ

もうちょっとばっか気張らねばならねえかな

ぺろりぺろりぺろり

午前4時まで25分か6分ーーーおういえい


↑スウェーデン盤

ギタア!


↑フランス盤

わんわんわんわんわかわんわん
ワカワカわんわんワカわんわん

づづづづ

づづづづ

づづづづ

づづづづづづづ

づづづづ

づづづづ

づづづづ

づづづづづづづ

ぱーやおー、ぱやうわーわーう
ぱやぷろぷぺぱおぷーぺ
ぱぱぱぱ
ぱあぱ
ぱやうわー

眠らねばならぬと感じてはおりながら

ぷららららーぺ

回転する部屋が深く沈んでいくのです

ぷららららーぺ

言うべきことを求めているのです

ぷーあーぽう

夜明けの時ヲ待ちながら
ふーうううううう

ぷららららーぺ

午前4時まで25分か6分

午前4時まで25分か6分
おーーーーわい

ギタア

ぱーぱーぱーーーーーー
ぱああああああぺーー
ぱああああああああああ





「何これ、擬音描写ばっか。またバカみたいなことばっかやってるブログだって言われちゃうよ。」

「擬音描写の鐘の声。そんなの平気物語。なんちゃって。」

「それに何を歌っているんだか。」

「わからんか?これは曲を書くことを歌っている曲だ。
ネタが無いネタが無い、
なら
ネタがないこの苦しみを歌にしてしまえの驚くべきコペルニクス的転回なのだぞ。」

「あらまあ。それを厚かましくも聴衆の皆さんに聴かせるだか。」

「こら。この単純単細胞者めが。歌は作者のものであって作者のもので無いということを
これだけ長い間やってまだわからんのか。」

「わからん。」

「誰もそんな天下のシカゴ様がネタが無い歌を唄ってるとか思うわけがなかろうが。
これはきっと世相の混乱と自己の定まらぬ思いと、多分これはドラッグ薬による酩酊状態を活写してるに違いない
これこそ今の歌だと思うのだ。」

「それでいいのか。」

「いいのだ。歌は受け取ったとたん受け取った者のモノ。ご勝手に。」

「ふーん。
それはそうと冒頭のおいちゃんのワンワンはこのギタア・ソロのことなんだね。」

「そう言っとるだろうが最初から。
もう最高!大好きワウワウ。
ハマっちゃうと一生ワウワウ。顔までワウワウ。ロビン・トロワー先生のように。
そのワウワウ演奏の一世一代世界の名演です。」

「わんわん。」

「まだいるか、お前は。」

(山)2012.7.21

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シカゴII(シカゴと23の誓い)-デラックス・エディション(SHM-CD)

シカゴII(シカゴと23の誓い)

Chicago

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ろっくす特製でかい画像ページ也。

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ろっくすシカゴのページ

資料

英語資料


English Here

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..

25 OR 6 TO 4

Waiting for the break of day.
Searching for something to say.
Flashing lights against the sky.
Giving up I close my eyes.
Sitting cross-legged on the floor.
25 or 6 to 4.
Staring blindly into space.
Getting up to splash my face.
Wanting just to stay awake.
Wondering how much I can take.
Should I try to do some more.
25 or 6 to 4.
Feeling like I ought to sleep.
Spinning room is sinking deep.
Searching for something to say.
Waiting for the break of day.
25 or 6 to 4.
25 or 6 to 4.

Alright.

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