2007年02月20日
Future Blues / Canned Heat 1970
Future Blues
Canned Heat
1970
ブギー
肉体各部の細胞を活性化させサラサラ血液にさせてドロドロにさせちゃうのがブギー。
そのブギー界でブギー神と呼ばれてる方々が、この
キャンド・ヒート
熱波を缶詰!
通算8枚目1970年作がこの
フューチャー・ブルース
未来ぶるーす
ジャケをご覧下さい。
人類月に立つ。
あれ、この写真?もしかして硫黄島のあの有名な・・。おいおい。
で、裏を返すと・・・くつろいでるぞ。一仕事終えて。
月じゃないのかー。
で、中を開くと大自然の中のキャンさんたち。
いやもうでっかい木だなあ。アメリカだなあ。
こんな感じのブギテンコ盛り。森。それがこのフューチャア・ブルース。
寝ても醒めてもブルース大好きなロスのホワイト兄貴二人、ボブ・ザ熊・ハイト氏とアラン・虚弱声・ウイルソン氏が66年に結成したのがキャンド・ヒーート。通算8枚目のアルバムがこのフューーーチャアアブルース。今回からギタリストにハーヴィ・マンデル氏が加入です。
ブギイ地獄天国です。師匠はジョン・リーーーー・フッカーーー師匠。
このお顔を目指しました。
すべてはブギイなビートのために。速くギタア弾くとか俺が目立ついや俺だ俺だ俺だとか一切関係無し。全員一致で目が行っちゃって目指すはブギイ道なのだ。
ブギー。
その為には恐るべき特訓精進有り。朝飯はブギ飯にブギ玉子焼きにブギ醤油にブギ海苔。昼はブギ麺と半ブギハン。夜はブギカツ。
これを365日35年間続けた。
その果てがこのブギイ。
「それそれそこの人、手相を見てしんぜましょう。」
「ブギー」
「ずいぶんご立派な手で。お、このブギ線が手の平から甲までつながってるぞ。ややや、一周して輪になってる。なんとゆう相だこりゃ。」
「ブギイ」と易者も驚く。
1曲目は
シュガー・ビー
どう聴いても「釈迦B」としか聞こえん。そうなると釈迦Aとゆう方もおらねばならなくてそれは罰当たりなので「釈迦美」なのでしょう。
黄色い匂いのするハーモニカが鳴るぜよ。吹いてるのは熊だよ。デブの。デブギー。ああ、吹きたくなって来たブルース・ハープ。
ぶわああああああ。
続いて
シェイク・イットそしてブレーク・イット
へにゃな歌声ギタリスト、アランさんの作&歌。この虚弱な歌にはまります。大好きです。目はおどおどしてるし。
唸りまくるハーヴィ氏のギター入り。
で
ザッツ・オールライト・ママ
どう聴いてもキングのあの曲では無いす。地獄のずぶずぶブルース。にゃにゃにゃにゃにゃって合いの手ギター。
マイ・タイム・エイント・ロング
いえー、再びアランさん登場。だらしなーいところがミソです。椅子に座ろうとしたらキュウリが置いてあってそれに気付かず座っちゃってxxの穴にずぼ、「はふ」って力抜けちゃうような感じです。
それがいいのかー!
後半怒涛のギター攻め。
続いてスカットする曲、スカット。
ラッパ・アレンジとピアノでドクター・ジョン先生参加。のりのりー。黄色いハープぶわあ。ビッグ・バンド・ブギイ4ビート。
A麺ラストは
レッツ・ワーク・トゥゲザー
そうです。ブライアン・フェリー氏のレッツ・スティック・トゥゲザーの範となりましたヴァージョン。作はウイルバート・ハリソン氏。
完璧なシングルとなって大ヒットしたぞ。英米共に。
訳解釈は別な機会にしちゃおかなあ。勿体無いから。
B麺は・・・・
3曲。
これはもう凄いことになってるのじゃ。好きと精進が高じて達したこの地獄ブギイ地点。あのクロスロードの向こう方に位置してます。
有無を言わさず山羊の頭のスープに一直線。
ですから
ハービー・マンデル氏は誘われました。テイラーさんの後釜に。ストーンズに。この場所はあの悪魔どもがやってたパーティと同じ場所で開催さておった。
もし加入してたら歴史は変わっていたでありましょう。
考えるに空恐ろしくておもしれー。
(山)2007.2.20
でかいジャケットのページ
入手先参考、VIVID盤,アマゾン
入手先参考、US盤、試聴可能です、アマゾン
ほっかほか缶動画
Canned Heat - Let's Work Together
http://www.youtube.com/watch?v=DTjSGoORhQs
Let's Stick Together/Bryan Ferry and Jerry Hall
http://www.youtube.com/watch?v=bZTsW8WKy5c
Holland Pop Festival 1970
http://www.youtube.com/watch?v=GagvB6q08Us
The English translation page : here.
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