2007年01月05日
Michael Schenker Anthology 1982/12
Michael Schenker
Anthology
1982/12
2007年シェンケル週報第1号。
今年もやるんだよー。まだまだ始まったばかりだげに。
がはは。
昨年中は一方ならぬお世話になり今年もお世話になり、来年もお世話になり、さ来年も・・・なり。
年明け一発目の特集は弟さんマイケル君で。
日本の誇る独自編集コンピ
英雄伝説
だ。ひでお伝説ではありません。
AUでもありません。
えいゆうです。
前年の弟君追っかけはUFOの日本編集ベスト「ハイ・レベル・カット」よりたどって感謝させていただきました。いよいよUFO終盤「ライツ・アウト」アルバムを迎えるに当たってこちらへシフト。何たって両方入ってるんだもん。UFOとMSG。何と豪華。
どっちがごはんのオカズに合うでショー。俺は絶対にギョーザだと思う。甘い料理は好かん。
はともかく
現在しっかりCD化されてます。例によって予算の関係から我が家にあるのは中古アナログだ。CDでは89年までちあんと入ってる完全版らしい。
ぐ。うらまやしい。しかしジャケは何で変えたのだ。ノモーからクレームが来たのか。
ジャケはこっちの方がいいもん。
って負け惜しみいう。
解説はどうなってるのかな?LPの伊藤政則氏の名解説が転載されてるのかな?どうなんだろう。
年表は?豪華手書きファミリー・ツリーは?まさか縮小版?見えん。
もし無い時の場合に備えて、おいおい(多分次回)スキャンしてデカジャケ・ページにアップします。
文化遺産国宝を埋もれさせてはいかん。
伊藤氏の解説は主に「マイケル失踪癖の真相を探る」で書かれてます。さすがGOD!知りたいとこをちゃんと取材してそこから再構築して書いてくれる、そこが知りたかったんだーってのがプロの音楽ジャーナリストだと思います。ヒョーロンカじゃなく。
もしCDで無い場合を考え、かいつまんで、はい。
文化遺産国宝を埋もれさせてはいかーん。
ただし私の勝手な解釈入りで。すまんです。
そもそもマイケル君の失踪壁が始まったのは、アルバム「現象」後からだそうです。最初は三顧の礼を持って無理やりドイツから誘拐してきたこともあってUFOの宇宙人たちも大事にしたんだな、神を。神様は大事にせにゃ罰が当たる。
ところが「現象」後、何を思ったか歌手兼リーダー(自分で認識)のフィル・モグたん、ツイン・リードにしたいと考えた。
それが嫌だったですマイケル君。嫌なんだけど言葉の問題もありの、ニコニコしちゃうサガもありので上手く伝えられず、切羽詰って逃げちゃった。
逃げられてびっくりしたのがモグたん。辞めます止めます、ツイン・リードって。呼び戻した。
ちなみにこの時、もう一人のギタリストに迎えられたのが、このあと、えんえんとスーパー・サブとして呼ばれることになるポール・チャップマンちゃん。彼も可哀相だよなあ。サブ神。
それで、困った時は逃げりゃあいいと逃げ馬になってしまったんです、マイケル君は。そうすれば言うことを聞いてくれるって。
同情すべき点多々あります。呼んだのはUFO側で、それで成功もしたんだから・・・言葉、性格を鑑みてバンドを進めていくのが上司の役割だよ。
ところがモグたんはじめ皆さん飲んだくれ宇宙人だからなあ。一緒に飲めばうまく行くって思ってた節あるんじゃないか。
次のアルバム「フォース・イット」では満足のマイケル君。鍵盤のチャック・チャーチルさんにも満足。鍵盤さんとは共演したいらしい。
ところがその次の「お猿ノー・ヘヴィ・ペッティング」で入ったダイー・ペイロネル氏のぽんかぺんかホンキー・トンク・ピアノにおかんむりだ。
同情すべき点あり。確かに水&油だったかも。でもそれがうまく行ってたんだけんど。音楽では。うまく行ってもやりにくいって気持ちはどうしょも無かった模様で。バンドとしてはアメリカ進出の為の画策だったらしい。
ここでは何とか失踪回避。がまん。
「新たなる殺意」の録音が始まると、またまた新加入の鍵盤ポール・レイモンドさんがお友だちになってくれて、これで安泰かと思わば、
今度は毎夜の酒盛りでアル中になっちゃって、我慢しっぱなしのストレスも有って、失踪。
その間もプチ失踪は何度かあったらしく、悪いことにバンド側は全然心配しなかったらしい。
ほっといたら、戻って来て「宇宙征服」の録音開始。
しかしこの時にはもうマイケル君は辞めようとマジで決意してた。
気持ち痛いほどわかるよ。仕事は信頼と評価と人間関係につきるもん。銭じゃねえ。
我慢に我慢を重ねた上で失ったやる気ほど取り戻せないのはありません。
間に立って、コミュニーケーション取り持つ人がいたらねえ。
いなくなってからでは遅いつうの。
なもんで、この時点で遅かりし話し合いをしようとしてもそりゃま、「お前が悪い」「お前が悪い」のケンカになるは必定。
しかも必ず酒入りだし。
2枚組のライブで決定的に脱退することになります。
その盤の名状しがたき素晴らしさを思えば、悔しくもあり。が、やりつくした。とも思える次第です。
だいたい才の秀でた人には、まあ、誰でもそうだけど、一方では欠点だってある。
あのディープインパクトだって、気性悪く若い頃はゲート出なかったよ。ヒズメも薄かったよ。なんもかんもパーフェクトなんて有り得ません。
その間、凄く心配してたのは、その昔、気持ちよく海外に送り出した、兄ルドルフ親分だったと思います。
次回は、その最後の輝きの曲を堪能したいと。
そして次はMSG。そこでもまー大変。
既に何回も書いてるかもしれんが(^_^;)。何回もあらためみちよ。ご容赦。
(山)2007.1.5
ろっくすMSGのページ
でかいジャケットのページ
入手先参考、完全版日本盤(アマゾン)
試聴はこちらで、UFOのUSベスト盤(アマゾン)
試聴はこちらで、MSGのこれは??(US盤)
麗しの失踪マン動画集
UFO-Michael Schenker Mother Mary Solo Live
http://www.youtube.com/watch?v=6Pu9t7IIZQE
UFO-Michael Schenker Rock Bottom Solo 1st Half Live
http://www.youtube.com/watch?v=d7mzUtqIX48
UFO-Michael Schenker Rock Bottom Solo 2nd Half Live
http://www.youtube.com/watch?v=_CTvHPDXv2A
UFO-Michael Schenker Rock Bottom Solo 3rd Half Live
http://www.youtube.com/watch?v=dFbeyYskCvk
UFO-Michael Schenker Rock Bottom Solo 4th Half Live
http://www.youtube.com/watch?v=JX5NdE4r4A0
The English translation page : here.
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