2007年01月18日
Live at the Isle of Wight / Taste 1970
Live at the Isle of Wight
Taste
1970
「ねえ、ワイト島のロック祭いかんか?」
「えっ、ワイと?」
「そう、あんたと」
−−−−−−−−
ぶーーーーん(ドライブ)
−−−−−−−−−
「ついたでー。わ、凄い人やなあ。あ、あかん。トイレ行きたくなってきた。」
「我慢せえ。」
「え、漏れそう。あ、なんか踏んだ。わ、xxこ。かなわんなあ。」
「あ、あそこに若き日のミスター・オクレがっ。」
「わはは、ほんまや。あ、あそこにもツルベはんが」
「あれはちゃうねんよー。」
「そっかなあ。絶対ツルベはんや。お、演奏始まった。」
「誰やこれ?」「ええっと。出走表プログラムを見るとーー、これはテイストってバンドです。」
「え、もしかしてロリーはんの?」
「そうです。9歳の頃からギター弾き始めたロリー・ギャラグハーさん(当時)は、すぐにバンドを結成、って小学生やんか、人が高校生の頃、フォンタナ・ショウ・バンドってプロのバンドに入って、それが解散しますと1966年にテイストを組んで、1968年にはロンドンに行きまして20歳の頃だったそうすが、メンバーを一新して69年にアルバム出しまして、2枚アルバム出しまして、2枚目は英国チャートのTOP20に入りまして、でもケンカして70年に解散しました。ちなみにあのストラトキャスターは15歳の時に清水の舞台から飛び降りた景品で入手したそうです。バディ・ホリーが弾いてたものだそうです。」
「解散したって、今やってるやないか?」
「あ、解散したのはこのあと。」
「わけわからんことゆうなあ。しっかしかっこええ。ワッツ・ゴイン・ノーオオン。」
「おおおお、アンプヘッドがオレンジだーーーー。あれ大学のクラブの部室にあったんだよー。誰かがどっかで盗んで来たらしいんだけど。」
「凄いクラブやね。」
「おおおおお、カールコードだーーー。ぶらぶらしてるぞ。あれってくるくるしてるの意味有るんだよな。ノイズ防止かな。」
「知らんわ。」
「おおおおおお、日本盤の帯でベーシストさんの姿がまるっきし隠れてるーーー。」
「今演ってんのに、何で持ってるんや。ええいそんな帯取っちゃいなさい。」
「おうおおおおう、ベーシストさんがピックアップ・カバーしたままピックで弾いてるぞーーー。」
「何でも感動するやっちゃなあ。」
「だって、今そんなん付けてる人おらへんもん。」
ロリー”サンキュベリマチ、インディドヤラムニャキャナキャナスガママ”
「わ、いつのまにか次の曲に・・。シュガーママって曲なん。うーん、わからん。何て歌ってるの?」
「聞き取り不能です。」
「そんじゃこのキャットフィッシュって曲は?ナマズっていったい。ロックの曲でナマズっていったい。どんなこと歌ってるの?」
「聞き取り不能です。」
「全諦めかよー。」
「感じてください、己の体で。」
「フィール・ソー・グッドてか。おおおお、よく見るとロリーはんの体からギターが生えてるやないかー。」
「そうです、9歳の頃から肌身離さず弾いてましたので己の肉体となりました。」
「てことはギターの音も歌声も両方ともギャラガーさんの声なんか?」
「ぴんぽーん」
「オチは?」
「ありません。味わえ。テイスト。」
(山)2007.1.18
ろっくすロリー兄のページ
http://rocks.web.infoseek.co.jp/guiter/rory/menu.html
でかいジャケットのページ
http://rocks.studio-web.net/guiter/rory/wight.html
入手先参考、UK盤,試聴可能です,アマゾン
あじわえ動画
Rory Gallagher-Gambling Blues
http://www.youtube.com/watch?v=LJtmme6Raag
Taste - Isle's Of White - Sinner Boy
http://www.youtube.com/watch?v=XBagcBSavIM
Rory Gallagher/Taste-Sugar Mama-Belgium 1969
http://www.youtube.com/watch?v=slp8J_cY75c
Rory Gallagher - If the day was any longer
http://www.youtube.com/watch?v=YX7ow7gN7cI
Rory Gallagher - Taste - It's Happened Before...
http://www.youtube.com/watch?v=PNR5rDdDw00
The English translation page : here.
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