2012年11月04日

ノー・ワン・ドライビング / ジョン・フォックス 1980/3/20 John Foxx - No-One Driving



ノ-・ワン・ドライビング
ジョン・フォックス
1980/3/20


ガチなSFファンたる私はこんな21世紀は嫌だ。
アシモフ博士のどこか牧歌的な薄暮でもなく、
ハインライン師の劇的攻撃たる人類の変貌でも無く、
ハイパーパンクのゴミ溜めのシールド・コネクションですら無い。
むろん鉄腕アトムの夢の鋼鉄都市ではあり得ず。
手のひらの中のアイパッドの中だけの未来は嫌だ。
未来が薄暗くなる可能性は日々認識しておったわ20世紀の終わりには。
しかしどうせまみえるならこんな絶望の未来を望んでいたのだ、
このキツネ目の男が単身提唱した。
その男の名は
ジョン・フォックス。
元祖ウルトラヴォックスジョン・フォックス。
そがまさに絶望の中、瓦解し後、完全孤独の中吐き出したは


1stソロ・アルバム


↑ドイツ盤裏

メタル・ビート
Metamatic


1980年1月17日発。
プロデュース、自分。
歌唱、もち自分。
演奏、ほぼ全部自分。

1980年2月2日、英アルバム・チャート30位初登場、
以後21-(2/16)18-23-39-42-(3/15)54位。
最高位18位。7週エントリー。

さして

錆びた地下道
Underpass


1980年2月16日に英国チャート最高位31位とその蘇りを世に示し、
瞬間、あの島を一挙にキツネ並行世界に転じてしまった。

そして
そこにテレポーテーションし完全に幽閉されたごく一部の人々に向かい



ウルトラQあけてくれSF作家友野健二の如く
さらに絶望的な文を送りつけたのだ。
アナザー・メタマチック、真未来メタルビート・ワールドへようこそ
同年3月20日発信

ノー・ワン・ドライビング

手紙の形態は3種類。
通常シングルたる

A: No-One Driving
B: Glimmer

拡大たる

A1: No-One Driving
B1: Glimmer
B2: Mr. No

そして本懐たる2枚組シングル4曲入り。
いっさいかっさい入り乱れて
3月29日に英国チャート32位初登場、
以後
32-35-(4/19)59位。
あっちへ届くには充分だな。

ノー・ワン・ドライビング

アルバム時とは別の地獄絵図ヴァージョンにて



No-One Driving (Version)
PV
http://youtu.be/HLUGmh9gNxo


Audio
http://youtu.be/0NOGdML4qVk



まるで貴方が内部で光っていたよう

私には輝きの傍らに在る霧のように感じます

影は消えていき

誰かが私の居場所にとって代わり

ページ上で絵と絵がメッシュ分割している

誰も操作しているものはおらず

誰も操作しているものはおらず

誰も操作しているものはおらず

そこには誰もおらず

遠き過去からの血統背景

その声は燃え盛り、その声は黄金の美しさ

ひこうき雲がゆき去る

共に在る声たち

何物も戻ること無し
我らは消えることが出来ぬのでしょうか?

誰も操作しているものはおらず

誰も操作しているものはおらず

誰も操作しているものはおらず

そこには誰もおらず

!!!!!!

誰も操作しているものはおらず

誰も操作しているものはおらず

誰も操作しているものはおらず

そこには誰もおらず


何者かがシーツの上で液化して蒸発しました

突然、焦げた葉の匂いが

古びた街路は雑草で生い茂ってます

他に行くべき場所

それはまさに新たなるスイッチバックたるもの
我らは消えることが出来ぬのでしょうか?

誰も操作しているものはおらず

誰も操作しているものはおらず

誰も操作しているものはおらず

そこには誰もおらず



抗うこと出来ぬ人類の血統の呪縛への神の見えざる手への寂寥と



美女と液体人間
1958年6月24日公開。



ドイツではどいつが仕組んだかは知らぬがアルバム・ヴァージョンにて公開、



No One Driving(Album V.)

http://youtu.be/iJiLZWXmXwQ


実を言うと私はこっちが既に懐かしい。

その裏手は



グリマー
Glimmer


かすかな光



http://youtu.be/K-DZAN_NncA


あの世界で流れている微音なインストなり。
冠婚葬祭時に使用して欲しいが、すっごく寂しくなるからやめとけね。

そのまま抵抗するな、さらなる隣ワールドへ移行せよ



ディス・シティ
This City




http://youtu.be/KrQjCKFWzCc




ここにある塵のあまねくキスの味

私の決意をくつがえすにはあまりに遅すぎる

私はいまだ個人的世界に恋をしてるのだ

時に私はブラインドを閉じねばならぬ

何故貴方はまだ分解しておらぬのだ?

そして何故その車はいつもそこにおるのだ?

アメリカから手紙を受け取った

誰かが閃光で目をくらませていた

この都市では
この都市では
おお

この都市では
この都市では
おお

私はこのビッグ・アリーナを歩いている

百万の民とすれ違い、幾人かを見失う

誰かが突然の光の如く私に触れる時

私は思う
それは記憶に過ぎぬと
だがそれはいまだにくっきりと

別れの夢は常に有った

私の顔は日々暗くなる

己を見れば手を振っているのだ

私は再び群衆の中に立ち戻る

この都市の中で
この都市の中で
おお

この都市の中で
この都市の中で
おお

この都市の中で
この都市の中で
おお

この都市の中で
この都市の中で
おお

!!!!!



ニートの実情を赤裸々あかはだかに活写したるwww唄だと単純におっさるか?

認める。

これはクリスタルキングとも渡哲也とも違い侘びと寂びたる後楽園なのだ。
ジョン・フォックス式ファンクとジョン・フォックス式チャントと
ジョン・フォックス式詠嘆リフレインによる名作である。

頑固極まるニートくん、街に出る。


最後の裏社会は



Mr. No

http://youtu.be/sthcbPwTkwA


ミスター・ノーといやあかの有名なタイガーマスクの頭部鉄球、安定してなくてふ〜らふらレスラーである。



それを活写してるわきゃねえだろが
この曲は
往復ビンタ・ビートによる全面否定氏の胸中でございます。
もう
帰ってこれません。

(山)2012.11.04

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00000-1.jpg

メタマティック

Metamatic (Dlx)

00000-2.jpg

ろっくす特製でかいジャケットのページ也。

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ろっくす特製ウルトラヴォックス!のページ也。

資料

資料(英版)

English Version
.

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いつも閲覧ありがとうございます。
僭越ながら
ウチのバンド、Lovers Holidayの曲です。
お聞きくだされば幸い、CM込みで見てクリックしてお聞きくださりませればお駄賃になりましてなお嬉しです。
よろしくお願い申しあげます。

http://www.youtube.com/playlist?list=PL3A8FE17D2271FEAA


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..

No-One Driving

Seems like you were lit inside.
I feel like fog beside the shine.
Figure fades away.
Someone takes my place.
Meshing with the pictures on the pages.
Chorus:.
There's no-one driving.
There's no-one driving.
There's no-one driving.
There's no-one.
The family's back from long ago.
The voices burnt, the voices gold.
Vapour trails go by.
Voices on the lines.
Nothing to come back to can't we fade?.
(Chorus).
Someone's gone liquid in the sheets.
A sudden smell of burning leaves.
The old streets overgrown.
Somewhere else to go.
It's just another switchback can't we fade?.
(Chorus).

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This City

All the kisses taste of dust here.
And it's too late to change my mind.
I'm still in love with the private world.
Sometimes I've got to pull the blinds.
Why aren't you dissolving yet?.
And why's that car always there?.
I got a letter from America.
Somebody else lost in the glare.
In this city, this city, oh.
In this city, this city, oh.
I'm walking through this big arena.
I'm passing millions, missing some.
When someone touches me like a sudden light.
I think it's memory but it's still so bright.
There were always dreams of leaving.
My face gets dimmer every day.
When I can see myself I'm waving.
I'm going back into the crowds again.
In this city, this city, oh.
In this city, this city, oh.
In this city, this city, oh.
This city, this city, oh.

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